事業としての不動産投資を行うときに、投資対象として
どんな物件を選ぶべきか、考えてみます。

物件の種類を、まずは用途で考えると大きく分けて、二
つに分けられます。

1) 住居系:住むための物件
 

2) 商業系:商売を行うための店舗や事務所などがこれ
       に当たります。


二つの用途が混在している物件もあるため、分類として
はつぎの3種類に分けられます。

1) 住居系のみの物件

 住居系は商業系に比べて入退去の頻度が少なく、収
 入が景気変動に左右されにくい特徴があります。

 そのため、金融機関から見ても、相対的に融資を受
 けやすい物件といえます。

 家賃の平米単価は商業系に比べると低く、利回りも
 低い為、初心者や中級向けの物件といえるでしょう

2) 住居系+商業系
 
 住居系と商業系の利点や欠点を併せ持っています。

 初心者や中級者の場合は住居系の比率が大きい物件
 を選択したほうがリスクは小さいと思われます。
 

3) 商業系のみ

 景気の波を受けやすい為、特に不景気の時は入退去
 が煩雑になります。

 また、立地や建物そのもののデザインコンセプト、
 景気などに入居率が依存する面が大きく、家賃を下
 げても次が入るとは限りません。

 金融機関から見てもリスクが高く、融資は相対的に
 つきにくくなります。

 ただし、家賃の平米単価は高いので、利回りも高く
 なります。

*初心者や中級車の場合は1)や2)を最初は選択して
ある程度経験を積み、投資規模も拡大して、許容でき
るリスクの範囲がある程度大きくなって来たら、ハイ
リスク、ハイリターンを狙って商業系の割合が多い物
件も投資の選択肢に入れていくのが良いでしょう。



不動産投資には、その目的により様々な投資法がありま
す。

その代表的なものについて、特徴やメリット、デメリッ
ト等について考えてみたいと思います。

これらは構造別、用途別、融資戦略によって大きく大別
できます。

1) 区分マンション投資法

 投資対象をマンションに絞り、丸ごと一棟購入するの
 ではなく、区分(マンションの一室)

  [メリット]

 ・少額資金から投資可能
 
 ・立地の良い物件が入手可能

 ・流動性が高く、売却が比較的容易

 ・購入が容易

 ・少額のため、初心者でもすぐに取組める

 ・共有部分の管理が不要(エレベータ、エントランス、
  貯水施設等)

 ・土地部分が少なくほとんど建物のため、減価償却が
  大きくとれ、節税に向いている。

 ・万が一失敗しても、ダメージが少ない

 [デメリット]

 ・労力は、一棟丸ごと購入する場合と変わらない

 ・収入規模が小さい、規模を大きくするには何個も購
  入する必要がある。

 ・金融機関からの担保評価が低く、融資を受けて購入
  すると「信用毀損」に陥りやすい。

 ・建物管理や大規模修繕などの判断が自分でできず、
  管理組合に任せることになる。

 ・空室リスクが高い(0か100%)

*基本的に事業として取り組むには不向き、当初は現金
で物件を購入し、収入を強化して評価を上げていく作戦
などは、こうしたケースでのニーズに合致したものだと
考えます。
 
2) 築古高利回り投資法

 とにかく高利回りを重視して、投資する手法
 
 高い利回りを出せる物件をターゲットにするため、必
 然的に、建物価格が安い築古の木造アパートが主な投
 資対象となります。

 [メリット]

 ・減価償却を大きく取れるため節税に向いている

 ・金額が中程度で購入しやすい

 ・木造アパートは、RC造に比べると建物管理費や固定
  資産税などが安く、運営コストを抑えられる。

 ・アパートローンーが用意されているので融資を受け
  やすい。

 [デメリット]

