cocoti店サイクル部門 ~第1話 フレームの下処理~ | カペルミュール渋谷ココチ店スタッフのブログ

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入荷情報やイベント情報、スタッフの小ネタなど?
やんわり更新予定!

cocoti店サイクル部門についてのご紹介を、

完全不定期でブログにしていこうと思います!

 

メカニック殿村の自転車組立技術や自転車知識をcocotiスタッフだけでなく、

自転車に興味がある方や、自らの手で組立てみたいと考えている方に

ご紹介できたら面白いのではないかと思い、始めました!

 

記念すべき第1回はフレームにコンポーネントやパーツをつける前の、

”下処理”について。

 

クロモリなどの金属フレームは

1.フレーム屋さんで溶接

2.完成後、ネジきり(タップ)などの下処理

3.塗装屋さんで塗装

4.cocoti入荷!

といった流れです。(他にもいろいろありますが割愛させていただきます)

 

ネジ山を切ったあとに、塗装をしているので

ディレイラーやブレーキ、ハンドルなどの

パーツをつけれるように自転車屋さんで調整をします。

その作業がコチラ↓

 

BB

ネジ切り(タップ)

 

面を垂直に整える(リーマ)

 

BBカップ取り付け。早回し工具。

 

BBカップの締め付けには大きなトルクが必要です。

ならばと、殿村自作の信じられないほど長い工具(笑)

これなら女性でも必要トルクをかけることが出来ます。

 

ヘッド周り

BBと同じようにタップ&リーマを行い、

 

ヘッドパーツを圧入!

 

フロントフォークにはヘッドパーツの玉押しを圧入!

 

 

シートチューブ内

シートポストが入るように内径を整えていきます。

 

 

その

各所のネジ切りをしていきます。

ボトルケージ台座のネジ切り

 

RD台座のネジ切り

 

アウター受け台座のネジ切り

 

フレームの”下処理”完了!!

 

”下処理”に使用した工具はこちら

ここまで組み立てるのにこれだけの数の工具を使うとは驚きです。

しかも圧入工具や切削工具は、自転車を買うことができるほど高価な工具。

 

プロフェッショナルの工具には命が宿っているように感じます。

 

今後は、

メカニック殿村の自作工具をご紹介したり、

組立作業の工程をご紹介したり、

お得な商品情報などをご紹介していこうと思います!

お楽しみに!!

 

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