おはようございます!
去年から揉めに揉めていた社員さんの退職問題が片付いたので
少しほっとしたかおりん社労士です。
簡単に説明すると
退職したいと申し出があった社員さんがいたのですが
会社としてはどうしても辞めてもらいたくない!
ので辞めさせないために嫌がらせをしたいが
どうしたらいいのか?
という^^;
会社側だけの言い分を聞くのもフェアではないので
一応、社員さんにも事情を聞いてみると
不満がそれなりにあったようで
もう次の職場も決めていて
決定事項としての退職届だったようです。
社員さんが退職するとなると
大切な人であればあるほど、失恋にも似た切なさがこみあげてくるのですが
「可愛さ余って憎さ百倍」
となることもあるようで、上記の
「辞めさせないための嫌がらせ」
につながってくると思うのですが
気持ちはわかります。
ところで、道に倒れて誰かの名を呼び続けた事がありますか?
私はあります! ←彼氏に振られた時。
もう、彼は私に冷め切っていました。
私がどれだけ追いすがっても
「きもい。」
の一言ですよ。
追えば逃げる、恋も社員も・・・(←遠い目)
一般的に正社員の退職については
民法627条1項に該当するケースが多いのですが
どういった内容かというと
「働く期間を定めなかったときは、雇い主と労働者は、
いつでも解約の申し入れをすることができる。
この場合には、解約の申し入れをした後2週間が過ぎると
当然に契約は終了する」
といったものです。
終わっちゃうのです。
二人の恋は・・・(違うだろ)
まあ、なんですな。
何が言いたいかというと
辞めたいと思ってしまった社員さんの気持ちが固い場合
その気持ちを尊重してあげるのが、やはり良いと思います。
(勿論、引継義務については
就業規則に規定してある通りで納得していただきました。)
社長だっていやでしょ?
冷め切った彼女に別れ話をしたら
「別れたくない!!き~~~~
ストーカーしてやる!!
損害賠償も請求してやる!!
(奥さんにもばらしてやる!) 」
とかなんとか、めんどくさい女は。
別れ際に物足りないくらいの女性の方が、
いい思い出になったりするものです。(しみじみ)
社労士として、嫌がらせのやり方を知らないわけではありませんが
それをしてしまうと、狭い町。
長い目で見ると社長のためには決してならないと思います。
今回の社員さんの不満点を
最後のラブレターだと受け止め
より魅力的な職場づくりの参考にすれば
かならずピカピカの職場になるはずです!!
会社を守るためには、労働者を守ることも大切だと思うかおりん社労士です。
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