涸沢カールで日本一の紅葉を見たいゾ(北穂高岳登頂)
2023年10月11日(水)
登山第1日目は上高地から涸沢カールまで歩きました。
テント場で、ワイン飲んで、夜空でも眺めたいと思ったのですが、ジッとしていると体の芯からガクガクと震えがくるほどの極寒でして、寝袋に潜り込み、テントから頭だけ出してワインをチビリ。
ダウン上下を着こみホッカイロをお腹と背中と両足のつま先に貼り付けて来たる極寒に備え、早々に就寝しました。
2023年10月12日(木)
登山2日目は朝5時半起床。なんか冷たいなーとテントの内側を触ってみたら、テントが固まっている!なんと、テント内側の結露がバッキバキに凍っていたのです。私たち、氷点下の中で寝てたのね・・・。
テン泊、過酷!(≧△≦)
寒さにガクブル震えながらモルゲンロートの出現を待つかおりポン。寒すぎてテントから出られないッ!
モルゲン、キタ――(゚∀゚)――!
今年もモルゲンロートを拝むことができました。ありがたいことです( ^ω^)
先週末に雪が降ったので、当初計画していた北穂高岳登頂は諦め、今日は涸沢カール周辺を散策しようと思っていたのですが・・・。
出典:北穂岳小屋インスタグラム(10月7日)
週明け以降の晴天により山頂の雪がほとんど溶けて、アイゼン無しでも北穂高岳に登ることができるとの情報を得たので、思い切って登ることにしました。いちおうチェーンスパイクも持参。今回挑戦するのは南稜ルートです。
かおりポンがストックで指している山がこれから登る北穂高岳です。
AM8:30 涸沢小屋脇の登山口から登山開始!
振り返ると涸沢のテントサイトが小さく見えます。
クロユリスラブ。絶壁!
でも、楽しい
AM10:00 南陵取付点のクサリ場に到着。
岩の窪みを足場にすれば、クサリ使わずとも安全に登ることができます。
7mほどのハシゴ場。
ハシゴ場をクリアすると展望が開けます。
岩場の稜線歩き。楽しいな♪
あの尖がったところに向かってGO!
少しだけ雪が残っています。
北稜分岐点。ゴールはすぐそこです!
松ナミのコル。大迫力!
AM11:30 北穂高岳(標高3106m)登頂!
滝谷かな?頂上に人が立っています!
険しく崩れやすい岩が多いことから「鳥も通わぬ滝谷」と言われているそうな。奥にジャンダルムも見えますね~!!
山頂直下の北穂高小屋。穂高岳で最も標高の高い山小屋だそうです。
醤油ラーメンをいただきました。スープはショウガが効いていて絶妙に美味い。麺もモチモチです!
南陵取付点のクサリ場は、登りより下りの方が怖かった・・・
PM2:35 涸沢小屋まで下山して勝利の祝杯をあげました!
好天に恵まれ、北穂高岳を登頂することができました。達成感ハンパねぇ!
(続く)