去年の暮れだか、正月だか。
娘がこんな質問を投げかけてきた。
「ライフイベントにおけるストレスが最も高いのってなんだと思う?」
「え、子供の死」
「5位です」
「え?子供の死より悲しい事なんてないでしょ。
それ何の指標?もう間違ってんじゃん。」
子供の死が5位?それ以上の事なんてあるのか?
「他には??」
「うーん。じゃあ「親の死」」
「それもね、5位になってる」
「は?おかしいでしょ。えー、じゃあ子供の病気」
「それはね・・・11位になるのかな」
「まじありえねぇー。じゃあ、自分の病気?」
「それ6位」
「・・・なんかよく分かんないけど、発想変えてみる」
「失業。借金。事件に巻き込まれる。逆に犯罪を犯して捕まる」
「それも入ってるけどさ・・。1位じゃない」
「あ、分かった結婚だ、結婚」
「それは7位」
その後、何度かやり取りするが
一向に1位を当てられない。
「これおかしいじゃん。子供、親の死とか。病気とか。
1番辛いじゃん。
なんだよー。わかんねーよー」
とうとう私はギブアップした。
「正解は・・・「配偶者の死」でした!!」
「・・・。え、どうでもいい。そんなわけない。
一瞬悲しむかもしれないけど、すぐ立ち直れる自信ある。
間違ってるよ、この指標。誰が作ったの?個人的発想??」
この質問を、娘は旦那にもしていた。
・・・
結局、奴も1位を当てることはなかった。
私がその時思ったのは
奴は「私が死んでも、すぐ立ち直り、自由にやりたい事をやる」
という事だった。
悲しみにくれる姿など想像もつかない。
今回、事件が発生した。(奴の不貞行為を指す)
普段泣かない奴が涙を流し、何度も頭を床にこすりつけ土下座している。
しかし、これはパフォーマンスに過ぎない。
一旦消したと思われる写真動画の保存用アプリも
アカウントは削除していないだろう。
だって、勿体ないから。
そんな人間だ。
信じれば、また裏切られる。
私が死んでも、すぐに立ち直れるのだから
離婚など屁でもないだろう。
ところで。
この指標は、全部の点数を足して評価するらしい。
私がこの中で、現在の状況に当てはまるのは
2位 離婚 73点
3位 夫婦別居生活 65点
5位 親族の死 63点
6位 個人の怪我や病気 53点
8位 解雇・失業 47点(実際には追い出されたようなもの)
10位 退職 45点
11位 家族の健康上の大きな変化 44点
15位 仕事の再調整 39点
16位 経済上の大きな変化 38点
18位 転職 36点
19位 配偶者との口論の大きな変化 35点
20位 1万ドル以上の抵当(借金) 31点
22位 仕事上の責任の変化 29点
28位 生活条件の変化 25点
29位 個人的習慣の修正 24点
30位 上司とのトラブル 23点
31位 労働条件の変化 20点
38位 睡眠習慣の変化 16点
39位 団欒する家族の変化 15点
40位 食習慣の変化 15点
41位 休暇 13点
・・・。内容が重複している箇所もあるが
これを全て合計すると
749点!!!
どれだけ、高ストレスなんじゃ・・・。
頑張れ、私。