大林宣彦監督の「転校生」
スクリーンは10年くらい遠ざかってますけど
私の大好き❤公共の敵の悪役もされたイ・ソンジェさん





大大大好きです

体が入れ替わるお話

これドラマや映画で題材になること多いですよね

新しいとこだと「君の名は。」もそうですよね

そんな「入れ替わり」モノの映画が今回ご紹介する映画🎬
まず予告編をみたとき
「このぶっさいくな男の人が主人公かぁ、俳優さん誰なんだろう
」

と調べたらこの方でした
イ・ソンジェさんです
キム・ギドクの新作「人間の時間」に出ていました〜
ドラマはボチボチ出ているようです

イ・ソンジェさんとこの方似てますよね?
ドラマの方が多いかな?ちょくちょくお見かけする

キャー‼️ドクターキムサブー👨⚕️
私の大好き❤公共の敵の悪役もされたイ・ソンジェさん
原題:同じ 韓国公開2004年
これだけで観てみたくなりました

こちらの映画"入れ替わり"ものの中でもとってもよくできてましてね

入れ替わるのはこちらと
醜男ソッキの猫背ぶり、立ち居振る舞いがイケてなさすぎて釘付けでみちゃいました
この2人
"シン・ソッキ"
同姓同名、生年月日一緒、職業が弁護士というのも同じ
なんですけど
生活レベルは雲泥の差

イケてるシン・ソッキは大企業のお抱えエリート弁護士
醜男のシン・ソッキはド貧乏な虚弱国選弁護士
この2人が入れ替わり、イケてるソッキは意識不明の昏睡状態になります

醜男のソッキは身体は虚弱で思うように動かないわ、お金はないわ、しょっちゅう腹はくだすわ…もう全然どうしようもない

でも醜男のソッキはお金はないけど温かい人たちに囲まれてるんです

かたや昏睡イケてるソッキのとこには見舞いに来る人すらいない…
でもイケ弁ソッキに一方的に恋して酷い扱いを受けたソ・ジニョンだけ見舞いにくるんです

そのジニョンと醜男となったソッキのラブストーリー❤️なんですけど
ラストの選択が素敵で✨
観られるなら是非見てほしい作品でネタバレはしないようにしておきますが🤫
心温まるんですよ〜

最近の不倫話なんて別世界の話です

この映画はラブコメディなので笑いどころもたくさんあるのですけどほとんどが下(トイレ系)ネタ、汚ネタ

なんでほとんどがクスクス
くらいなんですけど私的に大爆笑したのが

部屋に訪れたソ・ジニョンにコーヒー☕️を出そうとしたら無かったもんでソッキは隣のコソ泥に借りに行くんですコーヒー☕️を
そうしたところが
映像ないのでイメージでお借りしました





韓国では若い女性がコーヒーを配達そして接客する風俗?がありまして

わかりやすくいうとノンアルコールの出張キャバクラでしょうか

有名な映画でいうと
「ユア・マイ・サンシャイン」のチョン・ドヨンがタバンアガッシでしたね

話が逸れましたがインスタントコーヒーを借りに行ったのにタバンコーヒーと勘違いして女の子付のコーヒーがやってきたという…
説明すると面白くもなんともなくて歯痒いです(TT)
そしてなまくら式映画のみかたとして「時代」を探りますが
このタバンアガッシ文化も今は無いと思われるのですけど588もなくなってるしなぁ でもユリバンはまだちょっと残ってるっぽい
2004年頃というとやっぱり外せないIMFというわけで
財閥解体、再編ということを活発に行っていた時期なんです

イケソッキは企業のM&Aとか担当してました
企業の合併で不当な人員整理をされたソ・ジニョンは復職を裁判で闘います

解雇されたら就職するのは至難の時代

今もあまり変わらないか…
というわけで企業との闘いもストーリーの重要なファクターです

「時代」とは関係ないですけどイ・ソンジェさんの醜男ぶり
にも意味があると思います。

韓国は「整形大国」ですからね、見た目外見を重視してます

そんな環境の中、醜男ソッキはどうするのか⁉️はたまた恋の行方はどうなるのか⁉️
そしてソッキの選択は「韓国」への答えになってるんじゃないかなぁと勝手に思っております

「シンソッキ・ブルース」
とってもいい作品でいろんな方に見てほしいのですけど

ソウル観客基準の観覧数が82,348人
輝国山人さんHPより引用しております

よくわからないけどソウルだけの動員数ってことだよね

あまりに少な過ぎる…
たしかにこれも派手さは全くないけど胸張ってオススメできるんだけどなぁ…おっかしいな…

なんとも数字が納得できないなまくらなのでした
