真実の愛とか | 早乃香織オフィシャルブログ「鍵言葉」

2019年も今日で終わり。
令和になって半年とひと月。

今年は劇的に自分の心の中が変化した年でした。
私は今まで、なにかに騙されて、何かに隠されて、何かを被って、嘘をついて生きていたように感じます。

自分を苦しめていた根本的な問題にやっと辿り着きました。そして長年こわしていた体調も、一歩一歩快方に向かっています。

誰かがこう言ってたからこうする
とか
誰かにこう思われるからこうする
とか
そういう全てから解放されて、今いろんなことを"自分軸"で考え始めています。

その結果失うものがあったとしても、それは仕方のないこと。半分は諦めていることもあります。
願いは叶わない、夢を持っても仕方ない、ならば明確な目標と確かな土台を作ってゆこうと思っております。


気づくのが遅すぎたことも、早すぎたこともあれど、それが今だった。それだけのことでした。


依存はしないし手放さなければならないのなら、執着もしない。
折れないのは苦しいことです、でも嘘はつきたくない。


過去のことは決して後悔はしていません。きっと、自分にとって必要な課題だったのだから。


求めていただけたのならそれに応えることは怠らず、自分が求めるべきはもっと高い高いところ。






number oneとかonly oneとかよりも
本物の心と思いやりのある場所が好きです。
中身のある芸術が好きです。
喜びと悲しみ、感情のある人間が好きです。


人間関係で言えば、この世には「分かり合えない」ということの方が多いと思います。「仲間になれない」人の方が多いです。嘘をつかなくても繋がれる奇跡みたいな人はほんのわずか。だけど大人は嘘を付き合ってうまくやっていく。その"嘘"は素敵だと思います。


「美女と野獣」や「くるみ割り人形」のような童話で魔法や呪いをとく条件は「人を愛し、愛した人に愛されること」。真実の愛…それは本当はかなりの確率の低さなのではないかと思います。
お金や条件で釣ったり、傷つけて縛り付けるものは愛ではないと思います。


ニセモノはニセモノなりに自分を貫けばそれは本物になります。人造ダイヤモンドも本物のジルコニアです。私はずっと私です、なんの役をやっていてもなんの歌を歌っていても私は私でしかありません。だからこれからも嘘はつきません。


嘘をつかないと同時に、「本当のことを伝える力」をこれからは付けていきたいです。勘違いを放置して誤解を解く努力を怠ったことが、自分や誰かを苦しめることもあると知ったからです。真実を知っているのに語らない、語れないのは嘘をついていることと同じかもしれません。



2020年は自分が描く真実の愛と素敵な世界を求めるために戦いたいです。
(なんだか戦国武将みたいですね。あるいは美少女戦士みたいです。恥ずかしセリフ禁止。)
 

一年前はこんな自分を全く想像していませんでした。人は変わるものです。心も考えも変わるものです。ならば環境も変えましょう。




2019年の暮れに思ったことを…







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本当は今年もこんな私を応援してくれた方々への感謝の気持ちをお伝えする場です。

もしかしたらこれから、応援や期待に形通りにはお応え出来ないこともあるかもしれません。願いは届かない。私一人ではどうにも出来ないことの方が多くて、とても心苦しいです。

先に謝っておきますね、ごめんなさい。

両親にも先程謝りました
「年の瀬に何か、プレゼントを二人に贈りたかったのだけど、あなた達からたくさんの恩恵を受けすぎて、それに見合う贈り物が今の私には何にも用意できません」と。
「あんたからなんてなんにも要らないわよ〜!」って笑いながら答える両親には死んでも頭が上がらない気がします。


だからこそ私が今まで受けてきたたくさんの恩恵や感謝は、何かしらの形で誰かに渡して生きてゆきます。


キラキラした世界で本当にたくさんの愛に恵まれて育ったから、誰かに愛を与えていけるはず。自分なら。


あ、結婚の予定はありません!





書いてはみたものの、この先の道がどこへ続いているのか、私も全く想像出来ません。

ただ、いま祈れるのは
みんなにとってより素敵な一年をお迎えできますように。

今年も1年、ありがとうございました。