12月28日(金)友引・癸亥・一白・閉・亢・柳・納めの不動・八専終り・一粒万倍日・満月



今年も鑑定を通じて、お世話になりました。


駅地下には、30日(日)までいますので、


年内最後に、お会いする方は、


2012年の締めくくりに、良いお話をさせていただけたらと思います。


新年は、やはり、(県外へと出て)初詣。


帰りは、3日を予定しています。


早ければ、3日の夕方頃から、駅地下にて初鑑定を行う予定です。

















話は変わりまして、(ここからは、ドラマ好きな方のみお読みくださればと思います)



ドラマ好きのT君と、カフェにて。



「今までの朝ドラで、一番の名シーンに出会った」と、私。


「純と愛の(ホテルの)ロビー・ウェディングですか」とT君。


「やはり、T君もそう思う?」


「思いますよ。

もしかして、(マナカナちゃんの)『ふたりっ子』を超えそうですか?」


「純と愛は、近くまで来ていると・・思う」


「僕の中では越えました、カーネーションも。


『純と愛』が一位ですよ」


「ちょっと待った!


名シーン、それが『ふたりっ子』にはちりばめられていて、同じマナカナちゃん主演の『だんだん』もいい線いくけど、届かない。


でも、ふたりっ子の名シーンは、決定的なものはと考えた時に、


ロビー・ウェディングには届かない・・・かも。


(本日の「五十音で一番好きな言葉は?

「と」

理由は、「と」があるから、人がつながる=AとB、純と愛というやり取りから、

ハッピーニューイヤーに続くシーンも凄くよかったですね。このやりとりは少し前なので、本日のシーンは会話にないですが)

私が過去、名シーンだと思うのは、


『さくら』で、東北だったか、外人たちが古民家で料亭をしていて、


そのお店が、地上げ屋によって、潰されそうになった時に、


ヒロインのさくらが、演説をして、


その外人たちが外人なのに、日本の味を、

店を守ろうとするのを擁護するシーンでしたけど、ロビー・ウェディングは、そこを超えたかも?しれません。


(さくら自体は、私の中の朝ドラ・ランキングでは、ベスト5に入りませんが)


最高に印象に残る面白シーン一位は、


「やんちゃくれ」で、


餃子屋「喰うにゃん」をオープンさせて、チャイナドレスで面白いポーズにて姉妹が登場したシーンでしょうか。


これだけ意外で面白い演出は過去、見当たりません。


心が動いたシーンは、


「あすか」で、菓子職人の師匠である父親に、


私は男になります。


ですから弟子にさせてくださいと、髪を切って土下座するシーン。


ただ、どうしても、あすかの面白さが、


度を超えない理由は、菓子職人という狭い世界なのと、


ふたりっこ(だんだんもそういう部類ですが、ふたりっ子)ほど、エピソードがてんこ盛りではない点でしょうか。


本当に「ふたりっ子」は、二人の人生が濃く描かれていましたから、


一人ヒロインものよりも、


二人分の物語で楽しめる。


さらに(面白い)エピソードが次々と起こり、面白かったわけですね。


そのマナカナちゃんのカナちゃんが、結婚されたそうですが、おめでとうございます!


話を戻しまして、

純と愛は、まだ数か月のホテルの従業員を生きる人生。


ふたりっ子やカーネーションのように、一生の人生を、猛スピードで描いていくのに対して、時間の容量で負けてはいます。


しかし、面白いです!


でも、同時に「キムタック」と「ジャイアント」も、倍速で観ていたのですが、


やはり、


「キムタック」がやや薄く感じて・・・しまいました。


「純と愛」よりも、細かい設定はよいんですが、


熱いです、「純と愛」



「純と愛」の欠点=愛の母親を一面的に描き過ぎ=これでは、悪者すぎでしょう。


純の父親も頑固に描き過ぎ=不自然。


これだけ冷酷な女性に設定するなら、純か愛かを、弁護士にする話に第二部からして、あの悪徳弁護士の母親と闘ってやる。


そういう流れにすべきでしょう。



でも、「純と愛」


いいドラマですね。



で、すが、


韓国ドラマ「ジャイアント」を観ると、


「純と愛」の熱さの部分は、残るのですが、


「ジャイアント」は、あまりにも凝りに凝っているために、


圧巻!


圧巻!


圧巻です!!


「純と愛」が、いや「ふたりっ子」が幕の内弁当ならば、


幕の内弁当の十段重ねぐらい、


中身が詰まりに詰まっています!


私は今まで観てきた小説。


物語の中で、


これほどまで何もかもが入った、


てんこ盛りな物語に出会ったことがありません。


(チャングムは、医学知識面は上ですが、エピソードの豊富さは、やはりジャイアントが一枚上。

エデンの東も策略がちりばめられていますが、ジャイアントほどのアイデア、エピソードはありません。

ただ、余りにも盛りだくさんなアイデアが、「ジャイアント」には詰まっているので、エデンの東のような余韻は、比較すると不足しているのは確かです。

情感、熱情、怒りや悲しみ、それは、エデンの東の方が上。ですが、復讐劇というテーマは同じで、アイデアや、どんでん返しなど、エピソード面はやはりジャイアントでしょうか)


し、しかし、一体、ジャイアント という物語は、


どれだけのアイデアを盛り込んでいるのでしょう!?


