皆々様、アンニョンハセヨ
ウォッチングした韓国映画の記事をあげるために
1月いっぱいまで禁酒中のいとっぺです
🍺飲んでしまうと
しんどくなるか
眠くなるか
訳がわからなくなるか
とにかくブログ書けないから〜
なのについつい忘れて
映画館で普通にお酒頼みそうになる
危ない危ない💦
でもこの作品を上映した映画館には
自動販売機しかないので安心(?)でした
ひかり探して
原題:私が死んだ日
いつものように細かいことは
公式サイトでどうぞ
ネタバレはいたしませんよ
ヘス姐さん
キャロルオンニからいただきました
コマウォヨ、オンニ💜
えーあらためまして
ヘス姐さんとジョンウンオンニ
の共演で話題に
監督は女性で初の長編デビューのパク・チワン監督🎬
と書いたら最近やたらと同じフレーズを聴きますね👂
「はちどり」のキム・ボラ監督
「声もなく」のホン・ウィジョン監督
も女性で長編デビュー
しかもキム・ボラは81年、パク・チワン、ホン・ヴィジョンは82年生まれ
彼女たちはキムジヨン世代なんです
韓国は男性優位社会と言われますけど
なんやかんや言いながらも
才能ある人が活躍できる場があることが
素晴らしいと思います👏
さて作品ですが
題名
私が死んだ日→ひかり探して
全然違いますね
でも私の解釈では同じです
「ただ悪より救いたまえ」でも書いたのですけど私は死と生とは同じという考え
全ては陰陽が一体と思っています
なんの思想かはさっぱりわからないですけど
全てのことには表と裏が見えるから
なので"死んだ日"はすなわち"生まれた日"となります
「ひかり探して」は
「私が死んだ日」から始まるお話
物語は女性刑事が
自殺したといわれる少女を調べていくうちに
少女の辛い状況が明らかになっていく
女性刑事の自分とあまりに重なることが多く
調べていけばいくほど
どこに希望があるのか❓
あるのは絶望だけではないのか❓
と辛くなっていきます
絶望ばかりの中で
果たして女性刑事は
"ひかり"を見つけることが
できるのだろうか
ということにしておきましょう
この平凡ともいえる
ひかり探して
という題名はこの作品をうまく表している題名だとわたしは思っております
出演者は
キム・ヘス姐さんとイ・ジョンウンオンニしか知らなかったのですけど
このお方も出てきて驚き
キム・ソヨンさん
役の上でヘス姐にズケズケモノを言えるのは
この人かラ・ミランさんくらいじゃない❓
ただ今回は役柄のオーバーな感じがちょっと作品全体から浮いていた氣がしたのも付け加えておきますよ
作品のトーンはほぼ重いんですよ
そしてあんまり色彩もないし
淡々とすすんでいくので
危うく寝そうになりました
女性刑事(ヘス姐さん)の事件も少女の事件も少しわかりづらくてん?ん?となりながら睡魔と闘うシーン(自分)もあったのですが
なんか細かいことは
よくわからなくても
ラストは爽やかでございまして
あーなんだかよかったなぁ
なんて
すっかり触れ忘れてましたが
この方の安定感はハンパなかったです
公式サイトに「聾唖者」と紹介されてましたが
違います
「聾唖」(ろうあ)は耳が聞こえないため話せない人を指しますが
この役は"(農薬飲んで?)喉が焼けてしゃべれなくなった"という設定です
そういえば
「声もなく」のユ・アイン演じる青年も
聞こえてはいるけど話せない設定でした
ほぼ同じような時期に同じ歳の監督のキー🗝となる役が同じような設定というのも面白いですね
しゃべれない彼女には一体どんな謎があるのかそれも楽しみに観ていただきたい映画です
劇中のセリフについて触れます↓
しゃべれない彼女が必死で伝える言葉
「自分を助けられるのは自分だけ」
性別に関わらず
人は皆、自律・自立して生きていこう
と思った時
闇から抜け出せるんだ
と感じたセリフでした
なんか「生きる」って
覚悟ひとつで変わるんだな
ある方が
「何度でも覚悟しなさい」
と話していました
何度でも腹をくくって生きていける
そんなこともふとよぎる作品でした
次回はしごシネマのラスト作品を紹介いたします