さて、自分の病気についてつらつらと前回まで書いてしまいましたが、障害年金について書いていこうと思っています。

 

私たち社労士の中でも、障害年金を扱っている社労士というのは、少ないです。すべての社労士の中でも5パーセントくらい。

かなり少ない。他の社労士は企業相手の社労士と思っていいです。

 

ちなみにうちの事務所は労務という企業相手のBtoBの仕事も扱うし、障害年金というBtoCの仕事も専門性をもって取り組んでいるという自負はあります。ちなみに労務と年金両方やっている事務所は相当少ないかと思います。

 

なぜ2つやっているのか、というと、この2つは確かに違うものではあるのですが、うちの事務所に関しては、会社相手の労務もやっているので、一度でも働いたことがある人たちの気持ちや、会社の対応も踏まえることができる、という利があると思っているからです。

 

 

障害年金の申請は、勿論、自分でもできはします。

が、自分で申立書をかかなければいけなかったり、初診日がわかりづらかったら初診日やその近辺の病状を探っていかなければいけなかったり、わりと煩雑なのです。

だから専門家に依頼する。自分で申請できる方はご自身で申請されたほうが、勿論専門家に払う報酬はないですから得というか、そちらのほうがご本人にとってはよくはあるのです。

 

というか、そもそも論ですが、「障害年金」という制度をご存じない方は多いのです。

先の投稿でも記載したとおり、私自身、入院していた24歳のときにこの制度を知っていたら、ひょっとしたら障害年金を申請できたかもしれないほど重症ではありました。

 

 

普及されていないのは、やはり国自体の普及が遅れていると感じるのと、我々社労士や、行政の告知不足感もあるのかなあ、なんて考えてしまいます。