こんにちは!

シワたるみを改善予防できる
美顔筋トレ 櫻井亜希子です。

 

今回は、プライベート記事です。顔の事は触れていませんので、ご興味をお持ちの方だけどうぞ!

 

 

子育ては、個育て

まさに!と私がブンブン頷いたこの言葉は、活動初期からずっとご縁をいただいている生徒さんとのレッスン後の会話でのものです。

すでにお孫さんもおられ、子育ての大先輩。

 

子育ては、個育て

この言葉は、今だからこそ分かるけれど、小学校入学当時からハミ出しがちの次男が、学校に行かなくなったばかりの頃は「どうして皆と同じように出来ないの?学校に行くだけじゃん!」とイライラして、夜も眠れないくらいに悩んでいたものです。

 

あの頃の自分を振り返ると、なんでもスムーズにスマートにこなす長男が「子ども」の基準になってしまっていたと思います。
長男と次男は、全く個性も違うし、そもそも別人格なのに。

 

大人が何も言わなくても、
勝手に計画的に宿題や勉強をする。
学校の準備は、前日にきっちりやる。
↑長男は、こんなタイプでした。

これが「当たり前」だと思ってしまっていたのです(;'∀')

私の小学校の頃を振り返っても、全然出来ていなかったにもかかわらず苦笑

 

次男といえば。。。

例えば、夏休みの宿題は「もう終わった」と言うものの、こっそり確認すると、宿題も日記も見事に白紙。

そして、毎日、忘れ物のオンパレード。
絶対に勉強しない笑

小学校2年生から「宿題はしない」と決めたそうです。

 

頭では、それぞれに個性があると分かってはいても、
どうにか宿題くらいやる子にならないものだろうか。。。
学校で寝ててもいいから登校して欲しい。。。

というワケ分からない身勝手な希望を持っている母でした。

 

どうしてイライラしたり、モヤモヤ悩んでいたのか?を紐解きますと。。。
「こうなって欲しい」という私自身の身勝手な理想・希望から、息子たちが大きく外れずに生きてくれた方が安心だからなのですよね(;^ω^)

ヒトは、自分が経験していないことは、不安だし怖いですからね。

当時の私にとってみれば、学校に行かない、宿題をしないなんて、信じられない事でした。

でも、ある日、気付いたのです。
それは、次男が「全日制高校に行く」と言いつつも、全然勉強せず、さすがに私も焦ってきた頃です。
中学3年生時は、殆ど登校していなかったので、受験できる全日制高校は、後にも先にも1校のみ。

せめて定期試験の評定点は、上げておきたいところ。

長男は、計画的にコツコツ勉強をするタイプだけれど、次男は違う。
次男は、追い上げタイプなのかしら?
つまり、帳尻は合わせられるタイプなのでは?と思いつきました。

 

そこで、「あなたはやる子だ。ママは、分かってる。帳尻を合わせられるタイプだ。定期試験日や受験日に間に合わせればいいから。あなたのやり方でやればいい」と伝えました。
実際、毎日学校に行っている友達よりもなぜか成績は良かったのです。

高校生になってからも勉強については、口を出しませんでした。

最初の個人面談で先生に「このままいけば指定校推薦で大学に行けますよ」とそうそうたる有名大学の一覧をみせていただき驚愕しました。
 

「や、でも、大学進学があの子に向いているのか分かりませんし、何より本人が希望しているのかまだ分からないので。。。あまり大学タイプじゃないかな。。。」とお伝えしましたが。

 

担任によると「とりあえず成績良い奴は、大学行っといたほうがいいですよ!」とのことで(そんなものだろうか。。。本人次第だな)と帰ってきましたが。

でも、ココまでは、単に勉強の話。

 

そもそも「登校」が、次男にとっては大きな関門なのです。
実は、入学後3日で「マジでこの学校、合わねぇわ!辞めたい!」が始まりました。

「そっか、辞めていいよ。
いつでも辞めていいからもう少し様子を見てみてもいいんじゃない?
スグ辞めるならもう先生に伝えるけど」
とだけ伝えました。
次男は、辞めたいけれど辞めるのも抵抗があったのだと思います。

 

私は、正直なところ(自分で全日制に行くと言って、決まった高校なのに、何言ってんだ!やり切ってよ。。。)と思いましたけどね苦笑
 

次男は「辞める」と自分で決断できないまま、

学校までの車中の30分間、毎朝、私を怒鳴り続けてくれました。
(幼い頃から自律神経の関係で、とにかく朝が弱くて送っていました)

「なんでこんな学校に通わなきゃなんだよ。
行きたい高校じゃねぇんだよ。
なんでこの学校勧めたんだよ?
良い学校だっていってたの嘘じゃん!
学食も不味いし!すべてが最悪なんだよ」

 

もうね、私はカーッと頭に血が上りました。

「中学の出席日数が足りなさ過ぎて、受験できる高校はここだけだったんじゃん。

だから、高校を選びたいなら、学校に行っといた方がいいよってパパもママも何回も言ったでしょ!