数多くの仕掛けが、自然にちりばめられていて、それが、人間の情感と結合している点は、推理小説という枠でこの作品をとらえた場合、これほど優れた作り方は、あるように思えません。


何故なら、推理ものは、メカニズムを重んじた場合、どうしても、数学の公式のように、味気なく、人間の情感が、犠牲になり、ただ探偵が謎を解いていき、どこまでも、論理的で、涙が乾いてしまいます。


しかし、ジャイアントは、仕掛けがすごいうえに、すべてのシーンが、涙を誘発していく。


この作り方、特に、本格的な推理小説を書かれている方なら、こ、こうすれば、「謎解きはディナーの後に」とかでも、もっと、泣ける話になるのではと、


新しい作り方に開眼されることでしょう。


しかし、ジャイアントは、


凄いですね、細かい工夫に、意外な展開。






それが休むことなく、


繰り出して、繰り出して、これは、


何故か、それが止まらない。



展開の雪だるま式型のドラマと、名付けたいところです!


総じて、魅力あふるる物語を、


私の前に、


大きなお皿に載っけて(いえ、十段重ねの幕の内弁当として)、


差し出してくれて、圧倒されてしまいました!!!



(リアルタイムで放送されていた「赤と黒」とかも面白いですが、

「赤と黒」が、一つ仕掛けて、二つ目を仕掛けて、数個目で、もうアイデアそのものは、終了に近付くとすれば、「ジャイアント」は、


一つ目と二つ目と三つ目と四つ目が同時に別々のところから仕掛けられていて、あっと思えば、そちらから、そちらとあちらも共同で、実は、あちらのあちらに、あらあらら ~


しかし、本当に底なしのアイデアですね。


人間の作り方。


人と人との絡ませ方。


展開。


衝撃。


騙し合い。


破壊される愛・・・


悲劇


そして、悲劇


憎しみは、


恨みは、


どこまでも、


解決されることはなく・・・


そして、絶体絶命のピンチに!


しかし、


想像を超える展開が。


死んだ?


と思っていたら?


どこからか飛んでくる


謎のボールのように、



???


しかし、このドラマは、台詞も素晴らしい!



これが、1970年代にあった、


政治犯を矯正するための収容所なのか?


拷問シーンには恐怖しましたが・・・しかし、主人公は、そこで?



引き裂かれた家族。


しかし、絶対に切れない絆。


何度も何度も破壊されても、


どれだけ打たれても打たれても、屈しない(主人公)ガンモ。


謎。


そして、


また嘘。


しかし、


あっけなく、謎は明かされて、


あれ、それなら、中だるみするでしょう?


それが、絶対にしない!


飽きない。


続きが気になって仕方がない!


すごい、


すごい、


こんなストーリー、よく創られました。


普通、謎は最後に明かされますが、小さい謎は、早く解明されてしまい、


明かされれば、知りたい欲求が減りに減るのでは?


物語も、終わりに近付くのでは?



しかし、それが終わらないのです?


また、とんでもない謎が出現してきて!


しかし、推理小説のように、


科学的だったり、医学的だったり、


ドライかクールかの人間たちの理系なやり取り、


そういう風にはならない。つまり、肉食系で、ガンガン攻めてくる。


血まみれになって、叩きつけられ、それでも這い上がってくる。


ハラハラドキドキ。


決して、おとなしくならず、意外な展開がまた現れる!?


しかし、緻密な上に、どこまでも、人間臭く、


情感もあり、心に突き刺さる台詞に涙。


そう、ハラハラドキドキが止まらないのです!!



情のある生き様。


反対に、悪の中の悪人であるチョピリョンの言動のものすごさ。


これほどの悪を、よく想像されました。


絶対に逆らえない政略・・・・。


仕掛けられた罠。


罠。


罠。


絶体絶命。


しかし、


再び・・・。


底なしの展開。


日本の朝ドラの名作「ふたりっ子」が、二人の濃い人生を描いた物語であるならば、


ドラマ「ジャイアント」は、


主に七人(ガンモ、ソンモ、ミジュ、チョピリョン、ミヌ、万宝建設の会長、ジョンヨン)の濃いドラマ?


この七人が同時に、


ものすごい、ことをやってくれて、


目が離せない?


