決戦は金曜日☆ | 音温(ネオン)ビーム☆

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Jazzyな未知の世界に挑む波瀾万丈ライフ♪ 

そう、金曜日、、、。前回のサニーサイドライブの続きである。不思議なもので、初めてお客さんからお金をもらってやるライブでしかももう一人のヴォーカリストは若手ホープ(古い?)の素晴らしい人。不安で眠れないものだが私は日が近づくごとに何故か楽しみでワクワクして仕方なかった。当日はなおさらである。普段の引っ込み思案はどこへやら、、、という感じで「怖い」より「楽しみ」が勝つのである。これは単純に「心の底から好きな事」だからなのだろう。歌う事が。「好きこそ物の得意」ということわざがあったような気がするが、好きな事は苦を苦に感じず、何か不思議な瞬発力を放つ気がする。 というわけでライブスタートである。 少しずつ馴染みの友達がドアを開けて入って来てくれる。歌う事よりも人を自分のライブに誘う事の方が勇気がいるのだ。私がジャズを歌っている事すらスクールの仲間しか知らない状態だ。 スクールの仲間が10人程来てくれた! 若い人からエネルギッシュな年配の方まで様々だ。 そして会社の同期や懐かしい友人も来てくれ、ありがたいことに席は少しずつ埋まってくれた。 もう一人のヴォーカリストのお友達は、、というと、意外にも旦那様一人の来店だった。きっと誰も誘わなかったのだろう。後で聞いたら、代々木ナルでの優勝後、プロとして活動しても人をライブに呼び続けるのは非常に難しく、かなりのプレッシャーらしい。なるほど、、。厳しい世界のようだ。 さて、歌う順番を、1ステージ目が細谷さん→私。2ステージ目が私→細谷さんというふうになった。やはりプロの方にガツンと歌い始めてもらって最後に締めくくるというのが良いのだろう。 ライティングも暗くなり、細谷さんが歌い始めた。とても滑らかで優しく美しい声だった。MC(トーク)もとても自然で楽しく、さすがはナルの優勝者だけあるなあ~と感心して後ろで聴いていた。 細谷さんが4曲歌い終わると私を紹介してくれチェンジだ。 細谷さんは私の緊張を和らげようと、いろいろステージで質問を投げかけてくれた。「好きな食べ物は何ですか~?」というような感じだ。 お互い妙に噛み合ない質問と答えを繰り広げた所で私の歌がスタートする。 歌い始めると不思議と緊張がピタッと止まり、歌の世界に入る。 一人一人の目を見る余裕があった自分に今思うと驚く。3曲目までは何とか調子良く行ったが、1ステージ最後の曲で気が緩んだのか、ピアノソロの後にもう1コーラス歌う時に歌詞がパ~っとみごとに飛んでしまった!! ピ~ンチ!! 頭が真っ白になり固まってしまうと、客席から「がんばれ~~!」と歓声が飛び、手拍子で応援してくれた。 すると歌詞が甦り、なんとか最後まで歌えた。 前半が終えた所でピアニストの方がある提案をして来てくれた。「ここにいるお客さんはほとんど君の友達だし、ラストステージも君が最後に歌った方が良いと思うんだ」との事で、そういうことになった。 このライブの最後の歌を飾るなんて!! 嬉しかった。 そして最後の曲は私の想い出の街、サンフランシスコが舞台の題名もそのまんまで「想い出のサンフランシスコ」をボサノバのアレンジで歌った。歌い終わると、私にはもったいないほどの割れんばかりの拍手を頂き、その拍手がそのうち同じリズムを刻む手拍子に変わった。 自然にアンコールモードになっていたのに驚いた! そんな事は多分来てくれた友達も、そして私も想像してなかったので当然アンコール曲など用意してない。 なにはともあれ、初めて経験する感動だった。 初ライブは御陰様で大成功に終わり、今振り返ってみても数々やったライブの中でベスト3に入る良いライブだ。 しかしこの成功の裏にはわざわざ時間を作って来てくれた仲間や友人、そしてこのライブに声を掛けて下さったピアニストをはじめとするベーシストの方や、細谷さん、そしてオーナーの方の温かい支えのお陰だ。 あとは私もこの決戦に向けて真剣な特訓を初めて受けた。 私をライブで歌うまでにしてくれた恩師は私の大切な友達夫婦である。 バークリー卒のサックスプレーヤーともともと友達だったのだが、彼が奥様でもあるヴォーカリストを紹介してくれたのである。 この奥様は私よりも少し若いのだが、今では私の歌の師匠であり、飲み友達でもある。 このミュージシャン夫婦が実にただものではないミラクル夫婦なのだ☆  どうミラクルなのか!? 続きは次回!!