自業自得なんだから、人のせいにするな!
今の高校に拾ってもらっただけ感謝しなさい!」

 

私も負けじと言い返して、車中は怒鳴り合い(笑)

 

(こんな毎日は続けられない。。)と思っていたところ、次男は私に甘えているだけなんだなと気付きました。
夫や長男がいるところでは絶対に怒鳴らず、私と二人の時にしか怒鳴らなかったから。

 

自分の行動が今に繋がっていることは、次男自身が一番分かっているはず。
分かってはいても、感情を出さないとやっていられない状態なんだろうなと。

何も言い返さずに、好きなだけ怒鳴らせておこうと肚を決めました。

 

もちろん、高校はいつ辞めてもいいし、何を選択してもサポートするということは伝え続けました。

 

とはいえ、毎朝30分間罵倒し続けられることは、かなりストレス!(;'∀')

ずっと頭の中では、
(これは、次男の問題。次男の課題。私には関係ない。次男が自分で解決してゆく問題だ。私は見守って必要なサポートをするだけ、コントロールしようとしない)
とブツブツと復唱し続けました笑

 

次男の罵倒は、入学3日後から夏休みに入る前日までの3カ月半ほど続きました。
終業式の日、学校に到着するまで怒鳴り続けていた次男は、車を降りる時に言いました。
 

「お母さん、俺これからもイライラして、お母さんに文句を言ったり、怒鳴ることもあると思う。

でも、絶対に俺の事、嫌いになるなよな」

 

子どもって、親に愛されることをこんなに願っているんだなって実感したというか、なんて可愛いこと言うんだよぉぉぉと胸が熱くなりました。

 

「嫌いになるわけないじゃん。いつだって大好きだよ」
その時は、涙をこらえて返すのが精一杯。
自宅までの道中、私は、ボロボロ涙を流しながら帰りました。

その日が、次男が私を怒鳴った最後の日になりました(今のところ)

 

夏休み明けは、学校に行ったり行かなかったり。
長男と同じ通信制に行こうと家族で話し合っていたので、あとはタイミングだけでした。

公立の通信制の転校を考えていたので、夏休み中の手続きを逃すと高校2年生になるタイミングになります。
私としては(夏休み明けにもう早いとこ転校しちまえ!)とも思いましたが、次男が自分のタイミングで自分が決めなくちゃいけないこと。

結局、次男は辞める決心ができず、ひとまず1年生の間は今の高校に通うことにしました。


1年生が終わるまで、まさに綱渡り(笑)
次男は秋にコロナに罹患し、すぐに熱は下がったものの、いわゆるコロナ後遺症が長引きストレスマックスで自律神経も乱れ、悪循環。。。
 

年末に親子で学校に呼ばれ
「歴史・生物100点!他の教科もまったく問題なし!
でも、出席日数が足りないから、今回100点だった2教科の単位はもうあげられないんだわ。
このままだと2年生になれないな」
と伝えられました。

 

・成績が良くても、出席日数が足りなければ進級出来ない
・出席日数が足りていれば、ずっと赤点だとしても、再試験やレポート提出で下駄をはかせてもらえる
これが多くの全日制の当たり前で、長男の時に既に経験していた事です。

 

高校は義務教育ではなく、自分で全日制に行くと決めたのだから、当たり前っちゃ当たり前。

でも、学校ってナニ?
通信か高卒認定でいいじゃん。。。
というワケで、次男と相談していた通りに、転校する旨を先生に伝えました。
公立通信制高校を希望するので、来年の3月に転校手続きをお願いしますと。

 

そうしたら、私立高校の謎ルールというのか、私立だからこその温情というのか。。。
「3月までなんとか登校したら、1年生の単位をあげる」とのこと。←なんだソレ。

 

「え、先生、意味が分からないんですけど。。。もうダメなんじゃ。。。」
「お母さん、とにかく登校すれば大丈夫です!悪いようにはしません」
とにかくポップでライトな先生です笑


今でもまったく意味不明ですが、自律神経が悪く診断書も提出していたので温情をかけていただいたのかもしれません。

 

次男の体調も悪かったために必死で送り迎えをして、1年生の単位(他の高校で通用する単位)をなぜか全ていただけて、4月から2年生として通信制高校に転校しました。

 

