元山手線運転士で、現在は参議員議員の たしろかおる です。
今回は、私の仲間であるJR東日本の鉄道マンたちが、南阿蘇鉄道の復旧支援に動いていることをご紹介します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160509/18/kaoru-tashiro/57/60/j/o0800060013641715881.jpg?caw=800)
4月14日に発生した熊本地震によって、南阿蘇鉄道は被災し、現在も復旧のめどは立っていません。
私も、地震発生後、熊本へ行き、視察をさせていただきました。その際に、南阿蘇鉄道立野駅にも寄り、被災状況の一端をこの目で確かめることができました。その時の様子は、このブログにも書きました。
熊本視察の様子を紹介する記事はこちら↓↓
JR豊肥本線、南阿蘇鉄道の鉄路での復旧を呼びかけていきます!
南阿蘇鉄道は現在も不通のままで、復旧には30億円とも、50億円ともいわれる金額が必要とされています。
既に、南阿蘇鉄道には多くの義援金が寄せられているとのことですし、第三セクターの由利高原鉄道、若狭鉄道、ひたちなか海浜鉄道、いすみ鉄道が共同で「南阿蘇鉄道 希望の光 復興記念切符」を販売し、南阿蘇鉄道の復旧を支援しています。
そしてこのたび、私の仲間であるJR東日本の鉄道マンたちが、今週末に開催されるJR東労組東京地方本部定期大会でこの復興記念切符を販売することになりました。
同じ鉄道マンとして、南阿蘇鉄道の復旧が少しでも進むことを願わずにはいられません。
しかし、一方で、私の仲間たちが働くJR東日本管内でも、東日本大震災や豪雨などの災害の影響で、岩泉線が廃止になり、山田線は三陸沿岸区間が三陸鉄道に経営移管、内陸区間は土砂崩壊により不通。大船渡線や気仙沼線はバスによる仮復旧が進み、只見線も豪雨により不通になったままです。
只見線についてのこのブログの記事はこちら↓↓
三陸沿岸の鉄道のブログ記事についてはこちら↓↓
南阿蘇鉄道の被災は、私たちJR東日本で働く鉄道マンにとっても、決して他人ごとではありません。
JR東日本会社はこれらの線区の鉄道での復旧に消極的な姿勢も見せています。しかし、私がこれまで、東日本大震災発生時の被災地への石油列車の運転や、その後の交通政策を進める中で学んだこととして、災害時の迂回ルート確保のためにも、鉄道ネットワークは維持すべきであるし、鉄道が地域に与える経済的、心理的効果は、鉄道単独の収支だけでははかることのできない、大きな影響を地域に及ぼしているということです。
ローカル線の地域に及ぼしている大きな効果については、以前、私が東北の鉄道愛好家のみなさんと対談した際の月刊誌「自然と人間」の対談記事がありますので、そちらをご覧ください。
私の対談記事はこちら↓↓
このブログでも、機会あるごとに、私の鉄道に関する政策について紹介をさせていただきました。鉄道の現場を誰よりも知る参議院議員として、鉄道ネットワークの維持、発展のために、私はこれからも働かさせていただきたいと思っています。
私は6月22日に公示された参議院議員選挙に再選をかけて比例区から立候補させていただきました。私の政策については、私のホームページ http://www.tashiro-kaoru.com/ にも掲載させていただきました。ぜひ、ご一読いただければ幸いです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
"たしろ「みん声」キャンペーン”を行っています!みなさんの意見、提言をお聞かせください!6月22日~28日までのテーマは「あなたの文句ききます!」です。みなさんの声をお寄せください。
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