深川不動と目黒不動 | dahlia/ココロのお天気 Life is still beautiful

今月に入って、深川不動(門前仲町)

目黒不動に行ってきました。

 

今回はこのお不動さんについてレポートしたいのですが、

その前に一つ、お経について言いたいことがある。

 

母親と叔母が亡くなってから、

法要でお経を聞く機会が増えたのだけど、

最近の若いお坊さんは、お経が下手な人が多い。

(うちのお寺だけかしら)

 

下手すぎる。

素人でもわかるくらい、お経に力がない。

 

お経にもリズム、声の出し方、

ブレス(息継ぎ)の入れどころ、色々ポイントがあるのでしょう、

同じお経でも人によって聞こえ方が全く違う。

 

同じ寺でも毎回唱える人が違うので

聞いてる方も、だんだん耳が肥えてくる。

 

素人の私でもわかるくらい、下手な人に

当たってしまうと、がっかりする。

 

あんた、お経ナメてんじゃないわよ!!

 

と、怒って椅子から立ち上がりたいところを

必死に堪えて「今日はハズレ」と思うのだ。

 

檀家と寺の関係はこれまた不思議なもので

「お寺さんには逆らえない」という

暗黙のルールみたいなのが存在する

と思うのは私の気のせいなんだろうか。

 

檀家はどうも立場が弱い。

 

故人を人質に取られて、

寺に逆らうと供養してもらえないとでも思うのか、

先祖代々続く不思議な力関係が存在する。

 

こちらとしてはお坊さんを尊敬したいのだけれど

如何せん、お経がド下手すぎると、

何を敬えばいいのか、よくわからなくなる。

 

頼むから、もうちょっと練習してくださいよ。

 

声には出さず、

心の中だけでお願いする弱気な檀家なのである。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、

深川不動(門前仲町)では護摩行を日々行なっています。

(HPトップ写真、こんな感じ)

 

時間になると、

お坊さんがズラズラと出てまいりまして

火を焚べ、お経に合わせて大きな太鼓を打ち鳴らします。

 

これがなかなか立派で、すごい迫力!

 

太鼓の音というのは邪をはらい、魔除けにもなりますので

新年を迎える前に、日頃の汚れを祓いたい方は是非。

 

有名なお寺だけあって、

日頃、参拝者が多いのでしょうね、

お堂も立派で階段席もあります。

 

こちらでは写経もできるし、

仏像も色々展示されていて

お寺なんだけれど、初めて行くと

テーマパークに来てるような気分になります。

 

ちなみに私は護摩行がかっこよくて

一日で2回参加しました。

 

下手なライブに行くより護摩行!

おすすめです。

 

 

その一方、目黒不動尊の方はというと

こちらもなかなか立派なお寺さんで

龍族、修行系の人が好みそうな雰囲気を醸し出してます。

 

私としては、正面階段を上がって

お不動さんに5色のテープ(ひも)がつながっている絵馬、

これを手に挟んでお願いをするというのが好きです。

 

やってみると、ハートのところでエネルギーがぐわぐわと動きます。

楽しいです。

 

潔癖症の人は直に触るの、嫌かもしれませんが

やってない人も多かったので、勿体無いなぁと思いました。

 

こちらのお堂の裏、

お不動さんのちょうど背面に当たる場所に

大日如来(像)さまがいます。

 

これまた大きくて立派な像で、その後ろに地主神が鎮座しています。

この位置が大事かと思います。

 

次に続きます

 

 

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