 ・木造物件は法定耐用年数が22年と短く、それに応
  じて融資期間も短くなるため、キャシュフローを出
  しにくい。

 ・法定耐用年数を超えて融資を受けると、その場合、
  信用毀損となる。また、デッドクロスも訪れる。

 ・RC造やS造に比べると物件の競争力が劣るうえ、
  経年するとさらに競争力が低下し、空室リスクが
  高まる。

 ・マンションと比べて規模が小さい

*無理にキャシュフローを出そうとして融資期間を長く
すると、信用毀損が発生して、それ以上は物件を増やし
にくくもなってしまいます。

事業規模としても小さいので、法人が安定的な家賃収入
を目的として取り組むのであれば、一億円を超える規模
の融資を受けられない場合に現実的になるかもしれませ
ん。

あるいは、減価償却が大きく取れるので、節税を主目的
に投資するのであれば、適しているでしょう。

3) 土地値投資法

 建物の価値が減価していくのに対して、土地の価値は
 減価しないことに着目し、土地値に近い物件を狙って
 購入していく投資法。

 [メリット]

 ・資産価値が安定している(資産価値の下落余地がほ
  とんどないため、価格が下がらない)

 ・土地値で売却できれば、損失することはない。

 ・土地購入が目的であれば、建物が土地代金を払っ
  てくれたことになる。

 [デメリット]

 ・利回りが低い

 ・木造は耐用年数が22年と短く、融資期間も短くな
  るため、キャシュフローが出にくい。

 ・無理にキャシュフローを出そうとして法定耐用年数
  を超える融資を受けると、信用毀損やデットクロス
  を引き起こす。

*安定的な家賃収入でキャシュフローを獲得する目的に
は向いていませんが、ストック面の資産形成としては最
適な手法の一つ。

資産家の方が、現金をより資産価値が高く、値段の下が
りにくい不動産に変えるには適した方法かもしれません

4) RC物件投資法

 金融機関からの物件評価に着目し、金融機関の評価額
 以下の価格で、大きなキャッシュフローを出せる物件
 を狙って購入していく投資法。

 法定耐用年数の長いSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)
 かRC造(鉄筋コンクリート造)の物件、主にマンション
 がターゲットとなります。
 
 [メリット]

 ・安定的なキャッシュフローを得やすい

 ・信用毀損しずらい

 ・金融機関から見て、常に担保余力がある状態となり、
  続けて物件を購入することが可能となるため、短期
  間で資産拡大できる。

 ・RC造の物件が主体になるため、事業規模を大きくで
  きる。

 [デメリット]

 ・誰もが欲しい物件となるため、競争率が高く、物件
  数も少ない。

 ・東京都内など土地値の高いところに物件は少なく、
  地方になりがち。

 ・投資額が数億円と高額になり、失敗した時のリスク
  が大きい。

 ・RC造マンションは規模が大きく、エレベータ費用、
  建物維持費、固定資産税なども相対的に高額になり
  又、大規模修繕費用も高額となるため緻密な事業計
  画が必要。

*ある程度リスクを取って、大きなキャシュフローを狙
うのであれば、この投資法をベースにするのが最適でし
ょう。

融資を使った物件購入を繰り返し、短期間での資産拡大
を狙うことが可能です。

このほか、代表的なところでは、一戸建て投資法、競売
物件投資法、新築不動産投資法などがありますが、ここ
では詳細は割愛いたします。

結論として、投資家の資産状況、投資の目的、物件のめ
ぐりあわせ等により、その時点での最適な投資法は変化
してきますが、あくまでも自分の将来目指している投資
目標を見失わずに目先にとらわれることなく、長期に考
えていくことが重要と考えています。





実際、不動産投資を進めていくためには、まず、不動産
投資の基礎知識を習得していく必要があります。

進め方としては、まず、投資の目的を明確にしておくこ
とが必要です。

一気に決める必要はありませんが、物件探しを始める前
までには、ある程度自分の不動産投資の目標、方向性を
まとめ、決めておくことが重要です。

それでは、具体的な項目について見ていきます。

一般的に「不動産投資」といっても、実際に事業として
行っていくには、下記のような選択をする必要がありま
す。

1)どんな物件を購入するか(種類、用途、立地、構造他)

2)どのように購入資金を手当てするのか(融資か、自前か
  、又その割合など)

