「家にいながら、お金を稼ぎたい……」
専業主婦が家計を助けるために収入を得たいと思うと、在宅ワークに魅力を感じますよね
小さい子どもがいたり、介護をしていたりしてなかなか外で働くのが難しい場合は、自分のペースでできる仕事は魅力的なもの
しかし、収入が扶養範囲を超えてしまうと、思わぬ出費や損をする場合も
この記事では、専業主婦が扶養範囲内で在宅ワークをするときの注意点を紹介します
この記事を読めば、きっと在宅ワークに感じているハードルが低くなりますよ
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専業主婦でも安心!扶養範囲内で始める在宅ワーク
専業主婦でも安心な扶養範囲内の在宅ワークは、自宅で家事と両立しながら収入を得られるので魅力的ですよね
インターネットを活用した副業やクラウドソーシングなど、いろんな仕事があります
自分のペースで働けるため、家庭との両立がしやすく、無理なく収入を得られます
在宅ワークは時間やスキルに合わせて働けるので、始めやすいのも魅力の一つです
在宅ワーク初心者向け!専業主婦が扶養内で稼ぐ方法
在宅ワーク初心者向けの稼ぎ方として、例えば以下があります
- アフィリエイト
- ライティング
- フリマアプリでの販売など
- ウェブデザイン
- データ入力
アフィリエイトは商品などを紹介して、報酬を受け取る仕事です
ライティングはネット上で記事を書く仕事で、人に読んでもらえる文章を書くスキルは必要になります
フリマアプリは、断捨離で出た不用品を販売してお小遣いを稼ぐ話をよく聞きますよね
要らないものなら損をすることはないので、フリマアプリは初心者でも始めやすいです
データ入力も特に知識は必要なく、パソコン入力が得意な方なら取り組みやすいですね
自分の得意な分野や興味があることを活かして、効率的に稼ぐのがうまくいくコツです
まずは自分の興味のあること、得意なことから探してみましょう
扶養範囲内で働くメリットとは?専業主婦におすすめの在宅ワーク
扶養範囲内で働くメリットは、社会保険や税金の負担が少ないことです
せっかく稼いでも、社会保険加入が必要なボーダーラインを超えてしまうと収入が減ることも
以下で扶養範囲内での収入のしくみを詳しく説明します
専業主婦が知っておきたい扶養範囲内での収入のしくみ
専業主婦の収入が扶養範囲内に収まると、所得税や社会保険料が免除されるメリットがあります
しかし、収入の上限額や配偶者の年収なども考慮が必要です
副業やパートなどでの収入も限度があるので注意が必要
年収103万円、106万円、130万円、150万円の壁があります。
例えば年収130万円の壁は社会保険上の扶養、年収103万円と150万円は税制上の扶養に関わります
(※2025年2月に「年収103万円の壁」は「年収123万円」へと引き上げられました)
年収をどのくらいに抑えるのが一番良いのか、事前に計画を立てて、家計や税金の管理を行うことが大切です
参考:扶養控除・扶養範囲内に押さえたい年収とは?106万、130万、150万の壁で気をつけること【社労士監修】(TOWNWORKマガジン)
専業主婦が在宅ワークで稼ぐ!扶養範囲内での仕事選び
専業主婦が在宅ワークで収入を得る方法はたくさんあります
扶養範囲内での仕事を選ぶ際には、ライティング、デザイン、販売などのスキルを生かすと良いでしょう
初めての場合、フリーランスサイトやクラウドソーシングなどのプラットフォームを活用して仕事を見つけるのがおすすめです。
案件の数が多く、自分の得意な仕事を見つけやすいのが一番のメリット
自分のライフスタイルやスケジュールに合った仕事を選んで、スキルを磨きながら無理なく収入を得られます
ただし、取り組みやすい仕事は単価が低いことが多いので、稼ぎたい場合は件数を多くこなす必要があります
在宅ワーク選びのポイント!専業主婦が扶養範囲を守るコツ
在宅ワークを選ぶ際には、自分のスキルや興味に合った仕事を選ぶことが大切です
また、自分の時間やスケジュールに合わせて働くことで、扶養範囲を守りながら仕事をすることができます
時間管理や効率的な仕事の進め方を工夫することも重要です
やりがいも大切ですが、大事なのは”稼ぎすぎない”こと。
自分が得たい収入の金額を明確にして、どの程度働くのが妥当かを検討して計画を立てることが大切です
以下の記事で初心者におすすめの在宅ワークもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね
専業主婦も安心!税金の知識と扶養内で稼ぐ在宅ワーク
専業主婦も安心!税金の知識と扶養内で稼ぐ在宅ワークを活用しましょう
副業税制を利用すれば税金の負担も軽減できます
以下で賢く節税する方法を詳しく説明します
副業で節税する方法と知っておきたい税金の基礎
専業主婦の副業は、お小遣い稼ぎというイメージがある方も多いかと思います
でも、節税の知識があるとさらに手元に残るお金が増える場合もあります
副業で節税する方法には、以下の3つがあります
- 青色申告をする
- 副業関連の経費をもれなく計上する
- できるだけ早く経費にできる方法を知る
青色申告にすると、帳簿は複式簿記にする必要があるため複雑になりますが、最大65万円の控除を受けられます
会計処理が苦手な方でも、会計ソフトを使えば取引を記録するだけで自動で帳簿を作成してくれるのでハードルは低くなりますよ
また、副業関連の経費をもれなく計上するのも大切です
自宅を仕事場にしている場合、家事按分で家賃や光熱費なども一部経費にできます
さらに、パソコンなど10万円以上のものを購入した場合、固定資産として減価償却する必要がありますが、「少額原価償却資産の特例」を利用すると購入した年度に全額を経費にできます
事前の申請は不要で確定申告の際の手続きだけで特例を利用できますので、ぜひ確認してみてください
経理に不安がある方は、自治体の「青色申告会」に登録して相談するのがおすすめです
または、仕事に集中するために思い切って税理士にお願いするのも良いです
損をしないように、自分にあった方法を検討しましょう
まとめ
専業主婦が家計や自分のために収入を得たいと思ったとき、家族を優先するなら一番理想的に感じるのが在宅ワークですよね
しかし、会社員やパートに比べてお金の管理や実際の収入の計算が難しいのが在宅ワークのデメリット
節税や扶養範囲に関する知識が少なかったために収入が扶養範囲を超えてしまい、社会保険加入や税金を払う事態になった方もいます
この記事では、専業主婦が扶養範囲内で在宅ワークをするときの注意点を紹介しました
扶養範囲内でできるだけ多くの収入を得たい方は、ぜひ参考にして、在宅ワークを始めてみてくださいね