こんにちは!

シワたるみを改善予防できる
美顔筋トレ 櫻井亜希子です。

 

息子たちとの関わりの中で、母である自分の思い込み・浅はかさをこれでもかと突き付けられます。

今日は、長男のお話です。
「顔」とは全く関係ないプライベート記事です^^

途中、愚痴めいた表現もありますので、気分が悪くなりやすい方は読まないでください。

 

 

免許取りたてで、隣に乗っているとスリルが味わえます^^

 

 

中高一貫校の高2後半に、通信制高校に転学した長男。
「もう疲れた。。。」とポロリと涙を流して以来登校できず、高校に促され受診した心療内科で告げられたのは、「ASD(発達障害)が基盤にある二次障害としての適応障害」とのことでした。
今はすっかり元気です^^

 

 

当時(あぁ。やっぱり)という思いと(なんでもっと早く気付いてやれなかったのか)という後悔がグルグル頭を巡って、私の頭は洗濯機のようでした。

 

小さい頃から、人混みにいると気持ち悪くなって顔が真っ青。
小学校では、人が先生に怒られているのを見て、自分事のように怖く不安になったり。
5年生の頃に聴覚過敏が分かって。。。
繊細な子だと分かっていたのに心理検査を受けさせなかった後悔。

 

小学生の頃、色々心配しつつネット検索をしても、目にした発達障害チェックリストに何ひとつ当てはまるものはなかったのです。
(たとえ発達障害だとしても、それも一つの個性だ)
(いま流行りのHSPじゃない?)と
自分で勝手に思い込ませ安心させていたような気もします。

(そのだいぶ後にHSPという診断名はないことを知るのですが)
 

心療内科の医師によると、
「IQが平均よりかなり高いから、周りの友達を見て”こういう時はこうするんだ”と”学習”をして、自分にとってはとても負担になることでも無理して合わせてきたんでしょうね。
つまり”過剰適応”をずっとしてきた結果の適応障害でしょう。
得意なことと苦手なことの差が大きくて、凸凹がある状態が発達障害なんですが、辛かったと思いますよ。
でも、親元にいる高校生のうちに特性が分かって良かったと思いましょう」
とのことでした。

 

勉強ができるタイプの子で大学までは問題なく過ごせたけれど、社会に出てから何かしらメンタルダウンで受診して、初めてASD/ADHDが発覚するケースがとても多いそうです。

 

 

当時さっそく時期をみて、通信制高校に転校したのですが、ふと思ったのが

(発達障害だと判明したところで、薬もなければ、”手帳”を貰えるほどでもない。
救いがないじゃないかぁぁぁぁぁ)

ということ。


どうにかしてあげなくちゃ、何かしなくちゃで頭がいっぱいでした。

きっと、親の私がなにか救われたかったのだと思います。

 

 

医師に確認したところ、ソーシャルスキルトレーニング(以下SSTと表記)を勧められました。

絶対に必要というワケではないけども。とのことでしたが。
 

しかし、結論として、今のところSSTは受けていません。

必要性を感じないからです。

 

ASDチェックリストでよく見る
・空気が読めず、人を不快にさせる発言をする
・相手の立場に立って考えることが苦手
・対人関係が苦手
ということはありません。


そりゃ確かに、息子は大人しいし、誰とでも仲良くなれる所謂”陽キャ”ではないけれど、場違いな発言をすることもないというか。。。
空気も読みますし、とってもとっても優しい子です。
ヒトのことを悪く言うのを聞いたこともありません。
(小学校から高校を転校するまで一緒だった子の証言もあります)

 

極めつけは、SSTやASDの解説をしてくれた心理士さんにビックリしてしまったことも、SSTを受けない決断に大きく影響しています。
※公認心理師か臨床心理士かは不明

 

親子である部屋に通され、心理士さんの

「お母さん、息子さんが発達障害でショックじゃないですかぁ?」
という衝撃の言葉を皮切りに
「大体のお母さんは受け入れられなくて、泣いたり怒ったりするんですよ」

ときたもんだ。。。
※息子も同席

 

櫻井「え、たとえ発達障害でも、可愛くて大切な息子であることに変わりはありません。何が得意で何が苦手かを考慮しながら、彼が楽しく人生を歩めるサポートをしていくだけですけど。。。(;'∀')」

 

心理士「へぇー、珍しいですね!」

※息子同席(二回目)

 

 

ASDの説明も、教科書に書いてある通りの特性なんかを列挙して

前述のような
・空気が読めず、人を不快にさせる発言をする
・相手の立場に立って考えることが苦手
・対人関係が苦手

みたいなことですね。

 

場面に応じて適切な対応を学ぶためのSSTが必要とのことでした。

 

櫻井「え、でも、息子は、人を不快にさせる発言はしませんけど。。。
保育園の頃も、小学校から今までも、何もトラブルはないです。
先生やお友達にも何も言われたことないです。
むしろ優しくて面倒見が良いと言われていました。
ASDの診断をいただいたからって、全ての人に当てはまるわけじゃないのではないですか?
人それぞれグラデーションがありますよね?」