3)物件をどのように運営するのか(自主管理、管理 委託)
  等々、
実に様々な選択をする必要があります。

特に重要となる選択ポイントを挙げると

<不動産の種類>

  アパート、マンション(一棟・区分)、戸建て、オフィ
  スビル他

<立地>

  東京都心、一都三県の首都圏、地方の政令指定都市、
  地方他

<自宅からの距離>

  自宅の近隣のみにするのか、遠隔地も含むのか。

<物件規模>

 数百万円くらいか、数千万円か、あるいは数億円規模か

<資金目処>

 金融機関からの融資を得るか、自己資金のみか

<築年数>

 新築、中古、中古であれば築何年くらいまでを狙うか

<管理体制>

 管理を外部に委託するか、自主管理にするのか 
 
<物件選択の基準>

 基本的にどのようなポリシーで物件選択に当たるのか
 
このほかにも様々な選択ポイントがありますが、この程
度にしておきます。

こうした様々な選択ポイントで、どの選択肢を選ぶかに
よって、その不動産投資が成功するか、失敗するか決ま
ってきます。

では、どうしたらこれらの選択肢を間違えずに行えるの
か?

それには、不動産投資を行うそもそもの「目的」を明確
化する必要があります。

投資目的を明確化するために、不動産投資のメリットに
ついて考えていく必要があります。

1) セミリタイアのための収入源確保

2) 副業としての追加所得の獲得

3) 定年後や、万一の場合に備えた収益源の確保

4) 遺産相続のための資産圧縮や節税

5) キャピタルゲイン狙いの投資

6) インフレに対抗するために資産構築する

投資目的と購入物件の方向性が合致するよう注意する必
要があります。

1) 節税を目的にした場合

 本業での所得を相殺して減らすことが優先されます

 つまり、不動産投資事業は赤字であればあるほど、
 本業での所得を多く相殺できるので、目的に合致する
 ことになります。
 
2) 売却益を狙う場合

 値上がりが見込めて流動性が高い不動産がターゲット
 になります。

3) インフレヘッジを主目的にする場合

 資産価値が高く、物件価格も低下しにくい種類の物件
 を選ぶ

4) 個人の副業として数万円/月のキャシュフローを得る

 物件規模の小さい、キャシュフローが出る物件を選択

5) セミリタイヤを目的

 キャッシュフローの目標金額を決めて、それにあった
 物件の選択が必要

6) 完全リタイヤが目的

 複数等の物件を取得していく必要があるため、自己資
 金を考えて、フルローン、オーバーローンを活用する

 (複数等物件を購入していくとき、信用棄損にならな
 い物件を選択していく必要があります)

*このように、初期段階でどんな投資目的を設定するか
によって、選ぶべき物件の選択肢はおのずと絞られ、定
まってきますので投資目的を意識していく必要がありま
す。





私は、投資をする上での基礎的な考え方について、ロバ
ート・キヨサキの著書[金持ち父さん、金持ち父さん]か
ら教えてもらいました。

不動産投資をしていく上で[金持ち父さん、貧乏父さん]
の本は非常に大事なことが書かれていますし、又参考に
なります。

それではその本のポイントについて、おさらいしておき
たいと思います。

キヨサキは、まず我々に「ラットレース」から抜け出せ
と言っています。

「ラットレース」とは、我々が会社の持ち主に利益をも
たらすために働き、政府に税金を払うために働き、銀行
にローンを返すために働き、クレジットカードでの買い
物の支払いをするために働く.

そして両親はこどもに「一生懸命勉強していい成績をと
って、安定した職業につきなさい」と言い聞かせる.

お金について、一生何も学ばず、ただがむしゃらに働き
続ける、このプロセスは次の世代でもまた繰り返される
、これが「ラットレース」である

(ラットが丸い回転する輪の中で前進しようと地面をけ
りますが、丸い回転軸上では同じところで回転軸だけが
回転しているだけで、ここを抜け出すことが出来ない状
態のこと)

「ラットレース」から抜け出す唯一の方法は、会計と投
資に関する能力を高めることとキヨサキは言っています

会計に関する能力を高めるとは、損益計算書と貸借対照
表の間の関係を理解すること。

投資については、キャシュフローについてよく理解する
こと。と言っています

世の中には、二つのルールがあり、金持ちが使っている
ルールと、残りの95%の人が使っているもう一つのルール
があります

学校や家庭で教えられているのは、この95%が使っている
ルールです

ただ単純に「しっかり勉強して、いい仕事につきなさい」
と子供に言い続けることが危険な理由はここにあります

学校では教えてくれない、お金の知識が必要であると説
いているのです

人生で大事なのはどれだけのお金を稼げるかではなく、
どれだけのお金を持ち続けることができるかが重要です

お金持ちになりたければ、お金について勉強しなけれ
ばならない。

<資産と負債の違いを知ることが第一>

 資産:

