「ビブリア古書堂の事件手帖」


第三話を観られた皆様、


そして、栞子さん、




想像してみて下さい。



あなたは、二人の思い出の本を、

夫が売りにきた理由が、失明して、過去の前歴の証拠がある。

その二つだけで、売る行為に到れますか?


栞子さん、


それだけで、その「論理学入門」を売りにくると?


それならば、その受刑者だった印のある書類を本からはがせばよいだけでしょう。


ですから、


もう一つ理由を用意して、読者が「ちょっと納得できないところ」を埋める必要が。


美しい解答を求めるなら。


エラリークィーンなら、どうするか、


皆、想像しながら書くと思いますが、


おそらくクィーンならば、


もう一つ理由を用意するでしょう。(だから、クィーンを敬愛していた横溝正史は、理由を多く明記していた。しかも、気付かれないように=これが、最高に上手い書き手の秘密)


さて、


想像してみてください。


まず、


夫は、その印のある書札をはがし、


妻との思い出の品をもう一つの理由で、売りにいくのが自然な行為。


でなければ、愛しながら売る心理に疑問を、探偵役(このドラマでは栞子)は持つでしょう。


つまり、それは、


この本を手放したい心理と、


妻との思い出の本は、手放したくない。けど、強く離す理由。


この二つの心理を、説明できる理由が。


エラリークィーンなら、こうすると、想像してみてください。



例えば、


本を、無くしてしまう。


調度、その前に、印のある書札をはがしておいた。


そして、思い出の本を失った。


が、妻との思い出の品=だから、買い直す。


そして、買い直した本。


そこに印のある書札を貼る。


そして、数か月後、失明の危機。


そこで、その本を、


売ることにした。


古書店に行く。


妻が、夫が本を売りにきたのでは?と聞く。


そこで、栞子は推理。


そして、おかしいですね、


何故、思い出の本を売るんでしょう?


色々なことがわかった後で、そのことが疑問に。


それに対して、


新しい、説得力、方法として、上記した、


夫は、本を失い、新しく古書店で同じ本を購入。


しかし、その本は同じ本でも二人の思い出の唯一無二の本ではない。


だから、思い出の度数の薄いその本を、売りに出した。


妻は知らないから、何故売ったと疑問を抱えたまま。


栞子も、思い出の品を売ることがひっかかってましたが、


何故でしょう?


そこで、ヒントを、用意。


誰かが、その男が、その本を○月○日に買うのを観た。


調度、「論理学入門」を探していて、そこで、書店主に尋ねると、


今、出ていった人が、買っていきました。


と、「あぁ、先ほど、すれ違った人」


記憶していた強い理由として、記憶力に自信があり、クイズ番組に、出場して、準優勝の経験などがあるとか。


その証言から、栞子は、


わかりました、だからご主人は、思い出の本を売りにこられたのだと思います。




そうすれば、スッキリするでしょう。


世界一の推理作家エラリークィーンのように。


クイズといえば、クイズ「ホールドオン」の本日の新チャンピオンは、優秀ですね。


過去、一番すごかったのは、夏休み親子大会のお父さん=この人は、クイズ王ですね!


それと、酒寄さん、かなり勝ち抜きましたが、過去のチャンピオンで最高では?次は岩間さん?


他に印象のあるチャンピオンは、斉藤さん、あと、舘岡さんは、潔くカンがよい記憶が。


反対に、過去最高の勝ち抜きチャンピオンの山崎さんは、実力より運がよかった気が?


簡単な問題を間違えたりと。


しかし、海外と、薬草など、そういう分野は、ものすごく詳しい方でした。


私も倍速で一気に観ていますが、


あぁ、クイズよりドラマ。


しかし、一番、疑問なのは、


奥さんの性格。


これだけ愛情深く、何でも許してくれる女性が、


どうして、未だにクラブで働いているのか?


そして、何故、夫の過去の刑期を知らないのに、


とっさに、知っていると、包み込むのか?


ここからは、文学的に考えますと、


人間の性格が、統合失調症気味?


性格の統合、性格をブレさせない、


人間の描き方。


これが、あまりにも不自然なんですね。


金田一先生。


やはり、ドラマも自然に学ぶべきで、


驚く時は驚き、


優しくする時は優しく、


疑問は、疑問を。


人間の心理をしっかり見つめると、


見つめられる書き手なら、


このシーンは、


刑期(過去に刑務所に入っていたことがあ)ることを告白した瞬間、


凍りつき、


無言になるのが、一番の自然描写。


そして、愛する量と、嫌いになる量のシーソーが動き、


それでも、


嘘でも知ってたと、(ページや時間の関係で、作者が急ぐのはよくなく。韓国ドラマ「ジャイアント」のように、ことこまかく、濃く描くのは、お手本になると思いますが)そうは言わず、


何も言わずに、そこを立ち去るか、


何故、そんな大事なことを黙っていたの?


子供でも、理由を聞きます。


そこで、裏切りを感じ、絶望する。


さて、そこで、


(スミマセン、素晴らしい推理作品だからこそ、書かせていただいています。

過去、こういう感想を別のブログで書いたところ、推理作家の方から、

激励のお返事もいただきましたが、私はただ、上手い物語にする良い方法を、考えて、提示しているだけですので)




それでも妻に、



「知っていた、そんなこと、気にしてない」と言わせるなら、


理由を用意しなければなりません。


エラリークィーンのように。


例えば、


この妻を、許すことを人生のテーマにしている人物という設定にする、


珍しいほどの熱心なクリスチャンとか、


マザーテレサの尊敬者で、先週から、


マザーの教えを、毎朝、音読みして、涙を流して、人を許すこと、愛すことを人生のテーマに、最近決めたことにするとか。(時間が経過すると、教えも知識になってしまい、どういうわけか、風化してしまうことが多いで、熱い時期という理由が必要かと私は思います)



そうやって、観ている者が、納得できる理由を用意しておく。


そうすれば、栞子も、


読者も、それならと納得する。


その納得させる数が多い書き手。


それが、推理小説の一級の書き手と、


いえ、私が言わずとも、作者もわかっていらっしゃると思いますので、


私の推敲は、


このブログを観ている方だけの閉ざされた空間の中で起きた、


冬の夜の小さな密会。


さて、犯人は、


どこに逃げたのでしょう?





いえ、初めから犯人も探偵も存在せず、


ここに人がいて、


人が理由があって、本を売った。


私は、


その男が本を売った理由を、


栞子さんの解いた謎解きでは、


推理する材料が不足している。


そのことを、栞子さんは、


何故、指摘しないのか?


その栞子さんへ宛てた


ラブレターなのです。



その手紙は、


何年後に、「ビブリア古書堂」に届くでしょうか?


本のページに


挟まれた栞。


そこに、


「伝言」


と書いて、

「ビブリア古書堂」に、


本を売りに行く時?



いえ、


おそらくは、もう届いているかもしれません。



栞子さんは、


速読も、ネット速読も、お得意かもしれません?


ですから、今夜、


このブログをお読みになられているかもしれません


から。








*冒頭の「想像してみて下さい」


は、ドラマで、栞子が言うお決まりの台詞ですので、引用させていただきました。



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