今回のテーマは、「 現代 」です パー



今、私たちが存在しているこの瞬間を「現代」というならば、


もちろんそれ以前の時代もあるわけですあせる



普段、何気なく口にしている「ジェネレーションギャップ」について、


考えてみましたひらめき電球

 



 私事ですが、スカイプでの読書会を主宰しています本

 私も初めてのことなので、一緒に楽しく本を読んでいくというスタンス


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『 100歳まで生きたくない 』



 今年の3月7日の夕暮れ時、神戸市の海岸にひっそりと女性の遺体が打ち上げられた。

亡くなった女性の年齢は99歳で、死因は自殺と判明した。



「99歳の女性は、どうして自ら死を選んだのか。」と驚きをもって、ニュースやネットで配信された。現代の日本では、長生きは素晴らしいことであり、尊いこととして家族も本人もそれを望んでいるとされている。だから、大いなる疑問をもって、このニュースは取り上げられた。

戦前の時代とは変わり、現代の日本は医療技術も飛躍的に伸び、住環境も格段によくなった。男女とも平均寿命は延びて、今では世界一だ。それは、裏返せば世界一の高齢化社会だということだ。ただ、実際に高齢世代でない場合、どれだけその世代のことを理解できているだろうか。



亡くなった女性は、夫とは死別し、長らく一人暮らしをしていたが、子供や孫との家族仲も良好で、お金の心配もなく、丁寧な暮らしぶりだったそうだ。毎日公園で散歩をして、近所づきあいも活発で、傍目には幸せな老後を送っていると思われていた。

しかし、その口癖は「100歳にはなりたくない。」だった。

デイサービスでは長寿にあやかりたいと体を触られ、市からの長寿の表彰もあまり嬉しそうではなかったらしい。

わたしが衝撃を受けたのは、公園仲間の80代の女性が、慕っていたけれど埋められない年齢の差があったと話しているのだ。私からすると、80代も90代も同じ高齢者としてひとくくりに考えていたことを恥じた。

10代と20代が違うように、20代と30代が違うように、なぜ80代と90代が違うことに気が付かなかったのだろう。

80代の女性は言う。「夫や家族よりも、同年代の友だちがいないほうが寂しく感じる。この穴は、家族では埋められない。」と。



以前から「高齢化社会」に対しての対策うんぬんが議論されているが、私たち世代は高齢の方々に対して、何をしてきたのだろうか。高齢者に対しての勝手な思い込みで、自己満足に浸っていなかっただろうか。もう一度、高齢者に対する傲慢さを捨てることが、現代の私たちにできることだ。



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