【 気づき 】
先日、出かけた先で、あるスーパーに寄った際、点字ブロックを跨いで自転車が停められているのを見かけました。
「非常識だ!」
…と批判するのは簡単なことですが、
批判や非難することだけでは、
根本的なことは解決されない気がします。
もしかしたら…
このお店に駐輪場がないのかもしれません。
停めた方自身が点字ブロックが何のためにあるのかをご存じないかもしれません。
もちろん、
駐輪場がないからと言って点字ブロックを跨いで自転車を停めてよいという訳ではありません。
駐輪場は必ず整備しないといけない訳でもないのでしょう。
点字ブロックが何たるかを知らなければ停めてよいという訳でもありません。
その現場に近づいてよく見てみると、
「点字ブロックの妨げになりますので駐輪はご遠慮ください。駐輪は指定の場所へ!」
…と、その正面に貼り紙がありました。
店側は…
点字ブロックは何のために用意していて、
駐輪場もちゃんと整備なさっていて、
また、点字ブロックを跨ぐように停めることが何を意味するのか?
…を理解されているのだな…とわかりました。
では…
ご本人を責めれば、非難すれば…解決するでしょうか?
いえ、そうとも限りません。
これはダメですよ!
いけませんよ!
…と伝えるのは簡単なのかもしれませんが、
何がどう問題なのか?
…ということを、そのご本人に「はっ!」と感じていただくことが一番です。
これはダメですよ!
いけませんよ!
…と言っても仕方ないということを言いたいのではありません。
言うことを目的にしてしまうと、
責めればよいになりがちです。
あくまでも、ご本人に伝えるのは、
「はっ!」とするキッカケになったり、
「はっ!」と気づいてもらう手段になりうることだということをお伝えしたいだけです。
その「はっ!」を「気づき」と言ったりもします。
「気づき」に寄らなければ変わらないことは多々あります。
言われないと気づかないことも多々あります。
そんなときに、
問題意識をもってもらう伝え方もできれば、
ただ単に、
その行為を非難するだけの伝え方もできます。
できれば「はっ!」としていただける
そんな「気づき」の機会を提供する伝え方ができればいいですね。
貼り紙をしていても停めていたのですから、不十分と言われればそうかもしれませんが、お店がされていた貼り紙は、十分その1つと言えると私は感じました。
目くじら立てず、
あきらめず、
根気強く。
そんな面も必要なのかもしれませんね。
自転車だけではなく、
看板を置くのもそう、
塞いで立ち話をするのもそう、
ダンボール箱などモノもそうです。
そして、この投稿をご覧になった方が
「はっ!」と感じてくださったり
「自分が普段、点字ブロックに支障になることをしてないか…をこれからは意識しながら生活しよう!」
…と感じてくださるキッカケになれば幸いです。
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■谷口薫のレターポット
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