しかし、続きが観たくてしょうがないドラマは、


今の日本に私にはないですし、


これは、シナリオのレベルの高さを物語っているということでしょう。


日本では今、一話完結の内容という風潮がありますが、


話を続ける方が、本当は面白い。小説も長編が面白い。


それを、このドラマで、再認識できました。


しかし、こ、これほどのドラマが、存在したことに感激です。




T君とジャイアントについて、上記のような会話をした上で、


T君が


「僕は、ジャイアントは、凄いと思いますけど、


韓流をかなり観てきて、ジャイアントは確かにアイデアやストーリーは最上級だと思います。


ただ、情の面で、何か、軽い気がするんですよ。


情感だけなら、『冬ソナ』や、『エデンの東』の方が上のように思います。


アイデアやストーリーは、ジャイアントの方が上ではありますけど」と、T君。


「確かに、『エデンの東 』は、私も、韓流第一位だけれど、エデンが、


シンテファン一人の策に、皆が翻弄されるのに対して、


「ジャイアント」は、あちこちから地雷が爆発。


でも、エデンのイ・ドンチョルという人間には、


本当に男として、惚れました


(ジャイアントは、60話中、現在、観ているところが40話のあたりです)


T君が「巨人の星の星飛雄馬が、大リーグボールを投げるでしょう、


「ジャイアント」の脚本は、大リーグボールなんですよ。


もちろん、ものすごい球です。


だけど、大リーグボールには一つ、欠点があるんです。


それは、軽いこと。


軽いために、ある打ち方さえ習得すれば、確かよく打たれたはずなんです」


と、T君が、面白い例えをしてきたので、


私も、上手いことを言うと思いました。


ですが、日本のドラマほど軽くはなく、


情感もたっぷりあります。


ただ、確かに、情感の濃い韓国ドラマの名作と比較すれば、


情感面は、軽く感じられる?


それは、サスペンス性が濃いため、


一人一人の心理描写が足りない?


もちろん、ありますが。


しかし、一つの物語ですが、


一つの物語ではなく、韓国の現代史のような一面も持つジャイアント。


私は、ノックアウトされています。


さて、何故、日本では、こういう壮大で、あらゆる面で優れた作品を作る、


徹底した感覚がないのでしょう。


それはおそらく、推理小説界の巨匠である松本清張先生が、


日本のサスペンス小説を、


一つの方向性に、持っていったからだと私には思われるのです。


ミステリーやサスペンスドラマの作り方を、


定型化


形式化


させてしまった。


だから、お約束的なドラマが多くなった?


事件が起きる。


刑事がお約束通りに解決していく。


刑事の視点が中心=どうしても、クールかつドライになるでしょう。


これが、犯罪者の心の叫びや、犯罪者の心理や、


復讐など、そういうところから創るドラマが主流になっていれば、


運命の道筋は変わっていたような気がします。


しかし、韓国には、松本清張がいなかった。


ちなみに、ハリウッドには、


E・クィーンが(映画製作の脚本も協力して)いたから、


あれだけ壮大な物語の中に、


緻密な謎解きが成されるハリウッド映画の手法が、


確立されていったのではないかと、私には思えるのです。


しかし韓国は、


独自に、


世界の物語を研究しながら、


形式からではなく、


物凄い物語を作り上げた。


その集大成の一つが、


「エデンの東」


や、


「ジャイアント」


のように思えます。


(ジャイアント=靴磨きから初めた孤児が、出世するガンモのサクセスストーリーで、巨人になる例えなのでしょう


ガンモが作中でこんなことを言います「体のデカい奴、大きな企業が、強いとは限らない、体が小さくとも、デカい奴を倒すことができるんだ」と。

実際、ガンモは、何度も死に目に遭いながら、ジャイアントにのしあがっていくので、その言葉を証明しようと、生きていくのでしょうね)


ですから、「ジャイアント」には、


盛りだくさんな(物語の)エッセンスが詰まっていて、


まったく形式臭くないんですね。


そして、そこに、家族愛や、


人間の在り方のようなもの、


そして、土着性が、


あふれている。


演技も、真剣そのもので、


観る者を、


本気にさせる。


日本では、ドラマの台詞よりも、


そういう生々しい言葉は最近、


Jロック、Jポップ系のバンドの言葉の方にこそ存在するために、


そう、そちらの方が、リアルな言葉が飛び交っているでしょう。


ですから、若者たちも、


生の言葉が、


ちょっとこちらに向かってこないと感じられる(日本の)ドラマ。


お約束で作られている感のあるドラマよりも、


歌の言葉の方に共鳴しているのでしょう。


ですから、


「ジャイアント」には、


そういう一面までが存在するので、


私の中で固まっていた、


ドラマの固定観念は、


観る度に破壊されていっています。


しかし、


復讐というテーマを、


復讐心がない書き手が、


書いても、


やはり人の心には響かないと思うのです。


そして、その時に、


あぁ、自分は書けない、これが才能がないということかと、


失望する瞬間があると想像できますが、


そういう心境の時にこのドラマを観られると、


(そう、作り手の目で観ると)このジャイアントの凄さは、


明確に感じられるように私には思えます。


作ろうと思っても、


簡単には、作れないドラマ。


推理系新人賞では、


一次審査を通過出来るかどうかもわからないような、問題点も多いのも事実ですが・・・。


その理由は、ストーリーが破たんしているからです。


そのことは、もうわかっているのに、何故、知らないのとか。


そのことを、強引にしても、他が、もう気付いているのではとか。


おかしな点も点在してはいます。


しかし、あらゆる推理新人賞の作品達が、


勝てないほどのものすごい何か!


それが詰まりに詰まっているのは確か!


「ジャイアント」というタイトルだけに、


大作家なら、


必ず絶賛されると思います。


江戸川乱歩が生きていれば、


これは名作だ!


と、絶賛していたことでしょう。









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