借りました〜。

 

 

就職氷河期で就職できず、派遣で働いていたミチル。35歳の時に付き合っていた男に二股かけられて若い正社員に乗り換えられちゃって、派遣をやめて洋食店でアルバイトをしている。しかしコロナで店も以前のように営業できなくて収入は激減。アパート代を支払いのも厳しい。てときに、40歳以上の独身女性限定のシェアハウスがあると教えてもらった。

なんと水道光熱費込みで五万円。たまに管理人のトキ子さんが料理を振舞ってくれる。他の住民は、バリキャリの真弓。バツ2の美佐子。小説家の千波。後から入居した介護職の幸子。

最初はどうなることかと思っていたけど、若葉荘に案外すぐに馴染んだ様子。

 

40歳になってバイトしててこの先どうしよう。と悩むミチルとその周囲の人たち。若葉荘に住む人だけでなく、洋食店にお酒を運んでくれる酒屋の娘も出戻り独身。色々なタイプの独身女性が描かれていますね。

バイト先のオーナーがお店をやめて一度閉めてから調理担当のシェフが店を継ぐことになったけど、ミチルの立場はバイトのまま。お店の常連であるイラストレーターの丸山と両思いになったけど、すぐにどうこうするつもりもなく。美佐子は恋人と入籍せずに一緒に暮らすことにして退去。そしてトキ子が亡くなり、若葉荘を買い取っていた真弓の手伝いをすることに決めたミチルでした。

 

なんか、物語のテーマがヨルノヒカリと同じような印象でした。