前のブログでは私の暗黒期について書きました。
私が部下にパワハラをしていた事もありましたが、
パワハラにあった事ももちろんあります。
パワハラは、
威圧的な態度を取ったり無視したりする方が悪いですが、
どちらかだけが悪いのではなく、
そうしてしまう理由があるという考えの元に書いています。
同族経営の超零細企業に勤務していたときでした。
今回の登場人物はこんな感じ。
①社長(先代社長の息子)
②専務(先代社長の妻)←給与計算担当
③従業員のおじちゃんAさん
突然残業代の計算がおかしくなりました。
残業してるはずなのに全部が支払われていない。
定時は17:30。
18:03とか18:15くらいまでは残業が無視されるようになったんです。
気づけば入社して2年たつけどボーナス出ないぞ?
入社の時に1年は出ないって聞いてたけど。
他のおじちゃん達はもらってるけど。
給与計算担当の専務に穏便に伝えられらる自信がなくてAさんに相談しました。
そしたらAさんが社長に話してくれるとなりお願いしました。
社長から私に話がくるかと思ったら数日後、
専務から…
『私に直接言ったら良いでしょういくら払えば良いかわからないからあなたが足りない分を計算して』
え??
社長さん、私への聞き取りとかなしでお母ちゃんに直接言ったん??
計算変えるんやったらそちらから私に一言あるのが先なのでは??
いろんな??が頭の中を駆け巡りました。
足りなかった残業代はもらいましたけどね、
その後から専務さん、
私のことガン無視ですよ。
他の人とはニコニコ話してるのに、
私が挨拶しても無視。
質問しても無視。
これ、典型的なやつ〜
で、
労働基準監督署に持ち込んでギャフンと言わそうと思ったりして、
一生懸命記録を取ったりしてました。
で、ふと思ったんです。
これじゃまるで、
『私はパワハラに遭う人です』
っていう証拠集めしてるだけじゃないか。
あ、ここ辞めよ。
と思って退職を申し出て、
バックレることなく意地で退職日まで勤務して辞めました。
会社のやり方に納得がいかない事は沢山あります。
反面、会社から見て私の頂けない部分もあったんだと思います。
何事も片方が100%悪いなんて事はありません。
『正しい』が違うのです。
それぞれの『正しい』が噛み合わずお互いを尊重できないくらい違うと、関係性を持続していくのって難しいですよね。
辞めて正解だったな、と思います。
あそこで定年までは無理だ…。
まとめようと思ったんですが特にうまいまとめも見つからないので、
単なる昔ばなしって事でしめさせていただきます