麻之助シリーズ。

麻之助、すっかりお和歌にメロメロって感じですね。

 

 

たのまれごと

吉五郎から相談を受けた麻之助が謎解明。

悪さをしていない長男が家を滅ぼすという噂が出た。どういう意味かしら? と思ったら、長男は画家になりたいけど踏ん切りがつかなくて、親も次男も次男にあとを継がせたいけどどうしよう、と悩んでいての噂でした。麻之助が、長男には仕事を斡旋するので画家を目指せ。親と次男は長男に金を渡せ。と言って無事解決。

 

こころのこり

大事なものが行方不明になった、と言う訴えが何件もやってきて、あらどうしよう。

お和歌の協力もあって一つずつ解決していく麻之助でした。

私の理解が悪いのだけど、大阪から江戸に来て店を開く時に上京したきた大阪商人たち。選ばれた一人だけ江戸に残り、他の人たちは大阪に帰る。てことで、帰らなくてはいけない人たちが店や残った人にとって大切なものを隠して嫌がらせをする。と言うお芝居が流行したそうで。実際に大阪から来た店から「大切なものがなくなった。犯人は探さなくていいからなくなったものを探して」と言う依頼がきた、てことかな?

嫌がらせにしても酷すぎるものもありましたが、麻之助のアドバイスで解決しそうです。

 

よめごりょう

お和歌の親戚の太助がやってきた。お和歌は自分と結婚するはずだった、と主張する太助。しかしそんな事実はない。更に太助はお琴と結婚間近と言う。じゃあなんでこんなことを? と謎だらけ。太助が言うには全て麻之助が悪いんだそうだ。

お琴やお和歌の友人などから話を聞いて謎解明。麻之助がお和歌と結婚する時に三行半を渡していたことを知って「私も結婚前に三行半が欲しい」とお琴が言ったそうで、三行半を書きたくない太助が麻之助に文句を言いに来たと言うことでした。

ついでに夫から三行半をもらえず悩んでいた女性の手助けもして一件落着。

 

麻之助走る

お和歌に子供ができて喜ぶ麻之助だが、お寿ずのこともあり不安に駆られて落ち着かず、町中を駆けずり回る。そんな時に丸三から「借金をしにくる人が増えた」と相談が入る。

祭りで目立った女性が旗本の側室になって息子を産んだとか。そのため祭に金をかけようとする人たちが金を借りに来ていたと分かりました。なんとか派手にし過ぎないように注意喚起、ですかね。

 

終わったこと

ストーカーに悩まされている美衣。元婚約者ではないか? と調べたがどうやら違う人物だったらしい。そのストーカーと泥棒が同じ笠を被っていたことから犯人逮捕となりました。

 

おやごころ

お和歌が生んだ男の子は宗吾と名付けられ、家族だけでなくご近所さんからも可愛がられている。麻之助が解決していないのに、親になった麻之助が次々と親子の諍いを収めたと評判になっていた。そんなわけで親子の相談が麻之助の元にやってきた。

姉のものを欲しがる妹が姉の縁談相手を強請って妹が店を継ぐことになって、姉のために元御殿女中が良縁を用意したら、イケメンな相手を見た妹が「結婚相手を交換して」と言い出して、姉妹の相手は逃げ出してしまった。そのため元御殿女中はご立腹。

これは姉妹の両親がクズですねぇ。麻之助のアイディアで元御殿女中が姉を養子にすることにしてなんとか解決となりました。

 

子供が産まれたけど持ち込まれる困り事が多くてなかなか子供とのコミュニケーションの様子があまり描かれていませんでした。やりたいことも親に取られちゃうしね。忙しいもののきちんとお仕事をこなして頑張っている麻之助でした。親子でゆっくりできる日が来ると良いねぇ。