車関係の税金についてはTELで確認した。

離婚前でも後でも、特にかかる金額は変わらないとのこと

(税金含め)明日、変更にいく予定だ。

 

結局、協議書は現時点で届いていない。

明日に持ち越しか。

 

協議書サインの前に

もう一度、条件について簡単に伝えておこうと思った。

スムーズに事を進めるためにも

もう1度話し合いが必要だ。

 

昼休憩の時間になったので、声をかける。

「ちょっと、話がある」

 

これまで2回喫茶店で話したが、明らかに周囲の人が

聞き耳を立てている様子だった。

 

それはそうだ。

私だって、こんな話が聞こえてきたら

盗み聞きしてしまうだろう。

当事者は悲痛な思いでも、赤の他人には

「人の不幸は密の味」なのだから。

(サレ妻・サレ夫ブロガーさんには、この思いに共感していただけてると思うが)

 

子供達も不在のため、心置きなく話す事ができる。

 

私は、条件の確認の前に

幾つか質問事項を投げかけた。

 

「今回の不貞について、全容を話してくれない?

これまで謝罪の言葉しか聞いてないけど

どういう気持ちでこんな事をしたのか?いつから、何人と、何回位とか。」

 

自分の傷をエグるような質問をしてみる。

どんな言い訳がでるのか。

 

「全容・・・。ってどういうこと?」

 

「私は全部知っているから。いつからとか誤魔化しても無駄。

もし『嘘』をついたら、話はここで終わりにする」

 

「えっと。よく覚えてない」

 

「覚えてないわけないから。いつ?分かってるから嘘つかないで」

 

「多分・・・2月とか」

 

「・・・」

 

「いや、1月か2月・・・」

 

「何人?もう知ってるけど。自分の口から言って」

 

「わかんない・・・5人とか」

 

じっと見つめる(というかガンを飛ばす)

 

「・・・5,6人かな?」

 

「全員名前を言って。」

 

「え?わかんない。全部消しちゃったから」

 

「私は全部覚えている。私が覚えているのに覚えてないわけ?」

 

「・・・わかんないよ」

「この中で、複数回ヤッたのは何人?」

 

「・・・多分、3、4人」

 

「じゃあ合計で何回?」

 

「え・・・10回とか」

 

「いくら使った?」

 

「・・・わかんないけど20~30万とか・・・」

 

私は既に色々調査済みだった。

paypayの支払履歴から、泊まったホテルや日にちも把握していたし

SNS等のやり取りや、動画・写真などから

対象者別にデータを作成。いつ行為に及んだのかもファイルに纏めていた。

(この作業は、精神的にとても辛かった)

 

奴が嘘をつこうが、どうでも良かった。

それについて、間違ってるとの指摘もあえてしなかった。

 

とにかく、追い詰めたい。

苦痛を与えたかった。

 

「理由は?なぜこんな事をしたの?」

 

「・・・出会い系サイトっていうの?あれに登録して。

遊び半分でさ。仕事で色々あったし」

 

「遊び半分・・・の割に随分と新規開拓に勤しんでいたようだけどね。

そのサイト名を全部言って。もう分かってるけど」

 

「えっと・・・〇〇何とかって奴と、〇〇?っていうのと」

 

はっきりと覚えていない風に言っているが

滅茶苦茶ヘビーユーザーだったぞ。

 

「こっち戻ってきてからも、色々やってたよね。」

 

「・・・え。メールとかは少し。でもそれだけ」

 

私はSNSでのやり取りを見ている。

今月末にも会う約束をこぎつけていた。

 

しかも、発覚時の物的(?)証拠もある。

 

 

「私が言わなきゃ、このまま続けていたでしょう?」

 

・・・・黙って首をふる。

 

『嘘』を言うなと言ったので、言葉でなく

あえてのジェスチャーか。

 

もう一度聞く

「なんでこんな事を?」

 

「欲求不満だったから」

 

まあ、そうだね。

その通りだね。

 

私たちは婚姻という名の契約を締結している。

本来、不貞行為は許されないはずだ。

 

欲求不満が理由で、このような行為に及んだとすれば

人間ではなく、動物と一緒だ。

 

不毛なやり取りを自ら仕掛けたが

馬鹿らしくなってきたので、次のステップへ。

 

つづく