    私のポケットにお金を入れてくれるもの
    資産が何かを決めるのは言葉ではなく数字 だ
    、数字が何を意味しているかだ。

    お金の流れ:資産 ⇒ 収入

 負債:

    私のポケットからお金を取っていくもの
    代表的なもの:持家、車、家具、電化製品、etc

    お金の流れ:負債 ⇒ 支出

・金持ちはポケットからお金を取っていく負債を極力買
 わず、資産をどんどん増やしていく、金持ちがなぜま
 すます金持ちになるか、その理由がよくわかります

「経済的自由なしには、本当の自由を手に入れることはで
 きない」

<キャッシュフロークワドラントとは何か>

キャッシュフロークワドラントは図のような4つのクワド
ラント(円を4等分したもの)から成り立っている。
  
E | B    E:従業員 (employee)
-------  S:自営業者(self-employed)
S | I    B:ビジネスオーナー(business owner)
        I:投資家(investor)

私たちはみんな、この4つのクワドラントのうち少なくと
も一つに属している。

たいていの人は、給料が主な収入源だから従業員(E)だ、
そのほかに自分の雇い主は自分だという自営業者(S)もいる
、この従業員と自営業者がキャシュフロークワドラントの
左側に来る。

右側にいるのは、自分が所有するビジネスや投資から収入
を得ている人たちだ。

4つのクワドラントのどこに属していても経済的に自由に
なることは可能だが、ビジネスオーナー(B)、あるいは投資
家(I)が持つ技術を使えばもっと早くゴールに到達すること
ができる。
<人はなぜ安定した仕事を求めるか>

多くの人が安定した仕事を求める最大の理由は、そうするように
家や、学校で教えられてきたからです

大人になってもほとんどの人が、家庭や学校で受けたこのアドバ
イスに従います

私たちの多くは、ごく幼いころから、経済的な安定や経済的な自由
よりもむしろ仕事の安定について考えるよう、条件ずけられていま

そして、成長する過程でもたいていの人は家や学校で、お金につい
てはほとんど教えてもらっていない

だから当然、自由を求める代わりに安定した仕事を持つことに執着
します

キャッシュフロー・クワドラントをよくみると、左側の原動力が安
定を求める気持ちであるのに対し、右側の原動力が自由を求める気
持ちであることがわかります

人口のうち90%はキャッシュフロー・クワドラントの左側で働いてい
るが、その主な理由は、学校で習うのが左側についてだからだ。

キャッシュフロー・クワドラントの右側で成功するためには、ファ
イナンシャル・インテリジェンスと呼ばれるお金に関する知性が必
要です

金持ち父さんは、ファイナンシャル・インテリジェンスを次のよう
に定義しています

ファイナンシャル・インテイジェンスで肝心なのは、お金をいくら
儲けるかではなく、どれだけのお金を自分のものにして置くことが
できるか、そのお金をどれくらい効果的に働かせることができるか
、そして、それを何世代にわたって持ち続けることができるかだ。


世の中でこれほど多くの人がお金のことで苦労している理由は、収
入が増えると二つの支出---税金と借入金の利子が必ず増えること
が主な要因です


<EからSになるパターン>

Sとして成功した場合は、ほかのクワドラントで成功した場合より
も一生懸命働かなければならなくなる場合が多い

おまけにそれが、ずっと続く、成功を維持したいと思えばその状態
を続けるしかないのです

このようなビジネスは十のうち九までが五年以内に失敗している、
そして、五年生き延びたビジネスのうち、また十分の一が次の五
年以内に姿を消す、要するに、小規模ビジネスの99%が十年以内に
失敗する。

個人の始めたビジネスの多くが五年以内に失敗する理由は、経験
と資金不足によるものだと思う。

五年生き延びたビジネスが次の五年を生き延びることができない
のは、資金不足のためではなく、エネルギー不足のためです

ビジネスを立ち上げた人間が、長時間の厳しい労働にとうとう耐
えられなくなるのです

<税金は不公平>

Eクワドラントから収入を得ているている人には税制上の優遇は
ほとんどない。

金持ちの中でも「超」の付く金持ちは、合法的に税金を逃れる
一番いい方法は、BとIのクワドラントから収入を得ることだと
知っています

Eクワドラントでお金を稼いだ場合、税制上の優遇措置を利用す
る方法はただ一つ、大きな家に買い換えて借金を増やすことだ
けだ、キャッシュフロー・クワドラントの右側から見ると、こ
れはあまり賢いやり方とは思えない

