7冊目。初めて読んだ。

 

 

第1章 夢魔の来る夜

弱い心に忍び込む夢魔。可奈の友達が取り込まれて自殺未遂をしてしまう。夢の中で夢魔と闘う男の子と出会い、友達に取り憑いていた夢魔を退治することができた。人それぞれ悩みがあって、みんな胸の内で苦労してるんですね。

最後に男の子はバスに乗る可奈を見かけるので、再会の日も近いでしょう。

 

第2章 ゆがんだ扉

ヤンキーの真紀に因縁つけられる可奈。真紀の好きな教師の水沢に近づいたかららしい。可奈は全く水沢に興味ないから嫌がらせすんなよ、と言われてちょっかいを出さなくなった。しかし水沢に近づく女は許さない、と階段から突き落とされる真紀。

もうこれは優等生の菅野が水沢に恋をしているんだろうな〜と思ったらビンゴ。悪意に襲われた可奈が開いた扉からやって来た男の子が助けてくれました。男の子が悪意の額を打ちつけたら、菅野の額にも何者かに襲われた跡がついていたとのこと。

うちに姫すぎた恋心が暴走しちゃったのね。菅野は海外へ留学となりました。きっと水沢よりももっと素敵な男性と巡り会えますよ。

 

第3章 樹霊のわな

バスに乗る男の子を見かけた可奈は後をつけるが見失う。公園の大木に飲み込まれ、別人の意識が可奈を乗っ取ってしまった。幽霊は元彼のところへ行って愛を語るけど、元彼にしてみたら見知らぬJKに告られても避けがわからない。可奈のふりをしつつ元彼の恋人を殺そうとするが、男の子が気づいて大木が裂けて、中から人の白骨が出てきたのでした。しかも2体分もですってよ。可奈以前にも飲み込まれちゃった人がいたんだね。

そしてその大木のあった場所を訪れた可奈はようやく男の子・徹と再会することができました。

 

最終章 夢の墓場

徹は2年前に夢魔に取り憑かれ、夢の中で祖父から木刀をもらって夢魔を倒すことができ夢を行き来することができるようにな理、可奈と出会ってからパワーアップしたみたい。

夢魔と半融合した男の子発見。夢の中で可奈が説得?して分離に成功、徹が退治したが墓場に彷徨い込んじゃいました。そこに現れたツンツンの女の子。嫌味を言いつつも出口に案内してくれました。

このツンツンの女の子は徹の母の子供時代の姿だったそうです。母は夢の中で子供になってるそうで、夢を渡り歩くのは母の血筋のようです。

なんにしてもこの二人は良いコンビですね。