心理士「そんなことないです。親だから分からないだけです」

 

私(絶句)


そして、パッと息子の方を見て
「これまでも学校生活で、苛められたり悪口を言われていたんじゃないですか?」

とも。

 

既に顔面蒼白になり、呼吸も浅くなり、服をギュゥッと握りしめている息子の様子を、1ミリも配慮してくれないのです。

 

息子「。。。ありません」
※本当にお友達に恵まれていました。現在も前籍校の子たちと遊んでいます。


心理士「悪口や皮肉や苛めにも気付かない位に空気が読めないってことじゃないですか?」
↑薄ら笑いを浮かべて。

 

私は(正気かよ。。。お前が苛めとるがな!!!)と心で叫びました。
お前と思ってごめんなさい。

 

私が、アトピー性皮膚炎でボロボロの顔が悲しくてひっそり泣いている時に、そばに来て
「ママ?ママはアトピーでも一番可愛いよ。大丈夫だよ。治るよ」
と頭を撫でてくれた5歳の息子を思い出し、
心理士さんに対して

(少なくとも、あなたより空気も読めるし、人の気持ちも分かる子だわ!)

と思ってしまったことも正直に告白します。
 

 

誰だって発言を間違えることも、空気を読み違えることもゼロとは言い切れないと思うのですが。。。どうなのでしょう。

 

とにかく我々親子にとっては、絶句の事態だったのです。
でも、これが今の心療内科の常なのでしょうかねぇ。

 

 

おかげで、

このようなソーシャルスキルしか持たない心理士さんに教えて貰うSSTなど必要ない。
万が一受けることになっても、この病院ではない。
キッパリと決断することができました。

 

私は、息子が適応障害になるまでASDに気付いてあげられなかった、バカで浅はかな母親ではあるけれど、その時、絶対に守らなくちゃと思いました。

 

帰りの車中で
「ああいう風に人に言える人間が存在することに、俺マジでビビったわ~。ヤバくね?」
と、息子が笑ってくれて内心ホッとしたものです。

 

息子ともじっくり相談して、そのタイミングではSSTを受けないことを決断しました。
とにかくゆっくり休みたいとのことでしたし。

 

後日、友人たちに話したら、同じような経験があったり、その手の話をよく聞くとのことで、私たち親子だけじゃなかったのか?とビックリしました。

 

「学校に言われて受診して発達障害が分かったけど、病院は、一人ひとりを見ているのではなく、教科書通りの型に当てはめて、カテゴリー分けしかしないと感じたから、早々に受診をやめた」
と話してくれた友人もおり、それそれ!!!と納得。

 


以前の私なら、心理士さんにモーレツに頭にきて、もっとイライラしてしまったはず。
でもこの出来事は”本当に必要なのか見極めなさい。要らないよ”と教えてもらったような気がしたというのか。。。ある意味、感謝です。

 

とはいえ、ASDの診断をいただいたことを受け入れていないということではありません。
医師から聞いた特性を元に色々調べることで(だからかぁ!納得!)ということも多々あり、どうして出来ないの?とか無駄にイライラする必要がなくなったことも多々あります。

 

興味があることとないことの差が大きく、
(でも誰でもそういう一面はありますよね)

例えば、洋服や外見のことは信じられないくらいに無頓着です。
 

いまだに服を選べません。
毎日、聞かれる私もストレスだったのです。

 

イケメンでスタイル良いのにモッタイナイ。。。(親バカ)
と常々思っていたけれど、外見や服装には、まったく興味がないそうです。


「なら、スティーブジョブズを見習って、同じ服だけ揃えればいいじゃん!」
と提案したところ、
「そこまでではない。人目もありますし(笑)」
とのこと。
 

そこで、月火水木金土日の組み合わせを写真に撮り、その通りに着ることにしました。

自分で決めて着替えてくれる楽さと言ったら♡

 

 

その反面、計画を立てることが大好きで得意です。
もし予定が狂った場合は、こう。とか、試験勉強の計画でも20通り程の計画を立てます。
私には、まったく意味が分かりませんが、楽しいらしいです。


そのためか、転校した通信制は、息子にドはまり。
私立ではないため、本当に何もサポートがなく自己責任というところが息子には合っていました。

転入学式の校長先生のお話の中でも”卒業できるのは全体の10%”とのことでしたが、なんの問題もありませんでした。

 

だから、もし今この記事を読んでいる方の中に、不登校のお子さんがいらして、通信制高校に抵抗をお持ちだとしても、メリットもたくさんあります。

よく吟味してみてください^^
我が家も何校も説明会に行きました。

ちなみに、定期試験も簡単なので、評定平均も高くつきます笑
通信制高校だからといって、大学受験にも影響しません。←今は少子化ですし。

しかも、時間があるから受験勉強に全振りできます。
(我が家は、総合型選抜でラクしましたが)

全日制高校だって、通信制高校だって、勉強は結局本人次第ですもんね。

 

