プラトンは、[思考とは、魂が魂自身に語りかけること]と定義し
ている。
本気で人生をよくしたいのなら、まず話さなければならない相
手は自分自身だ。
自分の問題について一番知っているのは自分、自分のスキル
や能力を一番よく知っているのも自分、自分のために親身にな
れるのも自身だ。
心理学では、よく[アファメーション(断言、または肯定)]というテ
クニックが推奨される。
たとえば、「毎朝、あらゆる面で私は成長している」というような
言葉を選び、その言葉を自分の中で何度も繰り返す。
アファメーションは、一定の効果があるといわれるが、私はア
ファメーションより、自分自身との会話のほうが効果的だと思う
アファメーションは、自分自身に催眠術をかけるようなものだが
、自分自身と議論すれば論理的に納得することが出来る。
自分自身との会話のためにナサニエル・ブランデンの毎朝自分
に二つの質問することを勧めている。
[自分の人生で、うまくいっていることは何か?]
[人生で、まだ達成していないことは何か?]
たいていの人は、自分自身に質問などしない。
自分の声を聞く代わりに、テレビを見たり、噂話をしたりして、他
人の言葉や思考で自分の頭を埋めている。
しかし、他人の言葉ばかり聞きながら、自分を変えるのは不可能
だ。
自分を変えるには、自分自身と会話し、自分で自分を説得しなけ
ればならない。
☆☆ コーヒーブレイク ☆☆
ここで とまり木夢灯り–香西かおり
を聴いて、一息入れてください
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