<短期間に金持ちになる>

確かに右側のクワドラントでは左側のクワドラントより早く金
持ちになれる

なぜかというと、右側では合法的に税金を払わないことが可能
だからで、そのおかげで、お金を自分のもとにおいておくこと
ができ、そのお金を自分のために働かせることで、経済的自由
を短期間のうちに手に入れることができた。

一方、Sに属する人は、自営業を営み、暮らしは質素で長期の
投資をすることを勧める。


<あなたを金持ちにするのはあなたの仕事>

キヨサキが最低限みなさんにやってもらいたいと思うことは、
経済的安定に関してしっかりとした教育を受けることです

これは、自分の仕事に自信を持つと同時に、景気がよかろうが
悪かろうが投資で儲ける能力が自分にあると自信を持つことを
意味している

大事なのは、本物の投資家は市場の状態がいいときより悪い時
のほうがたくさん儲けるということです

なぜなら、こういうときには真の投資家でない人はパニックに
陥り、ほんとうは買わなければいけない時なのに、ひたすら売
りに走るからです

経済的な変化を私は恐れない、むしろ歓迎する、なぜなら変化
は、富の移動を意味するからです

<キヨサキが勧める道>

まずは、Bクワドラントを目指しなさい、そしてそこからIクワ
ドラントを目指すことを勧めます

たいていの人は、有り余るほどの時間やお金を持っているわけ
ではない、だからBクワドラントを勧めるのです。

その理由は次の二つです。

1).経験と教育

2).まずはじめにBクワドラントで成功を収めれば、有能なIにな
 るチャンスは増える。

しっかりとしたビジネス感覚がそなわれば、より良い投資家に
なれます

なぜなら、良いビジネスを見分ける力もつくからで、真の投資
家は、しっかりとしたビジネスシステムを持った、成功してい
るビジネスに投資する。

システムと製品の区別も知らないようなEやSに投資するのはリ
スクが多き過ぎる、リーダーシップにかけるEやSに投資するの
も同じことです

<キャシュフロー>

投資には十分な資本と知識が必要で、必要な知識を手に入れる
ために相当のお金と時間が必要だという場合もよくあります

今成功している投資家もお金を儲けられるようになるまでには
何度も失敗しています

どんな分野にせよ成功を収めた人は、成功から学ぶことは少な
いことを知っています

人は、失敗から学ぶ、Iクワドラントでは、失敗に損がつきも
のだ、知識も資本もない人が、投資家になろうとするのは、
自滅の道を歩むのも同じだ

まず、Bクワドラントで成功するための技術を身につけよう、
そうすれば、良い投資家になるために必要なキャシュフローを
確保できるようになる。

Bとしてあなたが築き上げたビジネスは、良い投資家になるた
めの教育を身につける間、あなたを支えるお金をもたらしてく
れる、そうやって投資家として成功するための教育を身につけ
れば、「お金を作るために必ずしもお金は必要でない」という
私の言葉の意味が分かるようになります

<あなたは真のビジネスオーナーか? >

あなたのビジネスは、あなたが、一年以上不在でも成長を続け
、利益を増やすことができるだろうか?

この問いかけに、イエスと答えられれば、あなたはすでにビジ
ネスオーナーになっています。

*ポイントを要約します

・資産と負債のところでは、私達はともすると、負債や消費す
 るものばかり購入しています。

 要は、資産を購入しなければならないところがポイントです
 (自宅⇒負債、アパート⇒資産です(収入をもたらしてくれる
 ものだからです)

・キャシュフロークワドラントでは、私達の約90%は左側(E,S)
  で収入を得ていますが、これを右側(B,I)から収入を得て、
 経済的自由を得ることを狙っています。