次男は、子どもの頃から態度が大きく大胆行動もしますが、その実、長男よりも繊細な子。
コミュニケーション能力が高く誰にでも好かれる子ですが、自分よりヒトを優先させて疲れてしまうタイプです。
今現在、通信制への転校を家族の中でたった一人ネガティブに捉えているのも次男。
頑固で融通が利かないため、親の意見など聞きません。
 

今は、高校生の10人にひとりが通信制・定時制に通っているのが日本の現実。
全然珍しいことではありません。
 

「全部本人次第なんだから、ドコの高校に行っているかなんて気にしなくていいのにー」

と伝えても

「お母さんは、頭のネジが外れてるんだよ。世間はそうは見ないよ。通信なんて終わってる」

だそうです。

 

頭のネジを外してくれたのは、紛れもなく息子である君たちだけどな!( ̄д ̄)

世間には好きに言わせておけばいい!

 

さらに、次男は
「良い学校行って、大学行って、良い会社に入らなくちゃだろ!」
とか言い出す始末。
たいして学校に通っていなかったにも関わらず、日本あるあるな価値観にしっかりと洗脳されている次男にあんぐりしました苦笑

 

私「え( ゚Д゚)、それ昭和の価値観な。今、令和だよ?
そんなつまんないこと言ってないで、時間はあるんだから一人旅でもして知見を広げろってー」


長男「まず好きなことしたら?春だしさ、大好きな虫とかヘビとか探しに行けよー。せっかく通信なんだからさぁ」


今は大学生になり毎日を楽しく過ごしている長男も、通信制転校当初はネガティブに捉えていましたし、次男も次男のペースで受け入れてゆくのでしょう。

 

小中高と登校したりしなかったりの次男ですが、高1で始めたアルバイトは一回も遅刻・欠勤をしていません。

自分が納得したことは、やり切れる子なんだと思って眺めています。

 

一回だけ次男に連れられアルバイト先に食事に行った際、オーナーご夫妻に「素直で真面目で本当にいい子。本当に可愛くて、このまま真っすぐに大人になって欲しい子。アルバイトを使う立場としても使いやすい子。いい子です」という言葉をいただきました。

 

次男は、小中と怒られたり注意されてばかりで、自信をなくしていたところもありました。
どのアルバイトでも嫌なことも理不尽なこともあるだろうけれど、厳しいながらも可愛がってもらえていますし、次男の自信にも繋がっているんじゃないかなと思います。
アルバイトは、社会の実装もイメージできますしね!

まだ高校のスクーリングが始まらないので、次男は家でのんびり過ごしています。
先日、散歩から帰ってきた次男が「お母さん!お母さん!見て!」と呼ぶので、玄関に行くと。。。

次男の手にシマヘビが何重にも巻き付いていました。
次男が幼い頃からのごく普通の春夏の風物詩です。

 

興奮で頬を赤らめたとびっきりの笑顔で、目をキラッキラに輝かせている次男を見て
(そう、これなのよ。私が見たかった顔は♡ )

と思いました(笑)
残りの高校生活を、自分の個性を伸ばす時間にして欲しいなと思っています。

 

ちなみに、ヘビは二晩を櫻井家で過ごし、捕獲した場所に逃がしました。

ヘビの写真は、自粛します。

 

 

先日、通信制高校の入学式があり、気持ち的にひと段落ついたので、記事にしてみました。
息子はふたりしかいないのに、高校の入学式を4回経験しています笑

何か本当にこの3年間は、とにかく怒涛すぎましたー!

 

友人知人や生徒さんの中で、息子関連の記事を楽しみにしているとお声をいただくことがあります(^_-)-☆

 

子どもを思い通りにしようとしてる自分に気付けて、良かった。
子どもを見守り、寄り添うことの大切さに気付いた。
全日制から通信制への転校に抵抗がなくなって、子どもの背中を押してあげられた。
などご感想をいただきます。

 

特性がある息子たちとのこれまでの経験体験が、同じようなことでお悩みの誰か一人にでもお役に立てればと思っています。

 

記事にすることで、発達障害の子育て・お子さんやご自身の不登校経験をシェアしてくださる生徒さん方もいてくださって、私も大変勉強になっています♡

いつもありがとうございます(^_-)-☆

 

本日も最後までお読み下さりありがとうございました♪

 

シワたるみを改善予防できる
 美顔筋トレ
櫻井亜希子でした。

 

 

 

 

◇サロン名:マカ  
◇住所:新潟県新潟市江南区亀田向陽  
(プライベートサロンのため詳細はご予約時にお伝えしています)  
◇最寄り駅:JR信越線亀田駅  
◇定休日:日曜月曜祝日  
◇営業時間:10:00~16:00  
◇電話番号:090-6958-5768  
◇メニュー一覧
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