信州読書会 さん内で、コラムをみんなで書く企画があります。


 今回のテーマは、「2016年 大予想」 です。


 テーマそのものからは外れていますが、


 私なりの未来の予想です。



 

 

『 自主的な人類絶滅運動 』


 2016年の予想を考えていた時、ふとネットで『人間がこのまま進化したらどうなるか?大胆予想』というライフハッカー[日本版]の記事が目に留まった。


まず、最初に挙げられていたのは「自主的な退化」であった。「進化」ではなく「退化」というところにビックリして、読み進めていった。

基本的に人間がヒドい生物なので、他の動物や地球に対して無害なレベルまで、究極に発達した技術を使って、全人類を人間になる手前の段階まで、退化させたらどうかという主旨だ。そうすれば、あらゆる問題が解決し、最終目標は文明を終わらせて、ジャングルに帰ることらしい。思ってもみない考え方に興味が湧いた。

さらに、読み進めてみると、「退化」では生ぬるい、どうせなら人類を絶滅させよう・・という運動もあるとあった。

内容としては思ったよりネガティブではなくて、子孫を残すのをやめて、「みんな長生きして、いなくなろう。」というポジティブな絶滅運動らしいのだ。

ここでもいわれているのは、人間が地球上からいなくなれば、他の生物が何の邪魔もなく進化していけるというものらしい。

人間も生物の一種なので、人間さえいなくなれば他の生物の為になるという考え方は、ある意味驕っている感がして、好きになれないのだが。


ここまで考えをめぐらせると、どう考えても先行きが暗い2016年の経済・金融・政治等も大したことではないような気がしてきた。

生物の中で、自殺ができるのは人間だけというのは有名な話だが、「自主的な人類絶滅」っていうのも、ある意味現実味がある。

たくさんの核兵器を維持してきたことにも、意味をもたせられるってもんだ。

各国の指導者が、一斉にボタンを押せば、「みんな長生きして、いなくなろう」と悠長に待っていなくても、一気にカタがつく。

なるほど・・みんなで一斉に木っ端微塵になってしまうのも、悪くないかもしれない。


いざとなれば、こんな手段を持っているのだから、2016年も世界がただ平和に過ぎていけばいいな・・・と思う。




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