【日程】 2020年6月6日(土)
【天候】 曇り
【山域 山名】 多摩丘陵 小沢城趾(天神山)~ありがた山
【目的】 ハイキング
【CT】 京王よみうりランド駅(10:40)・・・穴澤天神社(10:50)・・・小沢城址(天神山)(11:00)・・・読売ジャイアンツ球場(11:10)・・・妙覚寺(11:25)・・・ありがた山(11:35)・・・京王よみうりランド駅(11:45)
多摩丘陵里山ハイク。京王よみうりランド駅から小沢城趾(天神山)を経て、無縁仏の墓石群が広がる多摩100山の一峰、ありがた山へありがたやありがたや〜。
まずは京王よみうりランド駅から穴澤天神社へ。
神社の境内奥に小沢城趾(天神山)へと上がる道がある。
小沢城址。
小沢城は多摩丘陵の先端に位置し、鎌倉道・矢野口(多摩川)の渡しを抑える交通の要衝。
度々、合戦の舞台となった多摩丘陵。小沢城から出陣した北条氏康が、北条領に侵攻した上杉朝興を迎え討つ小沢原の戦いに名を残す城。
小沢城址には多摩自然遊歩道が走っていて、読売ジャイアンツ球場側へと出る。
ジャイアンツ球場では選手らが練習中。早くプロ野球も普通に観戦できる世の中となりますように。
巨人への道をいったん下って、次はありがた山を目指す。
よみうりランド通りを渡って南山東部土地区画整理事業開発地区の看板が出てる通りに入る。
ありがた山方面を望む。
あじさいの咲く臨済宗の寺、妙覚寺へ。
この妙覚寺の右手の小径に入って、墓地を登り詰めたその先がありがた山。
関東大震災後、都内駒込周辺の廃寺などに放置されていた無縁仏を、日徳海という団体の人々が1つ1つこの地に運んで、ありがた山の墓石群が誕生したらしい。
妙覚寺の好意により、妙覚寺墓地の上の山林が供養の場所になった。
無縁仏の墓石を運ぶときに、「ありがたや、ありがたや」と唱えたことからありがた山の名称が生まれたと伝えられている。
しかし、ありがた山は、南山東部土地区画整理事業による絶賛宅地開発中。山頂部はなんとか保存してほしいな。
こうやって多摩丘陵の山がどんどんなくなっていくのは全然ありがたくない。