こんにちは！
産後うつゼロ！
笑顔で楽しい子育てを応援！
助産師のむらかみ かおるです！
助産師として病棟で働いていた時、
出産直後のママから聞いた言葉のNo.はコレ
「母乳ってすぐ出るものだと思ってました。
最初はこんなにちょっぴりなのですね…
」
」
そうなのですよ！
意外と知られてないようなのですが
最初は黄色い液体がほんのちょっぴり
滲むくらいしか出ません。
また、最初から白い母乳が出ると思っている
ママも多くて、「何コレ〜
」と、
」と、黄色い液体を見て驚かれる方もいました。
しかし、この黄色い液体
赤ちゃんにはスーパー大切
この黄色い液体の正体は初乳です✨
初乳分泌の期間には個人差がありますが、
おおよそ3〜10日ごろまで分泌されます。
特別な理由がない限り、
初乳は赤ちゃんにぜひ飲んでもらいたい
初乳は赤ちゃんにとって非常に重要な栄養源
どんなに重要か！を紹介しますね
**栄養素の豊富さ**
初乳には赤ちゃんに必要な栄養素が
豊富に含まれています。
特に抗体や免疫物質が豊富！
赤ちゃんを感染から保護します。
.
**免疫系の強化**
初乳にはママの抗体が含まれています。
赤ちゃんの免疫系を強化し、ママが罹ったことのある病気から
赤ちゃんを守ります。
**消化器官の成熟促進**
初乳には赤ちゃんの胃腸を守る成分が
含まれています。
これが赤ちゃんの消化器官の成熟を促進。
胃や腸の健康に寄与します。
**腸内細菌叢の構築**
初乳には腸内細菌叢の形成をサポートする
オリゴ糖や乳酸菌なども含まれていて、
健康な腸内環境を整える役割があります。
**新生児黄疸を予防**
初乳はおなかの不調から赤ちゃんを守るだけでなく、
新生児に頻繁にうんちをさせ、身体の中に溜まったビリルビンを
排出させ、新生児黄疸のリスクを低減する役割があります。
このように初乳は、出産後の赤ちゃんが健やかな成長に
欠かせないのです
特に赤ちゃんが生まれてから数日間だけ
分泌する初乳には、赤ちゃんを守るための
免疫細胞や抗体が一番多く含まれていますので、
是非しっかり飲ませてあげたいですね
初乳は、ママから生まれてきてくれた我が子に届ける
最初の特別なプレゼント🎁なのです
補足「新生児黄疸って何？」
というママのために、
大事なことなので、説明させてくださいね
生まれる前や、生まれた直後の赤ちゃんの血液は、
赤血球が多くて濃いものです。
お母さんの胎盤からもらった酸素を効率よく全身で使うためかもしれません。
生まれると、その赤血球が次々に壊れて、ビリルビンという成分に変わり、肝臓で処理されます。
ところが、赤ちゃんの肝臓はまだ機能が未熟なため、
処理しきれなかったビリルビンが皮膚や目にたまり、
黄色く見えます。
これが新生児黄疸です。
通常は、１週間から２週間程度で自然に消える
生理的黄疸がほとんどですが、血中ビリルビン値が高く、
光線療法が必要な場合もあります。
光線療法では、保育器の中で24時間、人工的な紫外線の光を
体に当てます。
体内のビリルビンが水に溶けやすい状態へと変化させ、
尿や胆汁からビリルビンを排泄されやすくします。
こうして排泄されることで、ビリルビンの値が低下します。
新生児黄疸の予防には、
出産直後からしっかり授乳をすることが大切です
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