シャルロットの憂鬱の続編かしら?

真澄と浩輔のディンクス夫婦と元警察犬のジャーマンシェパードのシャルロットのお話。

 

 

シャルロットと迷子の王子

散歩途中で迷子のトイプードルを確保。飼い主を探したが反応がない。しかもこのトイプーかなりの王子様。ドッグフードは食べないけど食パンやマドレーヌを勝手に食べるし噛み付くし。動物病院でマイクロチップを確認してもらい飼い主が判明するまで大変でしたね。

ペット禁止のマンションでこっそり飼っていた犬で、飼い主の妹が自宅に連れ帰ろうとしたら逃げ出しちゃっていたそうです。マンションでもバレてるそうで、ひとまず姉がペット可の家に引っ越すまで妹が保護することになりました。

しかしこの飼い主、もうちょっとちゃんと躾しないとダメよね。

 

シャルロットと謎のお向かいさん

真澄たちが住んでいるのは浩輔の父の一軒家。向かいに越してきた一家と親しくなったが、紹介されていない娘が一人いる様子。引きこもりの娘か? と思ったらちゃんと学校に行ってました。

以前飼っていた犬が病気になったが、両親は子供たちに嘘をついて安楽死させていた。最後まで看取って上げたかった娘は両親に反発してました。確かに、娘さんの主張はごもっともでした。

 

シャルロットと紛失した迷子札

千葉にある犬と泊まれるペンションへ行った。犬連れでなくても犬好きな人も泊まれるペンションだけど、ネット上で犬と写る女子の写真がたくさんアップされていて、そんな女性目当ての男性客も来ることもあったりして、悩ましいですね。

犬たちの迷子札が行方不明になってしまったのもこういった男性客がきたことが原因の一つでした。でも、誤魔化すのはいけないね。

 

シャルロットのアルバイト

子犬のしつけ教室でアルバイトして欲しい、とシャルロットに依頼が来たので行ってみた。評判どうり良い教室だったけど、犬殺しだと中傷する人もいたりして調べてみることに。前の経営者が小さい男の子を呼んでセクハラしていて不起訴になったそうだ。経営者の妻がオーナーになってその弟も資格を取って名前を変えて運営していて評判は良かったけど、被害者家族が嫌がらせで悪評を立てていたんだって。この元経営者、再度男児に手を出そうとしてましたよ。こう言う輩は改心しないんですかね。

結果、オーナーは離婚して別の場所に移転して姉妹でしつけ教室を続けることになりました。

 

天使で悪魔とシャルロット

浩輔が妹が飼っている犬を預かったけどペット禁止だから〜という理由で同僚から犬を預かってきた。子犬とはいえサイズが大きく、トイレットペーパーを外して部屋中にばら撒いたり、テレビにもヒビが入る始末。子犬を飼うのは可愛いけど大変ですね。

このお話もなんというか後味が悪いというか、悩ましいお話でした。夫がモラハラ体質で息子二人も母親のことを召使扱いして尊重していない、と言う家族。子供たちは犬の面倒を見ると言うけど、結局母親が面倒を見ることになりそうだし。と言うことで母親は犬と共に家を出ることにしたんだそうだ。姉である浩輔の同僚と一緒に暮らして、男性陣が変わったら犬と共に戻るかもしれないけど、どうなるか分からないですね。

 

家族

浩輔がシンガポール行きの転勤を断ったと人から聞いて驚く真澄。どうして断ったのか訊いたところ、転勤中に九歳のシャルロットに何かあったら嫌なのでそばにいたいから、と言う理由でした。

家族の真ん中にシャルロットがいるそうです。

 

途中でコロナの流行が描かれていました。今でも感染者は出続けているし、早く本当の意味でおさまって欲しいものです。