昨日(10月7日)、イオンシネマ茨木で「第19回ショパン国際ピアノコンクール映像選」のCプログラムを観てきました。
この映像選は、A、B、C の3つのプログラムに分かれていて、それぞれ3人ずつのピアニストの演奏場面が編集されています。
それにしても、あのドはまりしたショパンコンクールから早や一年。感慨深いです。
今回の映画は本当に演奏場面の映像のみで、「ビアノフォルテ」のような、ピアニストを追うドキュメンタリーではありません。楽屋のようすも、テンヤオさんのところで少し映っただけ。それほど音響が優れているわけでもなく、私には少し音が大きすぎる気がしました😳 これ、テアトル梅田で観られたらよかったな。
でも、とにかく大画面!スクリーンいっぱいに、コンテスタントが映し出されます。指の動き、腕の動き、身体のうごき、表情、すべてどアップです。これは、リサイタルや動画ではなかなか味わえない迫力。
まずは、桑原志織さんの一次予選。
木枯らしのエチュードで始まったとたん、昨年の感動が蘇りました!💗💗
そういえば、このエチュードを弾くコンテスタントが多かったので、あの時期、この曲が頭の中をぐるぐる回ってました😅
そしてノクターン第3番、ワルツ第1番、バラード第4番(圧巻の演奏でした)と熱演が続き、終わった瞬間、会場がすこい拍手! あーそうだった、桑原さんはポーランドの人たちにとても愛されてたなぁ。
桑原さん、ワルツを弾いてる時の楽しそうな表情、バラードの時のすごく集中した表情、時折何かを考えているような。。。そんな表情の変化に見入っていました。
次はヴィンセント・オンさんの二次予選。小さな体で雄壮な英雄ポロネーズを熱演、そのあとはプレリュード24曲全曲演奏。
ヴィンセントのプレリュードは昨年動画で見ていなかったので、とても見応え、聴き応えがありました。1曲1曲、曲の表情が違って、とても面白かったです。彼の表情はずっと少し怒ってるみたい(そんなことないのてしょうが)、でもとても冷静に演奏されていました。去年も話題になってましたが、大きなめがねが少しずり落ちそう、でもそれが彼のトレードマークです。
3人目はリュー・テンヤオさんのファイナル。幻想ポロネーズと協奏曲第1番、この時彼女はまだ16歳。ほんとにすごい。技術だけじゃなく、すこく表情豊かな音を奏でて、聴く人の心を捉えるのです。
8月のリサイタルでは聴けなかった協奏曲第1番。これが聴けたのが今回最大の収穫。舞台に登場する時、指揮者の方とグータッチしているようすが映りました。まだあどけない笑顔。でもピアノの前に座ったとたん、動じない一人のピアニスト。
オーケストラの演奏がしばらく続いたあとピアノが始まると、会場の雰囲気も変わったような気がしました。ショパンの協奏曲らしく、ピアノの独奏の場面がたくさんあります。テンヤオさん、オーケストラと対話しながら、素晴らしい音を紡ぎ出していきました。
演奏が終わって割れるような拍手の中、指揮者と握手しようとして、2人の頭がぶつかり、思わず笑いが。可愛らしい女の子に戻った瞬間でした。
そして突然暗転し映画は終わりました😳
この映像選を観て、改めてショパンコンクールにのめり込んだ日々を思い返しました。あれから、桑原さん、ズートンさん、テンヤオさん、進藤さんのリサイタルにも行って、どんどん世界が広がっていったのでした。