あくまでも私の肌感ですが、ASDの子は、手厚いサポートが反対にストレスになるので、私立の通信制じゃない方がいいのかなという印象です。
我が家の次男のようにASD/ADHD共存で、学校生活ではADHD優位タイプは、履修登録や学校のシステムの理解が苦手というか意識が向かないので、手厚いサポートが必要なのかもなと思います。

とはいえ、凸凹の出方は、一人ひとり違いますしね。

 

今でも、息子が以前通っていた中高一貫校はとっても良い学校だと思うけれど、手取り足取りアレコレ指示が多い指導スタイルが合っている子向けで、息子には合っていなかったのだと思います。

 

要は、環境の影響を大きく受けるということだと理解しました。
定型発達だろうが誰にでもあり得ることだけれど、特性があるタイプは、特に環境選びが大切なのだろうと思います。

 

しかも、多すぎる課題にも一切手を抜けず、毎日の小テストのために夜中2時まで毎日勉強してしまうという。。。頑張りすぎるタイプです。
 

「君みたいなタイプの子は、特に睡眠不足が命取り。
ヒトより何倍も何十倍も疲れやすいから、本当に意識して睡眠をとってね。
自分の体調のコントロールが一番の仕事だよ」
と整体や気功の先生に口酸っぱく言われています。
 

 

短絡的に、息子は満員電車・バスに乗れない子(具合が悪くなる)だったので、ゆくゆく進学するであろう高校は近い所(徒歩7分)がいいなと、だったら早めがいいと中学受験を勧めてしまいましたので(;'∀')

私が、息子の適性を見抜けなかったことが発端ですね(猛省)


何も言わなくても勝手に勉強する子だったので、勉強が好きな子だとも思い込んでいましたし。
単に”計画性の鬼”というASDの特性だったのでしょう。

 

なにはともあれ、息子は昨年中に大学進学が決まり、高校の単位も早々に取ったので、今はのんびりマイペースに過ごしています。

 

ちなみに自動車学校に通っている間も「今日の教官とこんなことを話して面白かった」とか、「あの教官は気難しいけど、今日は2回も笑顔になった!」とか、楽しそうでした。

 

 

ところが先日、
「俺やっぱ大学選択を間違えたかも!!!」と 爆

 

(ほら来た。。。だから志望校を決める前から常々言っていたじゃないのよぉ。。。)
という言葉は飲み込みました。

 

「講義を受けて様子をみて、どうしても違うと思うなら、受験し直せばいいんじゃない?」

そう答えるのが精一杯( ノД`)

 

どうなることやら、手は出さずに見守って行くしかないですね。苦笑

 

高校卒業してからが、息子にとって本当に大切な時期だと思います。
大学を卒業するのかも分からないし、社会に出ても合う環境に入れるのかも分からないし。

 

毎日が本当に手探りですが。。。
様々な可能性を考え、情報や材料を収集し続けます。

 

得意なことや伸びしろは、伸ばしてあげたいけれど、”人並み”を求めて無理させていないか?を都度立ち止まって確認することを怠らないようにとも思っています。

とにかく、可能性と力量の見極めこそがキモだなと。

 

 

一方、次男も次男でドタバタしています笑←これが標準。
いつまで経っても落ち着かないというか、兄弟揃ってよくここまでネタが尽きないよねと、友人に感心される毎日を過ごしています。
少なくとも一日2時間から4時間は、息子たちに時間を使わざるを得なかったりします。
高校生なのに?と言う声が聞こえてきそうですが、私がイチバン思っています笑
メルマガやブログが、前程頻繁に書けない。。。←睡眠時間削れないし、「今は」と開き直っています。
もちろん、講座や添削優先です!やることはやっている!ハズ。
まぁ、次男の件はまたの機会に。

 

 

以前、四柱推命を何十年も学んでいる知人とランチした時に、ヒトは何か試練が必ずあって、そのことで魂が磨かれると話してくださいました。

 

そして、数年経ってから
「亜希子さんは、お母様やお子様との親子関係で魂を磨く運命」だと言われて、「だからか!」と合点が行きました。

知人は、私が様々な出来事に感謝できるようになったタイミングを見て、伝えてくれたのだと思います。

「え、ずっと?!ずっとこうですか?」
思わず前のめりに聞きましたよね。。。

 

「笑!ううん、ずっとじゃないよ。
ちゃんとこれまでも学んで来ているから大丈夫。
実際に、亜希子さんは成長してるじゃないの」

「子どもをどうこうしようと思わずに、好きにさせて見守っていればいいの」


といただいた言葉を糧に生きています。

 

お母さんたち、共に頑張りましょう。
毎日お疲れ様です♡

 

 

本日も最後までお読み下さりありがとうございました♪

 

シワたるみを改善予防できる
 美顔筋トレ
櫻井亜希子でした。

 

 

 

 

◇サロン名:マカ  
◇住所:新潟県新潟市江南区亀田向陽  
(プライベートサロンのため詳細はご予約時にお伝えしています)  
◇最寄り駅:JR信越線亀田駅  
◇定休日:日曜月曜祝日  
◇営業時間:10:00~16:00  
◇電話番号:090-6958-5768  
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