師走・極月
12月1日(土)先負・丙申・一白・納・氏・鬼・福井永平寺臘八・ペルセウス座β星アルゴルが極小・月と準惑星ケレスが最接近
12月2日(日)仏滅・丁酉・九紫・開・房・柳・京都知恩院仏名会・一粒万倍日・カシオペヤ座RZ星が極小
12月3日(月)大安・戊戌・八白・閉・心・星・埼玉秩父神社夜祭・一粒万倍日・不成就日・木星がおうし座で衝・ペルセウス座β星アルゴルが極小
12月4日(火)赤口・己亥・七赤・建・尾・張・三隣亡・262P/マクノート・ラッセル彗星が近日点を通過
12月5日(水)先勝・庚子・六白・除・箕・翼・納めの水天宮・奈良桜井市九頭神社例祭・カシオペヤ座V星が極大・しし座ω星(5.4等)の食(東京:暗縁から出現、高度56゚)水星が西方最大離角・こと座β星シェリアクが極小
12月6日(木)友引・辛丑・五黄・満・斗・軫・カシオペヤ座RZ星が極小







 失望した人たちの情念。


 それが、霧に紛れて、


 道路の上を流れてゆく。


 次第に水量が増してゆき、


 悲哀の川となって、


 四方へと。


 夢の破片が、散らばった、光りの反射で色を幾重にも変える


 名もない川。


 笑顔でそこに飛び込もう。


 きっと苦味に耐え切れず、


 勝ち負けの果てに見える虚像の山が、


 脳裏に過ぎるかもしれない。


 川のことは忘れよう。


 僕らは、笑わない数学者になって、文明の明日を切り開いていかねばならない。


 科学の川と、悲哀の川が、


 交わる場所で、別々の水路に向かって、


 無関心の川を作っていこう、


 この合理主義万歳と、


 どうしようもない迷いを断ち切るためにも。


 敗者の臭いは、密封パックにして、


 CDににでもしておけばいい。


 コンパクトな商品にでも。


 人は理性を取り戻し、理由の方を、


 ダストボックスに入れてゆく。


 やがて、涙も枯れ果てて、


 悲哀の川も忘れられてゆくだろう。


 流れ作業の工場で、考える時間は、非効率。


 笑顔のレッスン。


 理由は捨てて、形から入って、無関心の信者の一員に。


 売れるものと売れないもの。


 数字と数の魔法が、人を麻痺させ、


 自然に笑うことさえ、不可能になってしまいそう。


 ベルトコンベアーに乗って、こちらにやってくるのは、


 チャップリン。


 失われた物語。



 携帯電話は、恐いものだから。


 誰も言わなくなれば、


 安全品と、思考は停止。


 ボタンの掛け違えたところは、どこだろう?


 流れる川は変わらないのに、


 太平洋も、変わることはない。


 機械の恩恵と、機械に支配されている僕ら。


 その盤上を、


 俯瞰して観る人や、評論家は、


 昭和という時代ともに消えてしまった。


 ロボット三原則も、いつか絵に描いた餅になる日が来ても、


 未来を予告しても、未来の方は、想像以上に、


 欲望を増長させていき、


 未来を創造する博士たち、賢人たちの設計図通りに事が運ばれることもない。


 そして、また一人、人生に失望した科学者や、天才が、


 ノーベル賞の授賞式の映像を見詰めながら、


 数式に愛されなかった博士の孤独を深めてゆく。


 失望者たちの涙。


 それが大地に落ちてゆく。


 増してゆく水かさ。


 次第に、川になってゆく。


 その川に濡れた、


 一握の砂。


 を手に取り、


 それを手のひらからこぼしてゆく。


 さらさらと。


 めらめらと。


 砂は手のひらから


 零れてゆく。


 嘆きの砂


 が。




 そんなことを綴っている僕も、


 この社会の中で、


 一体、何が出来る?


 ベルトコンベアーに乗っていき、


 チャップリンと語っても、


 答えなど出ぬまま、


 この世の中と、同調する選択に落ち着くまで。


 どうやっても追い越せない現実。


 理想も、変革も、


 一人の意見ではどうすることもない。


 だから人は組織を作り、同志を集める。


 それが、人間という生き物。


 だけど、それを誇ろうとすることも大切だ。


 否定、批判することばかりではなく、


 今あるものを、


 見つめ、その理由について、愛そうとする努力も。


 幼い頃、


 人生について、深く考えた末に出るような言葉を、ドラマの中に


 描かれていた場面を観た記憶がある。


 だけど今は、


 演じる人たちが口にする言葉は、


 どれも浅い台詞ばかり。


 ただし、それならお前が書いてみろ。


 と言われても、浅い言葉を、


 やはり書いてしまうのでしょう。


 言葉は、今の自分。


 深い考えがなければ、その口から深みのある言葉は、口にできはしない。


 だから何かを口にしても、


 ここに刻まれる言葉も、


 風とともに舞う、


 葉の一枚。


 言の葉の一枚。


 それが風に舞っている。


 ドラマのように、


 宙を漂い、


 価値の有無にかかわらず、


 疑問詩のように、


 宙を揺らしたら、


 そこに何か力があるということでしょう。


 力なき言葉は、


 何も揺らすことなく、シャボン玉のように消えてしまうものだから。


 言葉は、


 幻。


 だけど、


 何かを考える契機として、


 今夜も、



 風に舞っている。






 
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 私は、愛知県を、「無震県」と(ある時期まで)改名することを提唱しています!

 地震の波動を受けないためにも!

 地震に無縁の「無震県」

 大地の揺れも無縁となりますことを!

 静岡県の新名も閃きました。
 それは「静震県」です。

 そして、東京都の新名も閃きました。
 それは「地鎮京」です。




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