専業主婦も立派な職業!役割と社会的評価の再検討 | 3児ママKaoruのブログ

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自身の悩みや体験談を交えながら、専業主婦の悩みを解決するヒントになる記事を書いていけたらと思っています。

「専業主婦の大変さを理解してもらえず、モヤモヤする……」

専業主婦は労働の割に評価が低く、不満を感じることも。

ここでは、専業主婦が果たす役割と主婦経験を活かした仕事の模索についてお伝えします。

専業主婦の筆者が、主婦経験を活かして取り組んでいる仕事についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

  専業主婦とは?職業としての理解を深める

 

専業主婦は家庭に専念することを選ぶ女性であり、無償でこなしている家事育児の労働は重要な職業として認識されるべきです。

専業主婦の歴史とその貢献度を以下でご説明します。

 

専業主婦の歴史と現代社会での位置づけ

 

専業主婦の歴史と現代社会での位置づけについて探っていきます。

初めて主婦という言葉が使われたのは明治時代で、女子学生向けに家政学の授業が展開されていきました。

大正時代に入り、企業に勤め給与を得るサラリーマン層の形成とともに、家庭を維持管理する者が必要になり、主婦が担当するようになったそうです。

当初は男性が外に働きに出て、女性が家庭の切り盛りをする性別役割分業型がうまくいっていました。

しかし1990年代末になると、少子化に伴い女性も働かなくてはならない状況に。

昔は一般的だった専業主婦も、今では人数が減り共働きが主流になっていますが、選択の一つとして尊重されるべき存在とされる傾向もあります。

ただし、長年の性別役割分業型の影響で「家事は女性がするもの」という価値観は根強く残っていて、女性たちは大きな不満を抱えています。

 

家事労働の価値と専業主婦の貢献

 

家事労働は経済的価値だけでなく、家庭や社会への貢献も大きいです。

専業主婦の存在は家族の安心や子育てに欠かせません。

子供が成長する過程で、子供にとって親から注がれる愛情や色々なことを教え導いてくれる安心感は大きいです。

妻が家庭を守ってくれるからこそ、夫は安心して仕事に専念して収入を得ることができるのです。

軽視されがちな専業主婦の家事労働の重要性を認識し、適切な評価をする必要があります。

 

  専業主婦を取り巻く誤解とその解消法

 

専業主婦に対する誤解とは何か、その解消法を探ります。

社会的な価値や貢献度を見直し、尊重と支援を与えることが必要です。

ジェンダー平等に向けた意識改革が求められます。

 

「ただの主婦」というレッテルからの脱却

 

専業主婦は仕事をして収入を得ているわけではなく、無償で家事育児を担当しているため、「ただの主婦」というレッテルを貼られがちです。

年収に換算すると約600万円との試算も出ている専業主婦の家事育児労働。

外に働きに出るよりも経済的な一面もありますが、なかなか理解されないのです。

専業主婦の労働が正当に評価され、レッテルから脱却したいと願う人も多くいます。

 

専業主婦が直面する心理的プレッシャーとその克服

 

専業主婦は、家庭の責任を背負い、心理的なプレッシャーに直面することがあります。

24時間休みなしで家事育児をこなすことは、大きな精神的なストレスがかかります。

子供が怪我などをしないように常に見守りながら、家族のスケジュールに合わせてサポートをするのは負担が大きいのです。

ボロボロになりながら対応する家事育児労働が評価されないことが、さらに専業主婦を疲弊させるのです。

しかし、なかなか評価されない専業主婦の精神的負担は、自己価値を見出すことで克服できます。

 

  専業主婦のキャリアと職業としての道

 

専業主婦のキャリアと職業としての道には、家事スキルをビジネスに活かしたり、在宅ワークをしたりするなど幅広い選択肢があります。

2つの例をご紹介します。

 

  • 専業主婦からキャリアウーマンへの転身
  • ライフステージに応じたキャリア形成

 

専業主婦からキャリアウーマンへの転身

 

専業主婦からのキャリア転身には勇気と決断が必要です。

ただ、専業主婦の経験を活かせる仕事なら、比較的キャリア転身しやすいです。

家の整理整頓や掃除、料理などの家事スキルは、家事を苦手とする人や時間がない人の役に立ちます。

また何人もの子育てをしてきた経験も、子育てに悩む人にとっては貴重な情報でありニーズがあります。

主婦の経験に加えて自己啓発やスキル磨きをすることで、新たなキャリアを歩む道が開けるのです。

 

ライフステージに応じたキャリア形成

 

「ライフステージに応じたキャリア形成のヒント」を紹介します。

学生時代は多様な経験を、社会人は自己成長に注力しましょう。

子育て世代は柔軟な働き方、定年後は新たな挑戦をテーマにするのが良いでしょう。

自らのライフステージに合わせたキャリア戦略を立て、成長と幸福を追求しましょう。

 

  専業主婦も充実した職業人?社会からの支援制度

年収換算するとサラリーマンの平均年収に迫る専業主婦も、充実した職業人と認識されるべきです。

一旦定着してしまった「性別役割分業型」の思想をすぐに変えることは難しいですが、社会からの支援制度を充実させて、主婦の地位を向上させたいですね。

 

専業主婦を支える政策とサービス

 

総合的な支援策とサービスが、専業主婦の経済的な安定をサポートしてくれます。

家事への負担軽減や就労支援を通じて、自己実現の機会を提供します。

例えば、自治体でも未就学児の一時預かりなどのサポートをしてくれたり、各々にあった働き方の提案をしてくれる外部サービスもあります。

 

再就職や資格取得へ向けた支援策

 

専業主婦が再就職する際、資格取得を目指すことも多いでしょう。

再就職や資格取得を目指す人々への支援には、助成金の充実や職業訓練の拡充、キャリアカウンセリングの充実などが重要です。

 

  専業主婦の未来!職業としての新たな可能性

 

家族とのバランスを保ちながら、自分の才能や興味を活かす新しい仕事の可能性を模索する専業主婦たちが増えています。

テクノロジーの進化や主婦経験を活かした仕事のチャンスが増えているのも、専業主婦が仕事に意欲を示す大きな理由です。

 

テクノロジーの進化が開く専業主婦の新たな仕事

 

テクノロジーの進化により、専業主婦も新たな仕事のチャンスを手に入れることができます。

在宅ワークができる仕事が増え、生活リズムに合わせて仕事ができる範囲も広がっています。

家事育児のため、長時間家の外で勤務できなかった専業主婦にも、働けるチャンスが増えているのです。

 

専業主婦のスキルを活かした副業や起業のチャンス

 

専業主婦が持つスキルは起業や副業に大いに活かせます。

家事経験から生まれるマネジメント能力や時間管理、コミュニケーションスキルなどは強みとなり得る。

例えばクラフト作りや料理、ブログ運営など幅広い選択肢があります。

筆者も主婦経験を活かしてWebライティングを副業として行なっています。

主婦のスキルは自身の可能性を最大限に引き出せるチャンスとなるでしょう。

 

 

まとめ

 

専業主婦は労働が適正に評価されず、精神的な負担も大きく不満を感じることも。

ここでは、専業主婦の家庭内での重要度と主婦経験を活かした仕事についてお伝えしました。

専業主婦の筆者が、主婦経験を活かして行う仕事についてもご紹介しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。