岬洋介、今度はニューヨークへ。

今回のガーシュウィン。クラシックTVでよく出てくる音楽家ですね。

 

 

ショパン・コンクールで6位に入賞したエドワード。カーネギーホールでガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を弾きたいと希望するがマネージャーに反対される。しかし榊場のコンサートに岬がスペシャルゲストで演奏したことを知り、自分のコンサートにも岬を呼んで2人で演奏すれば良くね? てことでオファーしたらOKが出た。

 

ニューヨークはちょうど大統領選の真っ只中。名前は出てないけどトランプが出馬してアレコレあった時期。何もしてない黒人男性が白人警察に射殺されデモ隊が街を練り歩いていて練習に支障が出るレベル。黒人だけでなく有色人種に対しての差別も悪化して、エドワードお気に入りのレストランも荒らされて閉店に追い込まれたりと物騒な様子。

そんなこんな人種差別に対する考察がアレコレ書いてあり、どよ〜んて気分です。この人種差別問題は島国の日本にいるとあんまり実感が湧かないけど、多民族国家だと色々な軋轢があって思ってる以上に大変そう。

 

そんなエドワードの様子の間に「愛国者」と呼ばれる暗殺者の様子が描かれていました。音楽家になりたかったけどお金のために人殺しをしたら暗殺者として次々と依頼が入ってきちゃって、今度はトランプを殺せって言われて、エドワードのコンサートのメンバーに潜り込むことになった愛国者。暗殺しなきゃいけないけど、岬とエドワードのピアノに心奪われていく様子がねぇ〜悲しいねぇ。

ギリギリまで愛国者の正体が分からないようになってたけど、あー、これ、愛国者は男性と見せかけて女性だな、と気づいたのでどんでん返しにはあんまり驚かなかったです。でも、暗殺の武器が吹き矢とは思いませんでした。それに気づいた岬が暗殺を阻止しました。

 

そして岬は次にモスクワに行くそうです。モスクワ、時期的にまだ安全だろうけど大丈夫かしら。

それよりも驚いたのは今度「カエル男」の完結編が出るとか! さゆりがどうなってるのかがわかるのかしら? 捕まる? 逃げ切る? うわ〜楽しみ!