一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書/日本史の教科書 | 奇跡の今日一日

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山岳ガイド宮崎薫ブログ

 

大学受験で世界史勉強してたときは個別の出来事や人名覚えるのに精いっぱいだった。

 

一般的な教科書は地域や年代がめまぐるしく変わるため全体像がなかなか掴みづらいけど、この本はヨーロッパ、中東、中国、インドの順にストーリーが展開して、大航海時代を経て4つの地域が出会って革命、帝国主義、現代へと流れていく構成なので分かりやすい。

 

年号を意図的に一切登場させてないのも物語に入り込みやすい。

 

面白い本だったので、続けて日本史もポチって通読。同じように政権担当者を主役にしてストーリーの流れを重視した構成でこちらもとても楽しく読めた。

 

今の学生はインターネットでどんな情報もすぐ調べられるし良書にも恵まれてて羨ましいけど、もし今の時代に学生だったとしても、ネットでいかがわしいサイト猿のように徘徊するだけで全く勉強しなかっただろう。その点、銀紙自動販売機の当時のほうが誘惑は少なかったか。