私が社労士の資格を意識したのは実は結構前の話です。

 

私は24歳のときにリンパの大病をして、半年間大学病院で入院していました。

その時は、「悪性リンパ腫」つまりリンパの癌かもしれないともいわれ、若かったのもあり人生絶望しました。

 

大学病院に半年入院するくらいって割と大病だからこそで、実際、肺炎を併発して、一度危篤になったりしました。ちなみによくいう三途の川っていうのは私はみなかったですね。両親が夜中の三時に病院に呼び出され、お嬢さんはあと30分このままだと、管を通して植物人間状態になるので覚悟してください、といわれたようです。

40度の高熱が続き、薬も口から飲めず座薬。いつのまにか意識が遠のいて、意識不明の重体になったのですが、ダメ元かなんかで「ステロイド剤」を大量投与して、なんとかそれが奇跡的にききまして、それから一気に回復。(そんなこともあるんですねー)

 

病名は結局「壊死性リンパ節炎」と名付けられまして、その壊死性リンパ節炎の中では、世界最高に悪い症例だったということで、そのときはカンファレンスで医学会で発表されたほどでした。

 

 

そんな苦しい思いを自らしたということもあり、昔からどこかで「人のためになる仕事」をしたい、と切望していたのです。

 

まあ、退院して社会復帰したあとはしばらくリハビリ的に営業事務のアルバイトをしたり、体力回復したあとの仕事では社員として事務や営業をさせてもらえたり。

 

 

でも、夫の転勤といった転機もあり、いよいよ自分自身のやりたいことや夢に向き合ってもいいかな、と思い、社労士資格を勉強して二年で取得しました。

 

この資格は、まわりの人がハッピーな気持ちになるように有効活用したいな、と思ったものです。