東日本実業団駅伝 TV観戦記 (男子後編)
【男子4区 9.8km】
ここからは番組構成上、女子の方に多くの時間が割かれだしたので、男子の画像は少なめ。
春先はレースに出すぎからの疲れからか、調子を落としていたが夏以降、調子を上げていった日清食品グループの北村聡選手は、4区区間賞を奪い、2位との差をさらに広げる。
2位Hondaとのタイム差は1分51秒。 理想的な展開である。
4区のランナーを今か今かと待つHonda 堀口貴史選手 と コニカミノルタ 山本浩之選手。
コニカミノルタ 太田崇選手は、区間2位の走りでHondaとのタイム差を一気に7秒までに詰める。
が、トップ日清食品グループとのタイム差は広がってしまった。
このところ駅伝メンバーから外れることが多かった徳本選手だったが、この日は5区区間賞の走りを見せる。
Honda 堀口選手は区間2位。 上位3チームの順位は変わらず、1位日清食品グループとのタイム差だけが広がってゆく。
記録会を除けば、公式戦デビューが本大会となった山本選手。 箱根駅伝を制した東洋大で2区を走ったランナーだが、前を追いきれず区間3位。
【男子6区 10.6km】
さらに男子の映像が少なくなる。
2位のHonda 金塚洋輔選手の後ろから猛然とつっ込んでくるコニカミノルタの坪田智夫選手。
ニューイヤーの時もすごい入りで区間賞をとったが、この日も区間新で6区区間賞を獲得。
大西雄三選手はこの区7位であったが、それでも依然、2位Hondaとのタイム差は1分57秒。
悠々とアンカー保科光作選手へと襷をつなぐ。
坪田選手の快走で、2位Hondaとのタイム差は3秒にまで詰まってきた。
【男子7区 13.5km】
ニューイヤーではエース区間の4区を任された保科選手。 あの時は前半、つっこみすぎて後半疲れ、区間7位に終わったが、この日は無理をすることなく、区間3位でフィニッシュへ。
2位争いを演じる2チーム。 コニカミノルタのアンカー 黒崎拓克選手は、襷を受けると同時に飛び出し、一時期2位にたつ。
チームメイトを待つ日清食品グループの面々。
日清食品グループは2位に1分35秒もの大差をつけての完勝。
Honda の藤原正和選手は区間賞の走りを見せ、2位争いに競り勝った。
最後はさすがに疲れた黒崎選手。 コニカミノルタは3位に終わる。
4位と健闘したJALグランドサービス。
各中継所すべてで4位以内という安定ぶりであった。
最終結果はこちら。 21位以下は撮影しそこねた。
日清食品グループの強さがひときわ目立ったレースであった。
ニューイヤーまであと2ケ月。 Honda・コニカミノルタの両チームは、この日の日清に対抗できるまでチームを仕上げることができるのだろうか。
いずれにせよ、2010年ニューイヤー駅伝はこの3チームに旭化成、中国電力を加えて覇権を争うことになるだろう。
ニューイヤー、現地観戦できるかな・・・