さてブラジル旅行記の続きである。 「地球の歩き方」によると、ブラジルではカメラを構えていると必ず犯罪のターゲットにされるので観光地では絶対カメラを出したりしないように。と書いてある。 私はそれをうのみにして、デジカメの充電器はあえて持って来なかった。 が、全然大丈夫のようである。 みんな当たり前のように余裕で写真を撮りまくっている。 そうなのだ。 サンパウロに来た時点で私のデジカメのバッテリーはなくなってしまったので、ここからは写真がとれなかった。。。
あ~~バカバカ!!! 読んでくれてる方、ごめんなさい☆ (だけど、一緒にいたクラウジオやOlgaおばさんが代わりに少し撮ってくれたので載せられそう!)
クラウジオが今一番熱いサンバクラブに連れて行ってくれた。 噂通り、観光客の姿はなく、地元の通な客でものすごい行列!! しかもまだ5pmなのに。。。 私とクラウジオも列に並ぶ。 およそ2時間並んでやっとやっと入場できた! 写真を撮れなかったのが残念でならないが、ものすごい熱気で超豪華なライブメンバーを囲むように地元っこがビール片手に踊りまくっている。 クラウジオの手に引かれながらどんどん奥に入って行く。やっとなんとか立っていられるスペースがあり、私達もビール片手にサンバのリズムに合わせて体を動かす。 すごい熱気で話し声もなかなか聞こえないくらいだが、クラウジオは私にサンバのステップを教えてくれた。 動きが速くて何とも妖しい動きになってしまうが、めちゃくちゃ楽しい!!! 良い感じにできあがっちゃってステップも慣れて来てダンスの苦手な私も珍しく踊りまくってしまった。 しかしみんな腰の動きが尋常じゃない!!! いやぁ~すごい。 よくもあんなに上下左右に細かく動くもんだと感心していると、今年度の「サンバクイーン」とやらがステージに飛び込み、これまたクイーンだけあって輪をかけて尋常でない腰の動きを披露し、更に会場はヒートアップだ! そんな時間はあっという間で、10時にはクラウジオのギクがあるので涙を飲んで退散した。
このサンバクラブから30分位車を走らせると、東京で言う代官山のようなこじゃれたレストランやブティックが並ぶエリアに着く。 この一角でクラウジオのギクがある。 その晩はギターとパンデイロのデュオライブだ。 クラウジオ曰く、昨晩は先ほどのサンバクラブのようなフルバンドでのギグで、本当はそこに私を連れてきたかったそうなのだが、この日のお店も素敵なオープンカフェレストランで、すごいお客さんで賑わっている。
セッティングが終わるとクラウジオがギターを弾きながらボサノバやDjavanのナンバーなどを歌い始める。 おぉ~!! 想像以上に良い声でギターもめちゃくちゃうまい!!! パンデイロも一人で叩いているとは思えない程すごい良い感じだ。 いつも二人でよく演奏しているそうで、息もすごく合っている。 ビールを飲みながら良い感じに酔い始めた私は気持ちよく演奏を聴いていると、何やらクラウジオがMCを始めた。 そしてなんと、私を紹介しはじめステージに招き寄せた。 えぇ~!? 歌えですと?? そんな本場ブラジル人のお客さんばかりの前で歌う何てとんでもない!!!と手をブンブン振ったがなんだかその空気を変えるわけにもいかず、酔っぱらった勢いも手伝ってステージに上がってしまった☆
どうりでクラウジオはサンバクラブで並んでいる間、私にどんなブラジリアンを歌うのか聞いて来てた訳だ。 譜面などなくてもペロッとイントロを弾き始め、Djavanの「Flor de Lis」をクラウジオと歌い始める。 途中から私はクラウジオのメロディにハモって歌ったらめちゃくちゃ喜んでくれて、ますますクラウジオも乗って来て思いのほかお客さんが優しい眼差しで大きな拍手を送ってくれ、もっと歌う事になった。

サンバやボサノバの曲を歌ったのだが、お客さんが踊りながら私と一緒に歌い始めるではないか☆ 私はその想定外なリアクションから感激で鳥肌が立った! そして温かい拍手の中、席に戻ると、お客さんが代わるがわる集まって来て私にビールを注いでくれる。 そしてポルトガル語の嵐、である。 私の歌と発音を褒めてくれ、どうやら話せると思ったようなのだが、私は残念ながら会話にはならない。。。泣 それでも一生懸命知っている単語を並べたり身振り手振りしてるとお互い通じるもんで、なんだかいろんな話をして賑わった☆
私の隣に座ったおじいちゃんは、Baden Powellばりに弾く地元では有名なギター名人だそうで、ビリンバウを私が歌い、おじいちゃんも飛び入りで演奏してくれたのだが、それはそれば素晴らしい指さばきと温かい音だった。 音楽を通して私の国や文化に興味を持ってくれたり、共通点や違いなどの話を言葉があまりお互い解らなくてもちゃんと通じ合っていて、なんかね、ブラジルに来て、音楽やれて幸せだなあ~って改めてジワジワ来た。 自信のない自分にいっぱい勇気をくれた土地!
クラウジオは本当に初対面とは思えない程、短い時間の中、サンパウロの魅力をいっぱい私に見せてくれた。 そして貴重なライブ体験までさせてくれたのだ☆ もう感謝で胸いっぱいになり、涙でサンパウロを発った。 そして、やっとリオでの生活が始まるのである。 これまた何が起きるかわからないとても濃い毎日なのです! 続きは横断を終えたサンフランシスコから書きます♪ 来週は久々にMarceleに会えるので、またまだブラジル話に花が咲きそう☆ ではこれから長くて未知な横断の旅、行って来ますっ!