 一番のオススメはビジネスオーナー(B)になることで、次に
  投資家(I)を推奨しています。

 この右側のクワドラント(B,I)に移っていく為には、考え方
 、マインドを変えていかなければ移行できません。

 不動産投資では、物件購入時点でキャシュフローを予測し、
 負債ではなく、資産を購入していくことが非常に大事です。




サラリーマンの副業として不動産投資が向いている理由
に次のようなことが上げられます。
 

1) 会社の副業規定に抵触しない

  サラリーマンが副業を選択する場合、会社の副業規定
   に抵触しないことがポイントですが、不動産投資はこ
   れに抵触しないことが上げられます。

2) 購入したら手間はかからない

   物件を購入したら、24時間、365日文句も言わ
  ず、日夜働いて稼いでくれます。

  その為、購入するまでは少し手間はかかりますが、
   購入してしまうと、管理については管理会社に任せ
   ることが出来るため、メインの仕事に影響を与える
   ことはありません。

  従って、物件が遠く離れていても、管理会社を使う
  ことにより、家賃の入金管理、定期的な清掃、退室
  後のリフォーム、次の入居者の募集等について管理
  会社に任せることが出来ます。


3) 少ない資金で大きな投資が出来る(レバレッジ)

   サラリーマンの場合、高い属性(銀行側から見た場合
   )を利用して、長期の融資を受けることが出来ます。  

    この為、株式投資等他の投資と比較して、銀行から
  資金を借入することが出来るため、少ない資金で大き
  な投資をすることが出来ます。


4) インフレヘッジが出来る

  デフレの時代には、銀行にお金を預金していたらそ
  れでよかったのですが、現在日銀が異次元の金融緩
  和(お金を大量に印刷して市中銀行に流しています)

    その為、インフレ傾向になっていて、お金の価値が
  目減りしてきています。

  これに対抗する為には、銀行ローンを活用して長期
  の借り入れをすることが最も良い対策です。

  サラリーマンの場合、お金が借りやすく節税が難し
  い為、不動さんへ投資することがインフレヘッジと
  資産を構築するという意味で一番理にかなっていま
  す。   

5) 節税が出来る(減価償却費が計上できる、相続対策が
  出来る)

 ・不動産特有の減価償却費が計上できること

 ・相続対策として、現金他金融資産で相続するよりも
  資産を圧縮することが出来る(不動産の簿価は現金
  で持っているより小さく評価される為、相続対策に
  は有効です)。

6) 良い物件を購入できれば、リスクは小さい
 
  不動産投資は、購入時点で約80%位は成否の判断が
  出来ます。

  従って、保有している期間の損益状況がある程度予
  測できる為リスクは小さいと考えます。
  
*上記の理由から、サラリーマンにとって不動産投資は
副業として考えたときに最適であり、借り入れ金はあり
ますが、リスク管理をしっかりすれば比較的安全に収入
を得られ、同時に資産構築もできることから早い時期か
らスタートすることが有利と考えます。


サラリーマンが望む将来のあるべき姿として

会社の仕事に振り回されず、お金と時間をゲ
ットして自由な生活をエンジョイしたいとい
う働き方が熱望されています。

これを実現する為にはどうしたら良いだろう
か?

まずは、お金に余裕が出てくれば、会社の過
度な残業や、会社に依存した生活からある程
度解放され、時間にも余裕を作ることが出来
ると考えられます。

お金に余裕を作る、いわゆるお金持ちになる
ことが出来れば、このお金と時間の両方の制
約から解放されると思われます。

ロバート・キヨサキは、お金持ちになるには
、ビジネスを立ち上げるか、投資をすること
が、一番早道と言っています。

サラリーマンをすぐにやめてビジネスを立ち
上げるという選択肢はリスクが高い。

まず、段階を踏んでサラリーマンをしながら
副業でスタートして、それが軌道に乗って収
入がサラリーマンの年収になってから退職し
、起業するという方法が一番リスクが少なく
、早道に思われる。

普通のサラリーマンが、今、なぜ副業をして
いく必要があるのか、このままでいるとどん
なリスクが待ち受けているのかについて考え
てみます。

<サラリーマンの環境が変化してきている>

・大学を卒業して大企業に就職しても定年ま
 で同じ会社にいることが難しくなってきて
 いる(大企業でも倒産、リストラがあたりま
 えの状況となってきている)

・将来が不安である:年金、退職金等が当て
 にならなくなってきている。

・収入が一つでは、その収入源がとだえると
 たちまち、生活が立ち行かなくなることか
 ら、複数の収入源を持って増やしていくこ
 とが必須になって来ています。

上記のように、会社の給与収入だけに収入
のすべてを依存していることには、大きなリ
スク
が潜んでいることが分かります。

次に、副業の中で本業の会社の仕事にあ
まり影響せずに時間もあまりとられない

業はないだろうか?

