友人がいるかな?と早めに来たものの誰もいなかったので、15:30からの指導者レッスンを受ける人を見学しようと思ったらキャンセルになってるし…
週末には苑内大会がある関係で、会員さんレッスンがビッチリのため前にずらすこともできず

仕方ないので車の中で仮眠
生理が来たこともありちょっとダルイ

でも今来てくれたことで、試験当日にピークが当たることはないので助かった

インドア内は苑内大会の障害が設置されているため、レッスンはインドア横の馬場でS先生
広い馬場の中を緑色のコーンで仕切られてました
そのコーンがポイントの位置になってるのですが、アルファベットの記載なし…
これで経路を回るのか
と思ったけど、アルファベットではなく図形で覚えてるから大丈夫かw

なんかいやーな雰囲気のヒロツグ
念のため鞭持ちましょうかと渡されるけど…
まずは馬場を大きく回ったあとに輪乗りで
すると走ってきた重機にめちゃめちゃビビりぶっ飛ぶヒロツグ
そのあとはインドア内の蹄跡をならすために道具を持ったスタッフさんたちがゾロゾロ歩くのを見てぶっ飛び

鞭は返却しました
その後も前進気勢ありまくり

落ち着くまで輪乗りで会話メインで速歩と駈歩して、落ち着いた?ところで経路を
しかし奥の方へ行くとイヤーな雰囲気
オナラをプップッとやたらする
これ、ヤバい兆候や…
そーっと当たり障りなく乗って経路を回る
S先生にどこで乗ってるんですか?と聞かれたので諸々説明
馬場を習ったことは?と言われたので、ちゃんと学んだことないと言ったら『やっぱり』と…
所々前傾してお尻を浮かして反撞を逃がしてる
しっかり身体を起こして馬場を演じきらないと
プロになるんだから、ちゃんとやっているというのを見せないと、お客さんはちゃんと見てますからね
身体を起こせとかいいながら、あいつ出来てないじゃんとか言われますよ
背中が痛い馬だから負担をかけないようにというのもあるかもしれませんが、これは試験です
馬への優しさを見るものではない
いかに馬を綺麗に運動して魅せるかです
ゆっくりのペースなら誰でも座れます
前進気勢があるのなら、それを利用するライダーもいます
もちろん上手くいかない場合もありますが、強気で行かないと
テンションが高いとライダーがフワッと乗ってくれるから楽になるということを知ってて、それをわざとやるあざとい馬もいます
ナンデストー

ぶっちゃけ、このままじゃ落ちるんじゃないか?と思いながら経路を回ってて、お金もったいないけどもうレッスンはいいよーと思ってました
私の試験に対する覚悟が甘かった…
本番でもこんなテンションになる可能性だってあるわけで…
馬がヤバイから止めます!は通用しない
いつからこんなに守りに入るようになったのか…
ヨッシーが来たばかりの頃はイケイケだったのになぁ
やはり去年の落馬が大きかったか…

せっかくなのでもう一度経路回りますか?体力は大丈夫ですか?
やりたくねーと心のどこかで思っていましたが、再度チャレンジ
陽が落ちてきたのでライトアップされた中で回ります
馬場の奥に行くと変わらず怪しい雰囲気
でも負けずにしっかり座って身体を起こす
Xで敬礼のあとは手綱を伸ばして軽いコンタクトを保ちながら常歩なのですが、明らかにさっきとは馬が違う
しっかりハミをとっていき、トモがグイグイ入ってくる
ちゃんとこちらに意識を向けてくれている(さっきは全くこちらを見ておらず、休憩ですか~?とキョロキョロよそ見…)
馬場の奥がA地点で速歩なのだけど、AからCに向かう方向って厩舎なのですよ
薄暗い中で他に馬がいない状態の馬場
帰巣本能ビンビンですよ

軽く持っていかれぎみな速歩
その後の駈歩も怪しすぎるけど、なんとか耐える
問題はやはり奥
Aから駈歩はぶっ飛びそうになるのを抑えるのに必死でちょっと輪乗りが小さくなる
厩舎へ向かって斜めに手前変換
ヤバいよね~

なんとか無事に経路を回り終えると、S先生に笑顔が

うん、いいでしょう
駈歩発進では後肢が揃ってましたね~
(馬が跳ぶときは後肢は同時に動く)
審査員はそういうところもちゃんと見えてるので、どう対処するのかとか見ていますよ
でも、一点だけ
ほとんどの人がそうなのですが、常歩のあとの速歩を綺麗に発進しようとしてか、速歩を出してから対処しようとする
常歩の時間長いんだから、そこでしっかりいいイメージをもってちゃんと準備しないと!
言われてみれば確かに…
そうだよ、イメージ大事だよ

前日のパターゴルフでまさにその経験をしたじゃんか

最後にそこだけ練習して最後のレッスンは終わりました
かなりヤバいテンションでどうなることかと思いましたが(人によっては確実に落ちてるレベル)、色々と忘れていたものを思い出させてくれました
当日の馬のコンディションがどんな風になるのかは当日しか分からないけど、どんな状態であれベストに持っていけるよう何とかするのがプロですよね
プロになるという自覚、もっとしっかり持たないとダメですね

軽い気持ちで挑んではいけないというのに気付かされました

S先生は基本営業スマイルでニコニコされていますが、めっちゃ怖いです
でもその厳しさのお陰で目を覚まさせてもらいました
特定の指導者がいない状態で、よくここまで来れましたねと褒めていただきました
私の今のレベルでは馬場ラーらしく乗るにはどうしても馬の能力に左右されてしまうところはありますが、努力を買っていただき嬉しかったです

私は出来るハズなんだ
もっと自信をもって

イメトレイメトレ

講習会を含めてたくさんトニアで乗らせていただきましたが、これまで私が単発で学んできたことを少しまとめることが出来たように思います
それでもまだまだ疑問に思う部分はあるけど、それはこれからの課題ですかね

ブーツも磨いてピカピカ

さあ、試験で全力を出しきるぞー
自分に負けるな

敵は己の中にある
