今日は私の短大時代のお友達についての話です。
私は自分とは洋服の好みも趣味も違う友達が多いのですが
短大の時の友達がこれまた最高に面白い人でした。
彼女は
かなりの箱入り娘で超真面目

好きな音楽はもちろんクラシック

かなりの奥手で
高校時代のあだ名は教授

そしてキムタク全盛期に私に放った質問が
『木村拓哉サンって方はそんなに人気があるの?』
です

お嬢の箱に入りすぎて、テレビも見ないので
キムタクって存在を知らなかったんですよね

私と言えば、バンドやってて聞くのもやるのもロックだったし
言ってみれば自分とは真反対にいるようなタイプの違う友達でした
で、お互いの趣味はぜーんぜん合わないし (;^_^A
彼女は私の事を『理解できない生き物』
だと思ってたハズ

でもお互い全然違うので逆におもしろかったし
彼女は私の心に残る言葉をいくつか残してくれました。
まず、女子トークの定番
では彼女は結婚するなら『尊敬できる人がいい』
その理由は『愛は何年かで冷めてしまうかもしれないけど
尊敬っていうのは残ると思うから』
です。
当時の18歳にしては結構しっかりしたお答え。
さすが教授!良い事言います

それを聞いて、私は、なーるほど
確かに一理ある
と思ったのでした。その次に心に残る名言は
彼女が私のバンドのライブを見に来てくれた時でした。
私が歌うのはロックだし、
とーぜん彼女の耳
には全く合いませんが
来てくれたんですよね。
で、終わった後に言ってくれたのが、
私は声楽とか聴いたりしてるから
わかるけど
あんた、声質は悪くないと思うから頑張りなさいよ

でした。
ちなみに彼女はお世辞というのを一切言いません。
むしろ辛辣で激辛です

その彼女が言ってくれたこの言葉は
元々自分の声にコンプレックスがあった私に取って
支えとなる一言でした。
その後も音楽をやり続けてる中で
自信を無くしそうになっては、この言葉を思い出してました
そして卒業後、彼女は就職、
一方の私は内定を蹴ってバイトの身
(詳しくは前回参照)
。で、
それから2、3年経ったある時、
彼女と再会したんですよね
その時、彼女は会社を辞めて
再度勉強するために大学院に進んでいました。
お茶しながら
彼女は私に言いました。
「最初、あんたが就職辞めた時は正直全然理解できなかったけどさ、
私ももう一度大学院に行こうと決めた時
分かったんだよね。
あんたは私たちより先に
自分のやりたい事をみつけただけなんだよね」
内定を蹴った時、
親も友達も
全く私の行動に賛同してくれる人はおらず

「え
あんた正気?バカじゃないの?」
みたいな感じで、、、
まぁ、一部上場の大手企業に就職、を辞めたワケで
当然の反応、かも知れませんが
彼女がボソッとそう言ってくれたのは
なんだかとっても嬉しかったんですよね


それから月日も流れまったく疎遠になってしまいましたが
彼女が私に残してくれた言葉は今でも私の心に残る宝
です。言った本人は全く覚えてないと思うけど
私は、今でも彼女に感謝
しています。少ない言葉で核心を述べる
言葉は大事に使いたいものですね

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