「田毎(たごと)の月」をご存知でしょうか?
平たく言うと「棚田の水田ごとに写る名月」のことです。

百聞は一見に如かず、この絵をご覧下さい。
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江戸時代の絵師、安藤広重が描いた田毎の月です。

山の裾野に何枚も広がる棚田の水面。
その1枚1枚に月が写って見えるという幻想的な光景を描いたもので
この絵は非常に有名です。

ですが物理的にはこのようには見えないと言われています。

この絵、私も知ってはいたのですが具体的にどこの棚田かなんて
考えた事もありませんでした。
よくあるその辺の棚田の風景だと思っていたのです。。。

一昨日、出張で長野県に行ってきました。
名産のナガノパープルというぶどうの取材ロケで車で千曲市へ。

とあるパーキングで下車したらそこはなんと「姨捨サービスエリア」
昔話で有名なあの姨捨山(おばすてやま)です。
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このとき、この看板を見ても「へぇ~名月の里なんや」くらいにしか思っていませんでした。
眼下には千曲川が流れる展望スポット。
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我々はこの麓にあるぶどう畑に取材に行くのでした。
高速道路を出て山を下っていくと、ふとある看板が目に飛び込んできました。

[田毎の月 400m]

一瞬の事だったのであれ?っと思ったので同乗していた地元の方に
「ひょっとしてこの辺って、田毎の月のとこなんですか?」とたずねたら
「そうだよ~」という返答。

車内で思わず
「え~~~~~田毎の月ってここの事やったんですか!!!!!」
と叫んでしまいました。

期せずしてやって来てしまった、ここはなんと「田毎の月」の現地!

とにもかくにも山を下りてぶどうの取材。
(これについては別ブログ「カピBAR」でリポートしています)

下から見上げた姨捨の風景。
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裾野が棚田になって広がっています。

取材を終え高速道路に乗るために再び「田毎の月」の棚田へ。
周辺は姨捨駅にも近く散策スポットとなっています。
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我々は次の取材もあるのでゆっくりしてる暇はありませんが
少しだけ立ち寄らせていただきました。

今は稲刈りシーズンですから水田に水はほとんどありません。
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田毎の月が見られるのはまだ苗が大きくなる前の春の時期です。
広重の名画は春の月を描いたものだったんですね。
今更ながらに納得。

あ、「今更」の「更」の字を見て思い出したのですが
このあたりはあの「更科そば」で有名なとこでもあります。

田毎の月を愛でるため、ここには松尾芭蕉を始めとした文人も数多く訪れています。
あちらこちらに歌碑や句碑が見られます。
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地元の方いわく、田毎の月はホントに見れるそうです。
広重の絵のように見れるかどうか、いつかここにまた来て確かめたいと思いました。
季節はもちろん、田植え前の春ですね!

さて、帰りも姨捨サービスエリアに立ち寄ってこんなん買いました。
姨捨銘菓「田毎の月見 熊笹ごまだれ餅」
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ヨメハン、一目見ていつものセリフ

「またネタや」

はい、そのとーり!
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でも
「うまいわー、また買って来ぃ~」
とのこと
美味しかったですよ~(^-^)/