数ある副業の中で、本業にあまり影響を与え
ず、又時間をあまりとられない不動産投資に
ついて、なぜ、不動産投資が有利で安全かを
考えてみます。

・投資の中で比較的リスクが小さい
 (FX,株式投資はリターンは大きいが、リス
 クも高い)

・銀行より資金調達することによりレバレッ
 ジがかけられる(他の投資では融資を受けら
 れない)

・サラリーマンが副業として始めても、会社
 の服務規約に抵触しない。

・ローン金利が最低金利になってきている
 住宅ローンの変動金利が記録的低金利にな
 っている(バブル期:8.5%、現在:2.475%)

・銀行の融資環境が借り入れしやすくなって
 いる日銀のマイナス金利により銀行は貸出
 を増やす必要に迫られている。

・お金持ちの資産状況を調査すると、不動産
 投資により資産を拡大しているのがわかる

・不動産投資は節税に有利に働くことが判明
 しています(減価償却費、相続税の場合資産
 を圧縮できる、法人化による利益の圧縮他)

・投資にかける時間が少ない
 物件を購入してしまえば、管理に取られる
 時間は少ない(究極、管理を外注出来る)

*上記の理由から、今この不動産投資に追い風
が吹いている状況で、毎月の不労所得と、そ
こから将来に向けて資産を構築していくことが
、リタイア後の生活の安定と安心を得る為の一
番の対策と考えられます。

不動産投資は、早ければ早いほど有利になりま
す。

従って、今すぐに不動産投資について詳しく知
り、実践していくことをお勧めいたします。









 

 

「競争」という言葉が、悪い意味を持つようになってきている。

 

その最大の理由は、「個人を蹴落として成功することは罪であ

る」と認識されるようになったことだろう。

 

しかし、人生の目標を「自分がなれる最高の自分になること」

するのなら、競争は最高の方法だ。

 

自分がどんなに努力し向上しても、自分より上の人は必ずいる

競争はその事実を教えてくれる。

 

自分より上がいると知ることで、人は謙虚になれるのだ。

 

成績を比べないという方法では、謙虚さを教えることはできない

 

さらに、競争からは、「他人に勝つためにはまず自分に勝たなけ

ればならない」ということも学ぶことが出来る。

 

それに加えて、競争すれば、自分の実力や成長を客観的に計

測することが出来、人生にゲームの要素を取り入れることも出

来る。

 

詩人のウイリアム・バトラー・イエーツは「幸せの定義はたった一

つしかない」と言っている。

 

幸せとは成長することだ。人は成長するときに幸せを感じる。

 

ライバルはあなたを成長させてくれる。

 

腕を磨きたいなら、自分より強い人と対戦するのが一番だ。

 

子供も大人も、負けることで成長できる。

 

負けることから、負けてもすべて終わりではないし、負けたから

無価値だというわけでもないということを学べる。

 

負けとは、勝利の裏側に過ぎない。

 

負けるかもしれないという理由で競争を怖がる気持ちを認めて

いては、自尊心をさらに低くしてしまう。

 

競争のチャンスを逃がないようにし、そして、いつでも楽しい競

争心を心がけるようにしよう。

 

誰かに勝つよりも、自分に勝つことのほうがずっと大切です。

 

 

 ☆☆  コーヒーブレイク  

 

ここで 夏をあきらめて香西かおり

 

を聴いて、一息入れてください

 

https://www.youtube.com/watch?v=W2Qx5SkZ1hg

 

 

 

 

 

 

絶対に見返りが期待できない状態で、誰かのために行動する

 

「絶対に見返りが期待できない状況」を作り出すのは、簡単だ

 

完全に匿名で誰かのために行動すればいいのだ。

 

人生に幸運を呼び込むには、他人に幸運を送ればいい。

 

