ご訪問ありがとうございます!

たおと申します。




リアムタイムでは、私は2月4日に入院し、

無事手術も終えております。

術後5日目で、順調に回復しております!


入院生活はまだ折り返してもないけど…

頑張ります!




今日はロイのご報告です。



脾臓腫瘍破裂で緊急手術となったロイですが、

1月26日に無事腫瘍は摘出して一命を取り留めました💦


危なかった…


破裂は、異変があった1月23日にしたと

思われるのですが、

一旦は、自分で血を止め、回復傾向にあった為、

なんとか手術日まで再出血しないように

止血剤を服用し、安静に、安静に過ごしました。




しかし、手術当日、再び破裂したらしく、、

開腹すると、お腹が血の海だったそうです💦


出血量は800cc。

間一髪で即止血し、脾臓摘出。

しかも、輸血なしで乗り切ったそうです。



術後、面会もでき、

少し元気がないものの、

意識もはっきりしていて、いつものようにベッタリとくっついてきました。




悪性の脾臓腫瘍破裂は、

大半が血管肉腫らしいのですが、


手術直後の段階での先生の見立てでは、

よっぽどの早期でない限り、

血管肉腫以外の悪性腫瘍の可能性が高いとのこと。


血管肉腫だと、脾臓が破裂する頃には

肝臓や肺に転移が見られることが多いそうなのですが、

今のところ、肝臓や肺の臓器はめちゃくちゃキレイ。

血管肉腫の特徴とは違っているかな、と言う印象。



その代わり、今回の脾臓とは違う場所で、

気になるものがあるとのこと。


CTで、

他の部位を調べていると、

腸の一部に壁が分厚くなってる場所があると。

あと、その周辺のリンパが腫れている為、

細胞診しましたとのこと。


細胞診の結果、異常な大きさのリンパ球が多数見られたため、

腸の分厚い壁は、リンパ腫の疑いがあるとのこと。


となると、脾臓もリンパ腫の可能性が高く、

そこから腸に転移した可能性が高いかも…とのこと。


どちらも病理検査に出して結果を待つことに。。



リンパ腫も血液の癌の為、

将来的には全身に回ってしまう病気だけど、

血管肉腫に比べると、まだ闘える。

リンパ腫とうまく付き合いながら頑張れる。


と、先生に励まされました。


それでも、治らない癌にショックを受け、

泣いてしまったけれども…



確かに、血管肉腫を調べると、

平均で3ヶ月くらいの余命なんです。

そして、、犬種はゴールデンの発症率が高い…


先生も恐れる怖い病気。

私も、リンパ腫でまだ良かったと思うようにしました。



翌日面会に行くと、

ご機嫌のロイくんの姿が✨



ずっと私のワキに頭を突っ込み、

離れたくない様子…


私が帰ると、終始イライラするようになっていたそうで…


ロイのメンタル的に、入院は短い方が良いだろうと

術後3日目で退院となり、自宅療養に切り替えました。



退院直後は、病院では全く寝れなかったのか、

ずっっっっっと眠っていました。



アメリが、隙あらばロイを踏みつけるので💦

常に監視が必要でした💦


アメリも心配していたと思いますショボーン

アメリなりの愛情表現なのかなー…



退院してから2日間は、ぐったりしている姿が多かったのですが、

退院から3日目からはびっくりするくらい元気になり、

食欲も、いつもの爆食に戻っていました!



私に、

ソファーで一緒に寝ろ!


と、偉そうに呼ぶようにもなりました✨



このまま、時間が止まれば良いのに…

本気でそう思いました。。




そして、

2月3日、私の入院前日に抜糸をしてもらい、

現状を診てもらったところ、


驚異的な回復力です!!


と、嬉しいお言葉を頂きました✨


血液検査の数値も、

出血してる分、貧血が酷かったのですが、

徐々に上がってきてました。


体調不良の原因だった破裂した脾臓も摘出し、

腸の腫瘍も早期の為、症状は何もないはずなので、

今のところ、体調を崩す原因のものは体内にはない。


元のロイちゃんに近づきつつある。


との前置きの後、

病理検査の結果を聞きました。



その結果に愕然。。


先生も、こんなケースはあまり経験がないと仰ってました。




複数個ある脾臓腫瘍の一つは血管肉腫、

他の脾臓腫瘍は良性腫瘍、

腸はリンパ腫…


どちらも高悪性度。


どちらかが誘発したわけでもなく、

偶然に同時期にできた、全く別物の重複癌とのこと。

おそらく、ここ1ヶ月とかで急激に発症し

進行したんだろうとのこと。。


どちらか一つでも悲しい結果なのに、両方って…


何もかも受け入れられず、呆然。。



この先、この子はどうなるのでしょう。。

一体、あと何ヶ月生きられるのでしょう。。



本当に珍しいタイプなんですが…


脾臓は、よっぽどの早期でない限り、

血管肉腫ではないように思う、と言いましたが、、

よっぽどの早期でした。。


今まで私が経験した中で1番早く見つかってると

思います。

なので、他の臓器には転移もない。

血管肉腫の特徴も他に見られない。

けど、幸か不幸か、腫瘍も小さいのに破裂した。

破裂したから、今回たおさんが

異変に気付いてくださった。。


本当に、よく連れてきてくださったと思います。


かなりの早期で見つかってはいるが、

細胞レベルで全身に癌は既に存在していると思うので、


今後は、転移をできるだけ遅らせるよう、

血管肉腫とリンパ腫の

両方の抗がん剤が必要になります。


やるなら術後2週間後から…


無治療という選択肢もあります。

このまま、自然に任せて、ロイちゃんの寿命に従う。

これも、間違いではないと思います。


ご家族とよく話し合ってくださいね…



早期でも、余命は数ヶ月なんでしょうか?

今のロイだとどれくらいなんでしょうか?



血管肉腫の余命データは、

安楽死の子も含まれている為、

正確な数字じゃないと思ってます。


その子その子で、体力も病状も違うので、

数字にとらわれないでほしいです。。


ロイちゃんは、幸い今は悪いところはないので、

抗がん剤が合えば、頑張ってくれると信じてます!


そのためには家族のサポートも不可欠になりますが…



サポートには、財力も含まれてるのかな、

と思いました。


確かにお金は

凄まじくかかるでしょう。。


軟部組織肉腫の手術で40万、

脾臓摘出手術で、35万。

これからの抗がん剤治療で月5万程でしょうか。。


私の希望は一択でしたが、

ロイにとっての最善はなんだろう…

辛い闘病になるのなら…

それでも延命させるのは人間のエゴではないのか。


ペットの最期。

難しい問題。。


相方に相談したところ、

治療以外の選択肢はないやろ。と言ってくれました。



ロイのためにやれることはやり尽くす。

そう決意し、私も翌々日、手術に臨んだのでした。



ロイは私の心臓。

私の全て。


今そばにいてあげられないことが本当に辛いけど…


家族も、お義母さんも、姉も、息子の彼女も、

みんなでシフト組みながら家事とロイのサポートを

してくれてます。



がんばれ!ロイくん!




続く…