弱さを見せるのはダメなこと?



今日もご訪問いただきありがとうございます。


死別シングルマザーのまえそばかおりです。


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今日は「弱さを見せることってダメなこと?」

をテーマに綴りたいと思います。


主人が病気になり

私も家族も精神的に崩れていたとき、

やはり、私は母親だから

子どもたちの前では強くいなきゃいけない!

辛いよ、、、って口に出してはいけない!

泣いてはいけない!って

しばらくずーっと思っていました。


毎日、なるべく笑顔で

主人のためにも家族のためにも

精一杯しなきゃ!って

頑張っていた糸があるとき

プツッと切れてしまいました。


なんか、ほんと辛い、、、

主人は抗がん剤を頑張っていてくれたため、

元気な細胞まで壊して、体調がすぐれないことも多々あって。

日によって体調も全然違ったりして。

主人が調子が良くない日は

私もなんか調子が良くない。

そんな日はメンタルも弱ってしまって

主人が一言、

私と二人きりのときに

俺らの子どもで生まれてきて

子どもたちに申し訳ないな、って言った

ことがあって。


そっか、、、

子どもたちの親が私たちじゃなければ

もっと、楽しい思いをさせてあげられたり

不安な思いをさせなくて済んだのにって思ったら、


もう、いてもたってもいられなくなって、


子どもたちの前で(主人がいないときに)

「私たちが親じゃなかったら

もっと幸せだったのに、ごめんね」って

謝ってしまいました。


そのとき、娘は

「ううん。そんなことないよ。大丈夫。」と

気を遣ってくれたのかな、優しい言葉で

返してくれました。


小4だった息子は

何にも言わずに紙に描いた一枚の絵を

渡してくれました。

それがこれです。(オモテとウラに描いてくれて)





(今でも大切な宝物で、タンスにしまってあります、、、)


もう見た瞬間、涙腺崩壊、、、


子どもなのに

私よりよっぽど大人だ、、、


子どもだ、と思っていたけど、

私、一人で頑張らなくていいんだ、

もっと子どもたちにも頼って、助けて!って

言っていいのかも。

そんなふうに思わせてくれる瞬間でした。


大人が弱さを見せない、

親だから見せてはいけない、って

誰が決めた??

誰でもないよね。

私が今までの体験や経験で刷り込まれてきたこと。価値観。


正しい、正しくないではなくて、

辛いときに辛い、

助けてほしいときに助けてほしい、と

相手に伝えること、お願いすることって

大切なことだと思います。


子どもたちもそうして大人になっていって


本当に困ったときに助けてほしい、って

周りの人にお願いできる勇気をもってほしい。


そして、そこで助けてもらったことを

今度は恩返し、恩送りで伝えていって

優しい気持ちを循環させていくこと


これがみんなが幸せになる秘訣かな

と思います。


今日もここまでお付き合いくださって

ありがとうございました!