こんにちは!
産後うつゼロ!
笑顔で楽しい子育てを応援!
助産師のむらかみ かおるです
赤ちゃんのお肌って、
生後4ヶ月頃から乾燥肌に
変化することをご存知ですか?
生後3ヶ頃までは、
お母さんの黄体ホルモンの働きで
多く分泌されていた皮脂量が、
4ヶ月を過ぎると急に少なくなる
のです
その量、大人の約1/3
皮脂が少ないと肌のバリア機能が
十分に働かないので、
外からの刺激などを受けやすい状態に
なってしまいます
そんなわけで、
今日は生後4ヶ月からのスキンケア
についてのお話
赤ちゃんの肌はデリケート
皮膚の厚さ…約1mm、
大人の約1/2しかありません!
また、肌の表面は酸性から中性に
近づくにつれて、細菌が増えやすいです。
大人の皮ふ表面は弱酸性に保たれていますが
赤ちゃんの皮ふは中性に近い状態。
皮ふトラブルを起こしやすい
状態なのです。
赤ちゃんは大人の2~3倍汗っかき
赤ちゃんの体には、大人と同じ数の
汗腺があります。
つまり、同じ面積に
大人の6~7倍もの汗腺がある計算!
赤ちゃんは
大人の約2~3倍ほどの汗をかく
大変な汗っかきなのです
汗をかいたままにしておくと、
あせもや、ひどいときは皮ふトラブルを
起こすこともあります。
ですから、
毎日、体をキレイに洗って、
スキンケアでデリケートな肌を
健やかな状態に保ってあげましょう。
スキンケアのポイント
赤ちゃんのスキンケアの第一歩は、
肌を清潔に保つこと
赤ちゃんは新陳代謝が盛んで汗っかきなので、1日1回はベビー用の石けんやボディシャンプーでキレイに洗ってあげましょう
ガーゼ、スポンジなどのやわらかいもので、
やさしくていねいに
とくに汚れが残りやすい、
首のまわり
おちんちんの周囲や裏側
おしりやおまたなど
しわやくびれを伸ばすように
人さし指や親指をさし入れて念入りに
洗ってあげてくださいね
ただし、お母さんの爪が伸びていると
赤ちゃんの肌を傷つけてしまうので、
短めに整えておきましょうね
拭くときは優しくポンポン!
石けんやボディシャンプーの泡が
肌に残らないように、キレイに洗い流して
バスタオルでポンポンと軽く押さえるように
水分を十分にふき取りましょう。
こするように拭いてしまうと、
赤ちゃんの肌が傷ついてしまいます
また、体を洗ったあとは、肌が乾燥しがち
肌のカサカサが気になるときは、
保湿効果のあるローションやクリームなどで やさしく保護してあげましょう。
毎日、体をキレイに洗って、キレイに流して、
スキンケアでデリケートな肌を
守ってあげましょうね
スキンケアグッズの選び方
赤ちゃんのデリケートな肌には、
低刺激性のベビー専用スキンケアグッズがおすすめです。
皮ふにアレルギーなどを起こす
可能性のある成分は入っていないか?
裏面の成分表示を確認してみましょう!
敏感肌、かぶれやすい肌質の赤ちゃんは、
初めてのスキンケアグッズを使うときには、
パッチテスト(少量を腕の内側などに2~3日繰り返し塗ってみて、赤くなったりブツブツがないことを確かめるテスト)をしてから
使うようにすると安心ですね
弱酸性のものを選ぼう!
大人の皮ふ表面が、弱酸性に
保たれているのに対して、
赤ちゃんの皮ふは、中性に近い状態です。
酸性から中性に近づくにつれ、細菌が増えやすくなるので、赤ちゃんの肌はトラブルが起きやすい状態なのです!
だからこそ、赤ちゃんのお肌には「弱酸性」のスキンケアグッズでケアしてあげましょうね