お金の問題で困っている人がいて、あなたに数万円の余裕が

あるのなら、その人の家にそっとお金を届ける。

 

匿名で他人に幸運を贈るとは、そういうことだ。

 

こうして誰かに幸運を届ければ、あなたの人生にも幸運が訪れ

る。

 

なぜそうなるかは、説明できないし、科学的な根拠もない

 

しかし、試しにやってみれば、この言葉が本当であることがわか

り、あなたはびっくりすることになるはずだ。

 

他人に贈る幸運とは、もちろんお金だけではない。

 

お金以外にも、匿名でプレゼントできるものは他にたくさんある

 

物は試しでやってみよう、他の人に幸運を届ければ、あなたにも

幸運が巡ってくる。

 

宇宙が自分の味方になったように感じられるはずだ。

 

 

 

 ☆☆  コーヒーブレイク  

 

ここで 酒のやど香西かおり

 

を聴いて、一息入れてください

 

https://www.youtube.com/watch?v=O9WHSYwP5-4

 

 

 

 

 

 

 

プラトンは、[思考とは、魂が魂自身に語りかけること]と定義し

ている。

 

本気で人生をよくしたいのなら、まず話さなければならない相

手は自分自身だ。

 

自分の問題について一番知っているのは自分、自分のスキル

や能力を一番よく知っているのも自分、自分のために親身にな

れるのも自身だ。

 

心理学では、よく[アファメーション(断言、または肯定)]というテ

クニックが推奨される。

 

たとえば、「毎朝、あらゆる面で私は成長している」というような

言葉を選び、その言葉を自分の中で何度も繰り返す。

 

アファメーションは、一定の効果があるといわれるが、私はア

ファメーションより、自分自身との会話のほうが効果的だと思う

 

アファメーションは、自分自身に催眠術をかけるようなものだが

、自分自身と議論すれば論理的に納得することが出来る。

 

自分自身との会話のためにナサニエル・ブランデンの毎朝自分

に二つの質問することを勧めている。

 

[自分の人生で、うまくいっていることは何か?]

[人生で、まだ達成していないことは何か?]

 

たいていの人は、自分自身に質問などしない。

 

自分の声を聞く代わりに、テレビを見たり、噂話をしたりして、他

人の言葉や思考で自分の頭を埋めている。

 

しかし、他人の言葉ばかり聞きながら、自分を変えるのは不可能

だ。

 

自分を変えるには、自分自身と会話し、自分で自分を説得しなけ

ればならない。

 

 

 

 ☆☆  コーヒーブレイク  

 

ここで とまり木夢灯り香西かおり

 

を聴いて、一息入れてください

 

https://www.youtube.com/watch?v=NnNyql1ZC9k

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チエスの世界選手権で、ボビー・フィッシャーは、対戦準備の為

に毎日水泳をしたという。

 

その理由は、試合が長丁場になれば、脳により多くの酸素を送

り込めるほうが優位に立てるからだ。

 

だからフィッシャーは、心肺機能を鍛えることで大一番に備えた

 

フィッシャーが勝利すると、多くの人はフィッシャーの精神力に驚

いた。

 

長時間の試合で、疲労の極に達するような場面でも、ウイットを

失わず、鋭い頭の回転も健在だった、鍵となったのは彼の呼吸

だった。

 

活発な脳は、不活発な身体に宿ることはできない。

 

この原則が、フィッシャーがチエス世界チャンピオンになった秘

密兵器だ。

 

呼吸と脳の関係についてジョージ・パットン将軍は次のように語

っている。

 

戦時においては、最大限脳の力を働かせる必要がある。

脳は活発に働けば働くほどいい、そのためには酸素が必

要だ。

 

たくさん呼吸をすれば、脳は活発に動き、モチベーションも

高めることが出来る

 

効果的なのは、ジョギングやウオーキングといった有酸素

運動だ。

 

ただ深呼吸するだけでもいい。

 

脳がリフレッシュして創造的な活動が活発になる

 

 

 

 ☆☆  コーヒーブレイク  

 

ここで Georgia-Boz Scaggs

 

を聴いて、一息入れてください

 

https://www.youtube.com/watch?v=wzfh7sLwYaw&list=PLrsbQkjm7ZKDNYYfBP2c7RJcFUN4ViKiS&index=2