そもそも私は、Xやインスタを好まず、他人の呟きや私生活などには全く興味がなかった。推しの情報をゲットするためだけに使用
LINEについては、どうでも良い写真の送付や、大して意味のない会話のラリーをされても困るという理由から、家族以外とはLINEを交換しないほどの徹底ぶりだった。
携帯の番号は教える。必要ではあれば電話してというスタンス
仕事、育児、家事、炊事、親の介護、自分の実生活で手一杯だったし、趣味は、運動(ランニング、格闘技)、読書、映画鑑賞なので、オフラインでの行動をとても重視していた。
奴(旦那)の不貞が発覚し、書き始めたこのブログ。
不貞行為は私にとって青天の霹靂で、想像以上のダメージを与えた。
これまでギリギリ、グレーな感じではあったが
そんな時に、アメブロで、離婚協議中の方達の体験談を拝読し、自分もここに思いを綴ろうと思った。どこかに吐き出さないと押し潰されそうだったから。
あれから2か月半。
今思えば、このブログが「エクスプレッシブ・ライティング」になっていた事に気づく。「ジャーナリング」とも言う
人事という仕事柄、社員のメンタルヘルス対策や、休職・復職者対応、人事面談をする中で、様々な教育研修を受けてきた。
その中で「エクスプレッシブ・ライティング」という認知行動療法が、何度か登場していた事を思い出した。
簡単に説明すると、毎日20分程度、自分の感情や思いを書き出す。
これにより、問題を可視化、客観的に物事を捉えられるようになる事で、問題の解決に繋がったり、ストレスを緩和するのだ。
うつ症状の改善効果もあるそうだ。
ポイントは、「本音を包み隠さずに書く」事だ。第三者の目を気にせず、素直な心の内を記す。
私自身、眠れない夜に超絶ネガティブな吐き出しをする事があるが、いつもその時の感情をそのまま書き出すようにしている。
このブログは、いつしか自分自身のメンタルを保つための重要なツールになっていた。
あんなにオンラインでの交流を苦手としていたが、今やコメントをいただく事がとても嬉しく励みになっている。
モ〇さんとの推しの話は、テンション上がりました
サレ妻さん・サレ夫さんの中には、「こんな話ばかりで・・・」と記載されている方がたまにいる。
でも、それで良いのだ。
自分の苦しい思いを、正直に吐き出す事で自分を守っているのだから。
そしていつか。
苦しみではなく、日常のほんの小さな幸せを書ける日々が訪れる事を、心から願う。
今苦しみの中にいる、皆さんと共に。