今回のテーマは、「 春 」ですチューリップ赤チューリップピンク


 一般的には、希望あふれる季節ですが、


 人によって感じ方の振り幅が大きい季節でもあると思っていますあせる


 

 私事ですが、こじらせた風邪がなかなか治りませんカゼ


 風邪はいつか治りますが、人生をこじらせちゃうとなかなか治りませんねww叫び



 今は、風邪でハスキー声ですが、スカイプでの読書会を始めていく予定ですニコニコ


 読書した後に自分の想いをアウトプットする作業は楽しいですよ音譜


近日中に詳細を掲載いたしますので、


 ご興味のある方は、お気軽にどうぞドキドキ



 より深い読書会をご希望の方は、信州読書会さんのスカイプ読書会 がオススメです晴れ


 

 信州読書会 さんの『 column bar 信州 』 に参加させていただいています。


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 どなたでも参加できますよメモ



『 転校生 』



 私は、春が好きではない・・というか嫌いだ。

それは、私にとって心がざわめく季節だからだ。



 私は、父が転勤族だったために、何回も転校を経験している。

まだ、未就学児の頃から引っ越しを繰り返していたので、幼馴染はドラマや小説の世界の話だ。もちろん、親友もできては離れ・・を繰り返しているので、継続性はない。



冬が終わり、春が近づくとそろそろ心の準備が始まる。

仲良くなった友達、やっと慣れてきた地域と離れるための心の準備だ。

それを乗り越えると、今度は新しい人間関係、見慣れない土地での生活が否が応でも始まる・・多大なストレスを抱えて。

それは、たいていが桜の花が舞い散る春真っ只中での出来事だ。



母は、転校をさせている罪悪感からか、「いろんな地域を経験できて、よかったね。友達も増えるしね。」と常に言っていた。それを聞いた私は、「そうだね。」と答えるしかなかった。どうしようもないことだから。

「期間限定の友達や地域はいらない。長い親友や落ち着ける故郷が欲しい。」とは言わなかった、決して。

そして、転校生としての振る舞いや新しい環境での処世術だけが身についていった。



転校生活は、私が高校生になった時に終わりを告げた。高校は、転校が難しいからだ。

代わりに父の単身赴任が始まった。

だが、やっと引っ越しのない生活を手に入れたはずの私は、その生活をいとも簡単に手放してしまう。高校を卒業すると、他県へ進学し、就職の際はまたもや引っ越しを繰り返した。今度は、自分の意思で。

どうしても、放浪してしまうようだ。



大人になって引っ越す回数は減ったが、春になると今でも心がざわめく。

確固たる故郷や人間関係を持たない私のアイデンティティは、そう簡単には落ち着かないみたいだ。春が巡ってくる度に、いろんな想いが交差して、胸をしめつける。



いまだ放浪が終わらない私は、かつての「転校生」のままだ。


 


 


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