こないだ、
というお話を書いたんですけど
そういう時、
私自身は何を考えるかというと
私は何を見せてもらってるんだろう？です。
例えばね、
自分の友達や家族が宗教に入り
熱心に活動している。
本人はやる気満々？だけど
側から見てると、
人が変わったように見えてこちらは困惑する
という場合でも
大丈夫かな？と一瞬思ったとしても
その次には
その友達（家族）は
自分に何を見せてくれてるんだろう
って考えると思います。
人が変わったように振る舞う相手を見て、
これはいったい私に何を見せてくれてるんだろう？
と思う。
相手やその人が繰り広げている事象は
自分に何かを見せてくれている。
だから、相手に対して
どうのこうのというよりは
見せてもらっているものを自分が
受け取ればいいかなって思います。
良い悪いとかじゃなくて
自分の目の前で起こっている事象の
その奥にあるもの、意味するものはなんだろう
宗教にハマる人間の姿
じゃなくて
なぜそうなったんだろう？
何が人をそうさせるのか
とか
色々と学ぶところはあって
その人が見せてくれていることって
目に見えない重要なメッセージを含んでいるんじゃないかって思います。
もしかしたら相手は
私自身ができないことや
やらないことをしてくれていて
教師の役やメッセンジャーという役割を担ってくれているのかも知れない。
以前ね、
知人がこんなことを言ったんです。
その人の職場で
もう定年まであとわずかの男性職員がいて
言葉は悪いけど、
その人は
うだつの上がらない、
あまり仕事ができないタイプだったようで
私の知人もあまりいい印象はなかったよう。
だけどある日、
その人が何かヘマをやらかした時だったかな
上司に呼ばれて叱責を受けたあと
持ち場に戻るその人の後ろ姿を見た時、
俺の姿をよく見ておけ
って、声にならない声が
聞こえたんだそう。
私の知人は
びっくりしつつも
もしかしたら
その人は自分も含め、
周りの人間に
何かを見せるために
教えてくれるために
あえてその役をやってるんじゃないか
と思ったんだそうです。
そんな視点で見ると
この世界の全ての出来事は奥深いです。
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