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問題のある家庭内や人間関係を円滑に機能させようとした場合、
ここに新たな役割を担う人物が登場します。
それが救済者です。
みなさんの家庭で
これ↓に当てはまるようなことはなかったか、チェックしてみてください
例えば、
A
忙しさから、家庭をあまり顧みない父(迫害者)
寂しさを募らせる母(被害者)
母のこころのよりどころとなる子供(救済者/良い人であろうとする)
B
父の文句ばかりを言う母(迫害者)
家庭内に居場所のない父(被害者)
両親の仲をなんとか取り持とうとする子供(救済者)
C
厳格な父(迫害者)
父に逆らえない母(被害者)
同じく寡黙な子供(この場合、子供も被害者でありつつ、母親の味方でもある場合、救済者となりえます)
このように3つの関係性のトライアングルができあがります。
迫害者、被害者、そして救済者。
まるで3者の相関関係がトライアングルのようになっている
この関係を『三角形のドラマ』と称しています。
この関係は罪悪感と非難に基づいています。
この機能不全の関係も下記のようにグルグル変化したりもします。
例えば
A
母→寂しさから他の男性の元に行ってしまった(被害者→父と子供を捨てた迫害者)
取り残された父(迫害者→捨てられた被害者orその事で母を責める迫害者)
そして子供(救済者→残された被害者、父や母をかばう救済者、父を憎み責めれば迫害者)
B
寂しいあまり、父が「もうやっていけない」と家を出てしまう(被害者→残された家族に取って迫害者)
残された母は(迫害者→被害者)、子供に泣きついたり、父親の悪口を言ったり
子供は救済者もしくは、母親の不満をぶつけられる被害者にもなってしまいます。
Cでは仮に
幼少期には大人しかった子供(被害者)が
思春期を迎え、身体の成長も進み
それまでの怒りが爆発! 家庭内暴力発生となると
子供は親に取っては迫害者ともなりえるます。
悲しむ母を父親が慰めたり、子供を更生させる立場になれば父=救済者にもなりえますが
『お前の育て方が悪い』と言えば、父もまた被害者の仮面をつけた迫害者です。
このように機能不全の人間関係では
3つの役割を交互にやってたりします。
ここでは傷ついたインナーチャイルドを抱えてしまう原因となりやすい
判りやすい例で例えましたが
みなさんの家庭や今の人間関係で
なにかしらこれに当てはまるようなことはないでしょうか?
もしあれば、自分は何の役割をしていたでしょう?
思い出してみてくださいね
それが、あなたの『窮屈さ』から抜け出すきっかけとなるかも!です
次回はこの続きです

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