三島由紀夫さんの碑
前回、三島さんにふれたので、加古川市志方町にある三島由紀夫さんの慰霊碑を御紹介。
もう、3~4年くらい前の話なので、場所、忘れちゃったのですが、『笑とる仏』の62ページの「東飯坂の阿弥陀石仏」の近所です。地図で調べると「玉乃緒地蔵尊」と書いてあるので、それを目印に行けば良いでしょう。そこにあります。
元々、私は玉乃緒地蔵尊を取材に行ったのですが、どー言うんですかねぇ…。私と気が合わなかったというか、波長が合わなかった地蔵様なので、おじきをして撮影はしませんでした。そうした理由で訪れたのに一切撮影もしていない仏様もおられます。Talking with 地蔵です。笑。
でも、この地蔵様は、子授けの御利益で有名らしく、お参りの人は多いそうですよ。
「収穫なかったな~」と思い、照りつける夏の日差しの中、何気に地蔵尊の奥へ行くと、このデカイ三島由紀夫の慰霊碑があって「ビックリ!」
学生の頃、三島由紀夫は愛読していたし、当時私は東京で暮らしていたので、兵庫県の山奥で再会するとは夢にも思いませんでした!笑。
このように、なんだか、三島由紀夫さんとは微妙に縁があるし、不思議と好きなんですよ…。それは、ひょっとすると、同じ播磨の血が流れているという共通項なのかもしれません。(いつか、このブログにも書くつもりですが、播磨はその昔、土着の陰陽師が多かった地なんですよ。作品を創るような人は、ほとんどシャーマンと同じですから、そのシャーマン系の血という意味です。)
以前にも御紹介しましたが、三島由紀夫さんのお爺さんが志方町出身で、三島さんの本籍地はここ志方町になっています。(お爺さんの平岡定太郎さんも結構ヤリテだったそうですね。家系の研究を一時期したことがあるので思いますが、祖父母やひい爺さん、ひい婆さんの影響がよく孫に出ますね。隔世遺伝みたいなものですかね。)
隣には、「檄文」なんかも書いてあったので、大きめの画像で御興味があれば読んでみて下さい。
上段の「偉人三島由紀夫」以下は、三島評にありがちな、感情先走り文で、あまりお勧めしませんが。笑。
天皇制は、日本の文化という点で非常に大事だと思いますが、三島さんの政治的イデオロギーは、私は、よう解りません…。実は、あまり興味もありません。
こうした政治的イデオロギーは、御本人は本気だったろうけど、深層のところは、「自決の口実」でしょと指摘したのは、親友の澁澤龍彦さんでした。私もそう思います。以前書いた三島記事のように、本当の動機は、律儀さ故の、「戦争を生きのびてしまった、うしろめたさ」だったんだと私の場合は思います。![$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-三島由紀夫 花](https://stat.ameba.jp/user_images/20110710/14/kaoruangels/99/f4/p/t01920283_0192028311341468727.png?caw=800)
この碑の近くには、こんな真っ白なキレイナ花が咲いていましたよ。
今日、何気にテレビを見ているとメンサを紹介していました。ウソかホントか知りませんが、メンサ会員のほとんどが、自分が生まれた瞬間の情景を覚えているそうです! そう言えば三島由紀夫さんも、生まれた瞬間の情景を確か、『仮面の告白』に書いていた記憶が…? 頭のいい人はちがいますね!
私なんか保育園の記憶でさえアヤフヤ。笑!
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もう、3~4年くらい前の話なので、場所、忘れちゃったのですが、『笑とる仏』の62ページの「東飯坂の阿弥陀石仏」の近所です。地図で調べると「玉乃緒地蔵尊」と書いてあるので、それを目印に行けば良いでしょう。そこにあります。
元々、私は玉乃緒地蔵尊を取材に行ったのですが、どー言うんですかねぇ…。私と気が合わなかったというか、波長が合わなかった地蔵様なので、おじきをして撮影はしませんでした。そうした理由で訪れたのに一切撮影もしていない仏様もおられます。Talking with 地蔵です。笑。
でも、この地蔵様は、子授けの御利益で有名らしく、お参りの人は多いそうですよ。
![$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-三島由紀夫 碑](https://stat.ameba.jp/user_images/20110710/14/kaoruangels/ee/45/p/t02200304_0349048211341468726.png?caw=800)
学生の頃、三島由紀夫は愛読していたし、当時私は東京で暮らしていたので、兵庫県の山奥で再会するとは夢にも思いませんでした!笑。
このように、なんだか、三島由紀夫さんとは微妙に縁があるし、不思議と好きなんですよ…。それは、ひょっとすると、同じ播磨の血が流れているという共通項なのかもしれません。(いつか、このブログにも書くつもりですが、播磨はその昔、土着の陰陽師が多かった地なんですよ。作品を創るような人は、ほとんどシャーマンと同じですから、そのシャーマン系の血という意味です。)
以前にも御紹介しましたが、三島由紀夫さんのお爺さんが志方町出身で、三島さんの本籍地はここ志方町になっています。(お爺さんの平岡定太郎さんも結構ヤリテだったそうですね。家系の研究を一時期したことがあるので思いますが、祖父母やひい爺さん、ひい婆さんの影響がよく孫に出ますね。隔世遺伝みたいなものですかね。)
![$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-三島由紀夫 碑_2](https://stat.ameba.jp/user_images/20110710/14/kaoruangels/62/76/p/t02200174_0694054811341468728.png?caw=800)
上段の「偉人三島由紀夫」以下は、三島評にありがちな、感情先走り文で、あまりお勧めしませんが。笑。
天皇制は、日本の文化という点で非常に大事だと思いますが、三島さんの政治的イデオロギーは、私は、よう解りません…。実は、あまり興味もありません。
こうした政治的イデオロギーは、御本人は本気だったろうけど、深層のところは、「自決の口実」でしょと指摘したのは、親友の澁澤龍彦さんでした。私もそう思います。以前書いた三島記事のように、本当の動機は、律儀さ故の、「戦争を生きのびてしまった、うしろめたさ」だったんだと私の場合は思います。
![$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-三島由紀夫 花](https://stat.ameba.jp/user_images/20110710/14/kaoruangels/99/f4/p/t01920283_0192028311341468727.png?caw=800)
この碑の近くには、こんな真っ白なキレイナ花が咲いていましたよ。
今日、何気にテレビを見ているとメンサを紹介していました。ウソかホントか知りませんが、メンサ会員のほとんどが、自分が生まれた瞬間の情景を覚えているそうです! そう言えば三島由紀夫さんも、生まれた瞬間の情景を確か、『仮面の告白』に書いていた記憶が…? 頭のいい人はちがいますね!
私なんか保育園の記憶でさえアヤフヤ。笑!
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