大切な人を失った、、、。いろいろなストーリーがあり、例の彼と別れる事になった。と前回のブログにも書いた。ちゃんと話し合って別れたのだが、私はまだ好きだった。でも不思議な事に自我よりも相手の幸せを心から願う自分がいた。よほど相手の事を愛していたのだろうと思った。こんな自分を初めて発見した。良い恋愛をさせてもらった。 しかしやはり何かを失った後の気分は苦しいものなので、失った分何か新たに自分に与えてあげよう!と思った。 思いついたのが「一人暮らし」。都内で生まれ育つと一人暮らしとは縁がない。当然親にも大反対されたが振り切ってわずかに貯めた貯金を全部叩いて踏み切った。たまたまネットで調べたら私が求めていた物件そのものが載っていた。駅から徒歩5分、最寄り駅は原宿、新築、11階、バストイレキッチン別、部屋約7畳、陽当たり良し、目の前が代々木競技場と公園、そして新宿の夜景がバ~ン☆である。家賃10万7千円。即決である。早速不動産屋に問い合わせると、いろいろ審査があるとのこと。収入や職業、履歴などを調べるのだそう。 私はGUCCIの社員だったということで、即審査はOKだった。会社の信用度って何て大きいのだろう、と思った。私がバーテンだったらいくら収入がそれなりにあってもダメだった勢いである。社会的地位というのはこういう時にも痛感させられるものなのか。 何はともあれ、めでたく入居する事が出来た。 さあ、ニューライフの始まりだ☆ 一人暮らしともなると、ちょっとしたインテリアにもこだわりたくなるものである。しかしお金はないのでシンプルで物を最小限に揃える。 家具の中で一番こだわるのは人それぞれなのだろう。私の場合は「ソファー」だ。3人座れるゆったりした座り心地の良い無地のシンプルなもの。 私は安くてもオシャレで高価に見える良い物を探すのが得意だ。 どこ製とかブランドとかどうでもいい。ようは5感を研ぎすませて感じる「心地よさ」だ。 ベランダには人工芝を敷き詰め、テープルとイス2脚を置く。目の前が広大な代々木公園で、建物がなにもないので朝は鳥のさえずりで目が覚める。朝ご飯をベランダで食べる。表参道のフィットネスクラブに行き、(モーニング会員なんと月3千円!)屋上のプールとジャグジーを楽しむ。そして徒歩で出勤。終電も心配しないで帰りにたまに飲む。帰宅。さえぎる建物ひとつない新宿の夜景。 完璧である。 家が近くて心地良いと飲みに行ったり外食したりしなくなり、直帰するようになる。自炊も楽しくなり、出費が意外になくなる。休みの日は自転車で地図片手に探検! これが何とも健康的で楽しい。 こんな生活ずっとしていきたい=GUCCIはやめられない、だった。転職もリスクだ。 こんな最高に充実した日々が果たしてずっと続くものであろうか? 人生山あり谷ありというもんで、続かないのだ。 ちょうど一年経とうとしていた所、私の人生最大級の苦しみと悲しみ、ショックな出来事が起こり人生も一転していくのである。 思い出すのも辛いのでここで書くのも戸惑うが、気を取り直して次回に、、。