大切なことは、
「親しくなればノーセールスで売れる」
ということです。
だから、
お客さまと友達になった方が得です。
そして喜ばれます。
小難しい理論の説得術を
身につけるのではなく、
たくさんのお客さまと
親しくなる方法を学ぶのです。
お客さまとの信頼関係があれば、
大手には絶対に負けません。
地元のライバルにも負けません。
友達になったお客さまは、
皆あなたにリフォームを
お願いするようになります。
「お客さまと友達になるなんて、
かったるいな……」
確かにそう感じると思います。
しかし、友達になる方法が
かったるく面倒なものならば、
私もやりません。
私は40を過ぎたおじさんなので、
お友達ごっこをしてる暇はありません。
重要なのは、システマチックに
親しくなることです。
長話をしたり、気を使ったりせずに、
初めて会った時には、すでに親友です。
「ニュースレター」というものを
お客さまに届けるのです。
ニュースレターとはどのようなものか
といえば、
あなたやスタッフの近況(ニュース)を
書いた手紙です。
だから、ニュースレターと呼んでいます。
「そんなものをお客さまが読むの
だろうか?」
そう思われるかもしれません。
ところがちゃんと読むのです。
以前、私はニュースレターに、
自分がラーメン好きであることを
書いたことがあります。
すると、見学会に行ってくるお客さまが
「社長さんは、地元のどこのラーメン屋に
入ってるんですか?」
などと聞いてくるのです。
こんなお客さまが1人や2人ではないのです。
ふと立ち寄ったラーメン屋でも
「やっぱりラーメンが好きなんですね」
と知らない人から
声をかけられたことがあります。
いかに私のニュースレターを
多くの人が読んでいるかということです。
他人と親しくなりたければ
自分のことを打ち明ける。
自分のことを知ってもらえれば、
相手は必ずこちらに興味を持ちます。
これは、自己満足でやっているわけでも、
お客さまの周りでダンスを
踊っているわけでもありません。
自分のことを打ち明けると言っても、
難しく考えなくてもいいです。
最近感じたこと、趣味について、
家族のこと、会社のこと、
仕事に対する自分の考え方、
スタッフのこと、何でもいいのです。
それでは、また。
かおり木工房
代表取締役宗野太輔